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【2018最新】100万部以上売れた赤ちゃんの絵本17選&読み聞かせの効果を徹底紹介!

【2018最新】100万部以上売れた赤ちゃんの絵本17選&読み聞かせの効果を徹底紹介!

2018年5月7日 公開

絵本の読み聞かせがいいという話はよく聞くと思います。でも、本当に赤ちゃんにも必要なの?実際にどんな効果があるの?そんな疑問にお答え。発行部数100万部以上のベストセラー赤ちゃん絵本のランキングもご紹介します!

赤ちゃんの絵本デビューはいつから?

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答えは、いつからでもOK。妊娠中から胎教として絵本を読み聞かせるママもいるほどですから、新生児からでも早すぎることはありません。ただし、ここで注意したいことがひとつ。0歳の赤ちゃんは、視力が未発達でよく見えていないこともあります。できるだけ、はっきりした色・絵の絵本を選んであげましょう。大きくなるにつれて、優しい色合いの本や、ストーリーのある本も楽しめるようになってきます。

ブックスタートを知っていますか?

0歳児健診などの際に絵本をプレゼントする活動。赤ちゃんとママの絵本の読み聞かせの体験もお届けしたいという趣旨で行われているものです。現在、全国の1000を超える市区町村で、自治体の事業として取り組まれています。あなたのお住まいの地域にもあるかもしれませんね。

絵本はどうして赤ちゃんにおすすめなの?

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赤ちゃんに絵本がおすすめな理由はたくさんありますが、絵本は読み聞かせができる、ことが最大の利点。生活の中でいつでも好きなタイミングで取り入れられ、何度も繰り返すこともできます。月齢の低い赤ちゃんにとっては、絵本はおもちゃの一種なので、読み聞かせの途中でも、自分でめくりたがったり、投げたり、ときには破ってしまうこともあります。はじめはなかなか最後まで読み切れなくても、根気強く続けてください。繰り返していくうちに、読み聞かせに慣れてきますよ。

絵本の読み聞かせにはどんな効果が?

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読み聞かせは学習にも役立ちます。入学前に読み聞かせをしてもらった子供は、してもらわなかった子供にくらべ、読書に対する興味や授業を楽しむ姿勢に、大きな差が出たという報告もあるそうです。そしてさらに、読み聞かせは脳の成長にも。2015年、アメリカの小児科の研究で、幼児期の読み聞かせによって左脳の働きが活発になるという報告がされているそうです。少し、引用してみましょう。
(CNN) 両親が子どもに読み聞かせをする時、行動や学業成績だけでなく脳の活動にまで変化が現われる――そんな調査結果を米シンシナティ小児病院らの研究チームがこのほど、米小児科専門誌ペディアトリクスに発表した。
読み聞かせが、神経細胞の成長と接続を促することにつながり、ひいては、将来の読解能力にプラスになると報告されているそうです。
読み聞かせが、赤ちゃんの脳の発達にも役立つかも。そう聞くと、読み聞かせをするモチベーションが上がりませんか?赤ちゃんへの読み聞かせが、将来の学習などに役立ってくれたらうれしいですね!

赤ちゃんのための絵本の選び方って?

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では実際に、どうやって絵本を選んだらいいの?書店にはたくさんの絵本があって迷ってしまいますよね。ひとつの目安は、発行部数。たくさん発行された絵本は、それだけ多くの方に選ばれ、愛されてきたという証になります。これからご紹介する「ミリオンぶっく」は、出版取次大手のトーハンが累計発行部数100万部以上の絵本を紹介したパンフレット。書店で無料でもらうことができるのですが、内容は無料とは思えないほど充実しています。すべての書店に置いてあるわけではないので、お近くの書店で確認してみてください。
野田撮影 (116689)

こちらがミリオンぶっく2018版。書店で見つけて見てくださいね♬
via 野田撮影
それではここから、ベストセラー絵本をランキング形式でご紹介していきます。
(発行部数はすべてトーハン調べ。「ミリオンぶっく2018」によるものです)
まずは、累計発行部数ベスト3の絵本から。
日本で最も売れている絵本ベストスリーということです。どれも納得のラインナップ!すべて持っているという方も多いかもしれませんね。

1位「いないいないばあ」童心社 644万部

いないいないばあ

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ロングセラーの絵本です。ファーストブックとして選ぶ方も多い人気の一冊。
ページをめくると、どうぶつたちが「いないいないばあ!」ことばを話す前の赤ちゃんでも、「ばあ!」と言って喜ぶ絵本。はじめて出会う絵本にぴったりです。

2位「ぐりとぐら」福音館書店 504万部

ぐりとぐら

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おなじみ「ぐりとぐら」シリーズの第一段。
のねずみのぐりとぐらが野原で大きなたまごを見つけて、カステラを作る物語。カステラがおいしそうで、食べたくなってしまった!ってこと、ありませんか? このお話は、作者の中川李枝子さんが保育士をしていたころ、園児たちのために考えたお話がもとになっているそう。子どもが大好きなのも納得です。

3位「はらぺこあおむし」偕成社 399万部

はらぺこあおむし

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こちらは薄い紙ですが、後で紹介するボードブック(厚い紙)版を合わせるとなんと614万部!もうすぐ一位に届きそうです。歌や、パネルシアターでもよく見かけます。
カラフルな絵で描かれたあおむしや食べ物の絵は、見ているだけで楽しくなります。赤ちゃんが見ても、はっと目をひかれるはず。色彩感覚もよくなりそうな気がします。

おすすめベストセラー絵本【0歳編】

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それでは、ここからは、トーハンミリオンぶっくを参考にして、0~2歳の赤ちゃんにオススメの絵本を、年齢別に発行部数ベスト3の形でご紹介していきます。ちなみに、こちらの対象年齢は、出版社から発表されている目安です。いろいろな絵本がありますが、どれも100万部以上発行されているロングセラー。長く読み続けられている本でもあります。パパやママが子どものころに読んでいた本もあるのではないでしょうか? 

1位「いないいないばあ」童心社 644万部

いないいないばあ

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赤ちゃんとのコミュニケーションにもぴったりの一冊です。
先ほどもご紹介した、累計発行部数での1位の絵本がこちらにも登場。日本一売れている絵本、と言ってもいいでしょう。

2位「しろくまちゃんのほっとけーき」こぐま社 297万部

しろくまちゃんのほっとけーき

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こぐまちゃんシリーズの中でもひときわ人気の一冊です。
こぐまちゃんシリーズから、こちらの一冊がランクイン。ホットケーキを作る様子が詳しく描かれていて、楽しそうで、おいしそうでわくわくします。少し大きくなったら、お子さんからホットケーキ作りたい!と言われるかもしれませんね。

3位「ねないこだれだ」福音館書店 295万部

ねないこだれだ

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貼り絵で表現されたおばけがかわいいですが、内容はちょっとどきっとする一冊です。
かわいい絵なのに、ねないこは、おばけにして連れて行ってしまう、という怖いラストが衝撃的!怖い絵本なのに、人気があるのはどうにも気になる魅力があるからでしょうか…

4位「いないいないばああそび」258万部

いないいないばああそび

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赤ちゃんと一緒に「いないいないばあ」の遊びを満喫できる仕掛け絵本です。
絵本をめくると、まずは、こいぬのコロちゃんがいないいない・・・ばあ!次は誰かな?最後はやっぱりママの顔。ママの目の部分に穴が開いているなど、いないいないばあの遊びを赤ちゃんと一緒に楽しめる仕掛けもとてもよくできていて、赤ちゃんもきっと大喜び!の一冊です。

5位「じゃあじゃあびりびり」257万部

じゃあじゃあびりびり

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赤ちゃんがめくってもやぶれにくいボードブック。わかりやすい絵と言葉のリズムを楽しむことができます。
みずが「じゃあじゃあ」ねこが「にゃんにゃん」と、赤ちゃんでもわかりやすいリズミカルな言葉を、カラフルな絵と一緒に楽しむ絵本です。赤ちゃん自身がめくって楽しむにもぴったり。想像力を刺激してくれます。

おすすめベストセラー絵本【1歳編】

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1位「うさこちゃんとどうぶつえん」福音館書店 200万部

うさこちゃんとどうぶつえん

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ディック・ブルーナ作、世界中で読まれている絵本、うさこちゃんシリーズです。日本ではこちらが
いちばん読まれています。
一歳の赤ちゃん向け絵本は、うさこちゃんシリーズがランキングを独占。シンプルな絵は赤ちゃんにも伝わりやすく、キャラクターとしても人気です。こちらは、うさこちゃんがどうぶつえんにいき、いろいろな動物に出会うお話です。

2位「ゆきのひのうさこちゃん」福音館書店 198万部

ゆきのひのうさこちゃん

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第二位はこちら。雪の日にうさこちゃんに起こったできごとを描いた一冊です。
雪の日、遊びにでかけたうさこちゃんが、雪の中で泣いている小鳥と出会い、小鳥の家を作るために奮闘するものがたりです。

3位「ちいさなうさこちゃん」福音館書店 194万部

ちいさなうさこちゃん

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うさこちゃんシリーズ第一弾。
うさこちゃんがうまれるときの物語。うさこちゃんシリーズの代表作として、世界40言語以上に翻訳されているそう。世界中で愛されているベストセラーです。

4位「うさこちゃんとうみ」175万部

うさこちゃんとうみ

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うさこちゃんシリーズ。こちらは、夏の一冊です。
お父さんと車で海へ出かけたうさこちゃんの一日を描いた一冊。泳いだり、貝をとったり、赤ちゃんはまだ海へは行けないかもしれませんが、海ってどんなものか、想像をふくらませるのも楽しいですね。

5位「ノンタンおしっこしーしー」142万部

ノンタンおしっこしーしー

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「赤ちゃん版」のノンタンシリーズの一冊。トイレトレーニングにも役立ちます。
小さいころに読んだママも多いのでは?ロングセラーのノンタンシリーズには赤ちゃん向けシリーズもあります。こちらは、おしっこのことを紹介した一冊。しーしーしー、何の音?くまさんもぶたさんもおしっこ。ノンタンはおもらし?大好きなノンタンと一緒におしっこのレッスンスタートです。

おすすめベストセラー絵本【2歳編】

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1位 「きんぎょが にげた」 福音館書店 264万部

きんぎょが にげた

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きんぎょが逃げ出して、あちこちに隠れます。ページのどこにきんぎょが隠れているかな?赤ちゃんが自分で指させるようになってくると、一緒に探すのも楽しい一冊です。
著者である五味太郎さんの絵は、見かけたことのある方も多いのでは?五味さん作の絵本はたくさんありますが、こちらが発行部数ランキングにランクイン。

2位 「はらぺこあおむし(ボードブック版)」 偕成社 239万部

はらぺこあおむし(ボードブック版)

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この絵本の仕掛けを作る時に、日本の出版技術が一役買ったそうです。イチゴやリンゴのページの仕掛けが凝っていて、めくるだけでも楽しい一冊です。
おなかをすかせたあおむしが、一日ごとにいろいろなものを食べていきます。カラフルな絵も美しい。2歳向け、ではありますが、ボードブック版は、どんどんめくってもやぶれにくいので、0歳や1歳の赤ちゃんにもおすすめです。

3位 「くだもの」福音館書店 188万部

くだもの

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さまざまな果物が、写真のように精密な描写で描かれています。出版社の解説では、いわば、果物の画集、とされているのもうなずけます。
写真のような果物の絵は、感動的!離乳食が始まった赤ちゃんは、果物も好んで食べます。大好きな果物がたくさん出てくる絵本を通じて、食事も楽しくなるといいですね。

4位「ぞうくんのさんぽ」148万部

ぞうくんのさんぽ

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優しい絵で描かれた動物たちのユーモラスな「おさんぽ」を楽しめる一冊です。
ぞうくんがお散歩に行って、かばくんを背中に乗せてあげました。次に、わにくん、そしてかめくんを乗せたらどうなった・・・?のんびり可愛い動物たちのやりとりに、思わずふふっと笑ってしまいます。

5位「うずらちゃんのかくれんぼ」127万部

うずらちゃんのかくれんぼ

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うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼ遊び。探して楽しめる絵本です。
うずらちゃんとひよこちゃんがかくれんぼ。さて、どこに隠れているのかな?ママと赤ちゃん、どっちが先に見つけるかな?ぜひ、一緒に、かくれんぼしているうずらちゃんとひよこちゃんを探して遊んであげてください。

無料ガイドブックはほかにも!

いくつのえほん

いくつのえほん

こちらも書店でもらえる無料パンフレットです。
via 野田撮影
こちらは、トーハンと並んで大手の取次会社、日版から出ている絵本ガイド。50万人が選んだおすすめ絵本が、年齢別に紹介されています。こちらも書店で無料でもらえるパンフレットです。このサイトでは、取り扱い書店の一覧が見られます。

楽しいだけじゃない!絵本から学ぶことはたくさん

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赤ちゃんは絵本に触れることを通じて、色彩やことばを学びます。そして、もう少し大きくなると、ストーリーのある絵本も楽しめるようになります。このとき、絵本はこころの成長にも役立ちます。読み聞かせを通じて登場人物になりきり、登場人物の行動や気持ちを疑似体験することで、情緒の発達にもつながっていくのです。

読み聞かせの時間はふれあいの時間でもある

お気に入りの絵本を読む女の子(子供)|ぱくたそフリー素材 (98889)

読み聞かせのいいところは、赤ちゃんのペースに合わせて読んであげられるところ。赤ちゃんが好きな箇所はゆっくり読んだり、大きな声で迫力を出したり。ときには、赤ちゃんの反応に応えてあげることもできます。テレビやDVDでは、そうはいきません。パパやママの声を通じて、生の、ライブの体験をすることで得られるものがたくさんあります。パパやママにとっても、赤ちゃんの反応を確かめながら、一緒に絵本を体験できる機会でもあります。そうして、読み聞かせを通じて、赤ちゃんはコミュニケーションも学ぶことができます。また、少し大きくなってくると、同じ本を何度もくりかえしリクエストされることもあると思います。日々忙しい中ですが、絵本を読むのに必要な時間は数分。「一冊だけね」と約束することもいいと思います。できれば、満足するまでくりかえし読み聞かせてあげてください。

まとめ

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いかがでしたか?何度も繰り返し読んだ絵本は、ママやパパだけでなく、子供自身の思い出にもなります。赤ちゃんが大きくなったとき、図書館や書店で、「これ小さいころ大好きだった絵本だ!」と懐かしく手にとるような一冊を、ぜひ、たくさん作ってあげてください。