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【赤ちゃんの靴選び】第1弾!どう選ぶ?サイズは?ポイント抑えてぴったりを探そう♡

【赤ちゃんの靴選び】第1弾!どう選ぶ?サイズは?ポイント抑えてぴったりを探そう♡

2017年7月13日 公開

赤ちゃんの靴って見ているだけでかわいくて癒されるもの。自分のこどもが履くと想像するとワクワクしますよね。赤ちゃんに靴を選ぶときはなにを基準に選んだらいいのか、サイズはどうしたらいいのか悩みどころです。成長著しい時期の靴選びを失敗しないためのポイントや注意点とあわせてご紹介します。

赤ちゃんの靴はいつから履かせる?

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たっちが上手にできるようになると、欲しいなと思うものが靴ですよね。でも、急がないであと一息待ってみましょう。
たっちができるという段階では、外に出て抱っこから降ろすことはあまりありませんよね。しかも赤ちゃんの足もまだ小さいですから、靴選びも大変です。

たっちができるようになって伝い歩きを経て【なにも掴まることなく10歩くらい歩けるようになったら】その時が靴を買うタイミングと思ったらいいでしょう。
早く買ってあげたいという気持ちはわかりますが、結局履かずに終わってしまうと残念ですし、もったいないですよね。小さい靴はかわいくて、欲しくなってしまいがちですが、少し歩けるようになるまで待ってから購入しましょう。

赤ちゃんの靴を選ぶポイント

Free photo: Baby Shoes, Baby, Shoes, Checkered - Free Image on Pixabay - 929403 (78160)

赤ちゃんの足は、やわらかく成長のスピードも速いです。3歳くらいまでは半年で1㎝、3歳くらいから1年に1㎝ずつ大きくなっていきます。
赤ちゃんの成長に合わせた靴選びをすることはとても重要になってきます。よちよち歩きの赤ちゃんから、飛び跳ねることができるようになるころまでの靴選びのポイントをご紹介します。

赤ちゃんの靴選びのポイント①0歳~1歳(よちよち歩きのころ)

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歩き始めたばかりのこのころ重視したいことは、【つまづきを防止すること】と【足(骨)の発達を阻害しない】ということです。立った姿勢でフィットするという点も重要です。

素材はやわらかく、靴底はつまずきを防止する巻上底で、かかとから2/3のところで軽く曲がるくらいがいいでしょう。デザインとしては、やわらかい関節を守る意味も含め、足首のところまでの深さのあるタイプで、かかとの部分が固めに補強されているものを選びましょう。また、足をしっかり固定できる甲バンド(マジックテープ)のものがいいでしょう。

かかとをあわせて靴を履かせて、つま先が7mm~10mmくらい余裕のあるものがいいです。親指が反り返っても余裕がある程度を目安としましょう。

赤ちゃんの靴選びのポイント②1歳~2歳(とことこ歩きのころ)

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この時期には、成長に従って歩き方も変化していきます。個人差はありますがよちよち歩きのときよりはしっかり歩きとことこ運動量も多くなってきます。
運動量が増えれば汗も多くなってくるので、通気性がよく吸湿性のあるものがいいでしょう。

靴底はよちよち歩きと同様、やわらかくかかとから2/3で軽く曲がるものがいいです。また、よちよち歩きよりもしっかり歩くので歩くときの衝撃を和らげるような靴底や、衝撃を吸収するようなクッション性のあるものを選ぶといいです。かかと部分は補強されている方が、かかとの骨の発達を守ってくれます。
足をしっかり固定する甲バンド(マジックテープ)や程よく抑えてくれるゴムバンドでもいいでしょう。

デザインは足首までないカットのものでも大丈夫です。しっかり足にフィットして脱げにくいものを選びましょう。
よちよち歩きのときと同じように、かかとをあわせて履いてつま先が7mm~10mm余裕のあるものを選ぶといいです。

赤ちゃんの靴選びのポイント③2歳~3歳(走れるようになるころ)

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この時期はもう歩き方もしっかりしてきて、走り回るようになってきます。自分であんでもやりたいと自意識も出てきているので、自分でもできるように着脱がしやすいものというのも意識して選んでみるといいかもしれません。
自分で履けたときはしっかりほめてあげると自信につながります。しかし、しっかり履けているかどうかのチェックは怠らないようにしましょう。
歯磨きの仕上げ磨きのように、靴を履くのも仕上げをしてあげると安心です。

靴底はよちよち歩きやとことこあるきと同じように、かかとから2/3で軽く曲がるような柔らかさがある方がよりいいですし、かかとも補強されている方がベストですね。
走り回れるようになる分汗や泥など汚れも出てくるころなので、こまめに洗ってお手入れしてあげましょう。

赤ちゃんの靴選びのポイント④3歳~(飛び跳ねることができるころ)

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3歳までは成長著しくやわらかい足でしたが、4歳ころになると大人と同じような動作がほとんどできるようになってきます。運動量も大幅に増えて、足の骨も急速に成長していきます。土踏まずができてくるのはこのころからだそうですよ。

運動量が大幅に増えることで靴も痛みやすくなり、足のトラブル(足の指の変形、靴擦れ、痛みなど)が起こりやすくなってくるので注意してあげましょう。

激しい運動にも対応できるような、しっかりした靴底で、かかとやつま先が保護されているものでかかとから2/3のところも曲がりやすい動きやすいものを選ぶようにしましょう。

激しい運動をするこのころは、足に汗をよくかきます。たくさんの汗で蒸れていると雑菌が繁殖しやすくなるので、通気性がよく吸湿性が高く抗菌加工がされているものがいいでしょう。

デザインは激しい運動をしてもしっかりフィットして、ズレにくいような甲バンドや靴紐タイプでつま先に適度な余裕があるものにしましょう。

赤ちゃんの靴のサイズ

Free photo: Measurement, Millimeter, Centimeter - Free Image on Pixabay - 1476919 (78197)

赤ちゃんにあった靴を選ぶために、重要なポイントのひとつでもあるサイズ。赤ちゃんの足ってどれくらいの大きさなんでしょうか。だいたいの目安を調べてみました。

新生児~3ヶ月:8㎝~11㎝
3ヶ月~6ヶ月:9㎝~12㎝
6ヶ月~1歳半:11㎝~13㎝
1歳半~2歳:12㎝~14㎝
2歳~3歳:13㎝~15㎝

日本製の靴はだいたいこのサイズに表記されているので選びやすいです。ただし、サイズの数字は目安です。デザインや製造メーカーによってサイズが若干違ったりするので、実際に履かせてサイズ感を確かめてから購入するほうがいいでしょう。
また、靴下を履いてから履く場合も多いので靴下を履いた状態でのサイズ感の確認も重要です。

アメリカやヨーロッパで作られたものは、日本製のものとはサイズ表記が違うのでアメリカとヨーロッパそれぞれのサイズ表記の目安をご紹介します。
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アメリカの靴のサイズ

アメリカの靴のサイズは、日本製のものよりもゆとりがあって大き目な場合があります。購入の際はそのことを考慮して選ぶ必要があります。

表記サイズ:日本サイズ
4:12㎝
5:12.5㎝
6:13.5㎝
7:14㎝
8:14.5㎝

だいたいの目安ですから、実際に履かせてみてあっているか確認してあげられるのがベストですね。

ヨーロッパの靴のサイズ

ヨーロッパの靴は1サイズが0.6きざみになっているようなので、日本製の靴とはちょっと違いが出てきます。

表記サイズ:日本サイズ
18:11㎝
19:11.5㎝
20:12.5㎝
21:13㎝
22:13.5㎝
23:14.5㎝

だいたいの目安です。0.6きざみで作られていることから、日本のサイズとのズレを確認しながら購入する必要があります。やはり履いてみるというのがベストですね。

赤ちゃんの足のサイズは自宅で測れる?

Free photo: Baby Feet, Newborn, Leg, Baby - Free Image on Pixabay - 847821 (78200)

赤ちゃんの靴選びに重要なサイズですが、靴屋さんに行かないと測れないと思う方も多いかもしれません。実は自宅でも測ることは可能なんです。
シューフィッターが測ってくれるものに比べたら簡易的なものになるかもしれませんが、靴選びの基準にできる程度にしっかり測ることができます。

はじめての場所で知らない人に足を触られるのを嫌がる赤ちゃんもいるかもしれません。大好きなママやパパになら安心して測らせてくれそうですよね。

では実際の測り方をみてみましょう。

赤ちゃんの足のサイズの測り方

Free photo: Meter, Tape Measure, Measure, Gage - Free Image on Pixabay - 512181 (78202)

まずは赤ちゃんの足のサイズを測るときに用意するものです。測る前にまずは揃えておきましょう。

*ハードカバーの本や辞書など(かかとを固定するためのもの)
*計測シートやスケールのダウンロードと印刷
*メジャー

この3点です。計測シートやスケールをダウンロードできるサイトは以下にあります。活用してください。

①計測シートや計測スケールの上に立たせる

計測シートやスケールのかかと部分に、ハードカバーの本や辞書をおいてかかとを合わせられるようにします。
まっすぐ前を見て立たせるようにしましょう。足元を覗き込んでいたり、どちらかに体重がかかった状態だと正しい計測ができないのでなるべくまっすぐ前を見た状態で立たせましょう。
まっすぐ前を見てくれない場合は、目線の高さにお気に入りのおもちゃを持ってきてそちらに目線が行くように立たせるといいかもしれません。

②足の長さ(足長)を測る

かかとをしっかりあわせた状態にします。足の人差し指(第2足指)の真ん中とかかとのラインを縦の基準線にあわせます。つま先の先端の縦の基準線と垂直に結んだ横の基準線の数値を見ます。
横の基準線を見るときも、ハードカバーの本などをあわせてあげると読み取りやすいです。

③足囲を測る

ここでメジャーの出番です。(足囲)足の幅を測ります。足囲は親指の付け根のでっぱりの部分(母趾)と小指の付け根のでっぱりの部分(小趾)の周囲を測ります。測るときは足の甲にメジャーがくるようにあわせて測りましょう。

この部分は【ワイズ】と呼ばれる部分です。Eで表現されているのを見かけたことがあるかもしれません。ワイズのあわない靴は足にとって負担になります。

計測した数値を入力するとワイズ(Eなど)を表示してくれるサイトも利用してみてください。

赤ちゃんの靴は大き目でもいい?それともダメ?

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簡単にいってしまうと【ダメ】です。赤ちゃんの足の成長が早いということは、すぐに履けなくなってしまう可能性が高い靴を購入するということになる、と思ってしまう方も少なくないかもしれません。
「すぐ履けなくなるし、大き目を買って長く履いてもらおう」と大き目を買ってしまうのはよくないことなので注意が必要です。

その理由としては、大きい靴を履いていると、靴の中で足が落ち着かず歩きずらくなってしまうため、行動範囲が狭くなってしまいます。足がズレてしまうのを防ぐため、指にギュッと力を込めて曲がってしまうというトラブルにもつながります。
15.0cmの子供に16.0cmの靴を履かせると足と靴の誤差率は1.07。
これを大人の場合におきかえると、23.0cmの人が24.61cmの靴、つまり3〜4サイズも大きな靴を履くことになるのです。
引用を参考にするとわかるように、大人が大きい靴を履いた時のことを考えてみてください。とってもツラくないですか?
大人がツライということは、こどももつらいのです。足の発達途中のこどもの足のことです。大切にしたい時期ですからサイズは適切な靴を選んであげましょう。

大きいものだけではありません。サイズの確認をせずに小さいままの靴を履いているというのも、注意が必要です。足にあわない靴は、赤ちゃんの足の発達を阻害してしまうのだそうですよ。

まとめ

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赤ちゃんの靴選びについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

赤ちゃんの靴ってとっても小さくてかわいくて見ているだけでわくわくしてきますよね。自分のこどもが履くとなったらやっぱりちゃんと選んであげたいもの。

あっという間に履けなくなるものだけれど、あっという間に履けなくなるものだからこそ、選び方のポイントを抑えて、赤ちゃんにぴったりな靴をチョイスできるといいですよね。

素敵な靴との出会いがありますように。。♡