子供の室内遊びの定番「塗り絵」は意外と奥が深い遊びだった?!
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雨の日や、ママが家事をしている時など、子供が集中して1人で楽しんでくれる室内遊びと言えば、「塗り絵」ですよね。ママたちが子供の頃から親しまれている定番の遊び。最近は、大人向けにも塗り絵が大ブームとなり、集中力アップやストレス解消、癒し効果など様々な効果が期待出来ると注目されています。単純なようで意外と奥が深い遊びなのだと思った方も多いのではないでしょうか。
大人にとっては、メリットばかりの塗り絵ですが、実は子供にとってはメリット・デメリット双方の点が考えられるのだと言われています。一体どんな影響があるのでしょうか。早速ご紹介していきましょう。
大人にとっては、メリットばかりの塗り絵ですが、実は子供にとってはメリット・デメリット双方の点が考えられるのだと言われています。一体どんな影響があるのでしょうか。早速ご紹介していきましょう。
◆塗り絵のメリットとは?
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塗り絵は、様々な色を使い、絵に色を塗るという、ごく単純な作業のように見えますが、大人に限らず、もちろん子供にも良い影響はあります。具体的には以下のようなメリットがあるそうです。
①集中力がアップする
大人も同じですが、塗り絵を始めるとなんだかつい集中してしまいますよね。子供の成長にとっては欠かせない「集中力」。これが無くて困っているママはいっぱいいます。小さいうちから、集中力を身につける訓練をすることで、自然と習慣づけられるそうです。お気に入りの塗り絵を見つけて、遊びを通して楽しく集中力を身につけてくれると嬉しいですよね。
②手先の訓練になる
塗り絵をするには、色鉛筆やクレヨンをしっかり持たなければなりませんので、自然と手や指、腕の運動になります。小さいうちは、殴り書きしか出来なくても、徐々に指先・手先が器用になり、細かい範囲のところをはみ出さずに上手に塗れるようになるはずです。そのためには、月齢に合った筆記具を与え、塗り絵も、成長に合わせてレベルアップしていくようにしましょう。
また、こうして指先・手先を動かして塗り絵をすることで筋力も養われるので、曲線を上手に描くなど、筆を思いのままに動かせる力が身に付きます。これにより、大きくなった時に字が上手に描くことができるんだそうですよ!
また、こうして指先・手先を動かして塗り絵をすることで筋力も養われるので、曲線を上手に描くなど、筆を思いのままに動かせる力が身に付きます。これにより、大きくなった時に字が上手に描くことができるんだそうですよ!
③色の勉強になる
塗り絵を通して、色の名前や色の違いについて学ぶことが出来ます。また、異なる色を使うことで、色彩感覚を育てたり、色が混ざり合うことで、どのような色に変化するのかという勉強にもなるのです。どんな色に塗ろうかと考えながら配色していくので、色彩感覚が養われるというわけです。
この時、大人が「空は青でしょ」「葉っぱは緑よ」などと口出しすることは止めましょう。子供の創造力や独創性を育むためにも、好きな色で自由に塗らせてあげることが良いとされています。
この時、大人が「空は青でしょ」「葉っぱは緑よ」などと口出しすることは止めましょう。子供の創造力や独創性を育むためにも、好きな色で自由に塗らせてあげることが良いとされています。
④脳が活性化される
塗り絵をする際に、手や指・腕を動かすことで、血流がよくなり、脳が活性化するメリットもあります。大人もこれは同様で、よく高齢の方が、ボケ防止に…と大人の塗り絵を楽しむのには、科学的根拠があるんです。
色を塗る順番や場所を考える「前頭葉」、塗り絵全体の構図を把握する「頭頂葉」、形や模様など過去に見た記憶を呼び覚ます「側頭葉」、下絵をきちんと読み取る「後頭葉」など脳の全体を働かせる塗り絵は、脳の活性化に大きな影響があると言えますね。
色を塗る順番や場所を考える「前頭葉」、塗り絵全体の構図を把握する「頭頂葉」、形や模様など過去に見た記憶を呼び覚ます「側頭葉」、下絵をきちんと読み取る「後頭葉」など脳の全体を働かせる塗り絵は、脳の活性化に大きな影響があると言えますね。