赤ちゃんの絵本デビューはいつから?
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答えは、いつからでもOK。妊娠中から胎教として絵本を読み聞かせるママもいるほどですから、新生児からでも早すぎることはありません。ただし、ここで注意したいことがひとつ。0歳の赤ちゃんは、視力が未発達でよく見えていないこともあります。できるだけ、はっきりした色・絵の絵本を選んであげましょう。大きくなるにつれて、優しい色合いの本や、ストーリーのある本も楽しめるようになってきます。
ブックスタートを知っていますか?
0歳児健診などの際に絵本をプレゼントする活動。赤ちゃんとママの絵本の読み聞かせの体験もお届けしたいという趣旨で行われているものです。現在、全国の1000を超える市区町村で、自治体の事業として取り組まれています。あなたのお住まいの地域にもあるかもしれませんね。
ブックスタート|Bookstart Japan

ブックスタートは自治体が行う0歳児健診などで、絵本を開く楽しい体験とともに、赤ちゃんに絵本を手渡す活動です。
NPO法人ブックスタートのホームページでは、事業を実施している自治体を調べることができます。
絵本はどうして赤ちゃんにおすすめなの?
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赤ちゃんに絵本がおすすめな理由はたくさんありますが、絵本は読み聞かせができる、ことが最大の利点。生活の中でいつでも好きなタイミングで取り入れられ、何度も繰り返すこともできます。月齢の低い赤ちゃんにとっては、絵本はおもちゃの一種なので、読み聞かせの途中でも、自分でめくりたがったり、投げたり、ときには破ってしまうこともあります。はじめはなかなか最後まで読み切れなくても、根気強く続けてください。繰り返していくうちに、読み聞かせに慣れてきますよ。
絵本の読み聞かせにはどんな効果が?
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読み聞かせは学習にも役立ちます。入学前に読み聞かせをしてもらった子供は、してもらわなかった子供にくらべ、読書に対する興味や授業を楽しむ姿勢に、大きな差が出たという報告もあるそうです。そしてさらに、読み聞かせは脳の成長にも。2015年、アメリカの小児科の研究で、幼児期の読み聞かせによって左脳の働きが活発になるという報告がされているそうです。少し、引用してみましょう。
(CNN) 両親が子どもに読み聞かせをする時、行動や学業成績だけでなく脳の活動にまで変化が現われる――そんな調査結果を米シンシナティ小児病院らの研究チームがこのほど、米小児科専門誌ペディアトリクスに発表した。
読み聞かせが、神経細胞の成長と接続を促することにつながり、ひいては、将来の読解能力にプラスになると報告されているそうです。
読み聞かせが、赤ちゃんの脳の発達にも役立つかも。そう聞くと、読み聞かせをするモチベーションが上がりませんか?赤ちゃんへの読み聞かせが、将来の学習などに役立ってくれたらうれしいですね!