離乳食の後期で手づかみ食べが大切な理由
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他の動物に比べて大きく文明が進歩した人類も、食べるということは生きていくために必要な行動です。しかし最近は、食べ物に興味を持たなかったり、食べることに対して消極的である子どもが増えてきているといわれています。自ら興味を持った食べ物に手を伸ばし、口に運んで味わうという手づかみ動作が食に対しての関心を生み「自分で食べることができた!」という成功体験が「もっと食べたい!」という気持ちを大きく育ててくれます。
さらに、手づかみ食べを活発にした子どもはその後のスプーンやお箸などもスムーズに使えるようになると言われており、赤ちゃんが経験しなければならない重要なステップとなっています。
さらに、手づかみ食べを活発にした子どもはその後のスプーンやお箸などもスムーズに使えるようになると言われており、赤ちゃんが経験しなければならない重要なステップとなっています。
離乳食後期はいつ?手づかみ食べをスタートする目安は??
生後9~11ヵ月 別名:カミカミ期
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離乳食後期とは生後9ヵ月~11ヵ月で別名「カミカミ期」ともいわれています。カミカミ期の名に表現されるように、このころの赤ちゃんは歯ぐきで噛み潰すことができる固さのものが食べられるようになっていきます。また、このころから3回食がスタートし大人と同じような食事のリズムが出来上がります。
食べ物に対して手を伸ばしたら、はじめ時!
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手づかみ食べを成功させるには、食べ物自体にもつまめる程度の固さが必要なので、ある程度形のあるものが食べられる必要があります。また、離乳食後期になると、食べられるようになる食材も増えますので、料理のバリエーションも増やしやすくなります。この点をふまえると、やはり離乳食後期が手づかみ食べを始めるのに最適な時期ともいえますね。
この時期の赤ちゃんは食べ物に対して興味をもちはじめるため、自分で触って確かめたくなります。食事の際に手を伸ばしたら「食べてみたい!」という気持ちのサインです。簡単なものから手づかみ食べにチャレンジさせてあげるようにしましょう。
この時期の赤ちゃんは食べ物に対して興味をもちはじめるため、自分で触って確かめたくなります。食事の際に手を伸ばしたら「食べてみたい!」という気持ちのサインです。簡単なものから手づかみ食べにチャレンジさせてあげるようにしましょう。
離乳食後期から始まりやすい!手づかみ食べとはどんなこと??
目と手と口の協調運動
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「手で食べ物を掴んで口にいれる」動作は、大人は特に意識せずとも簡単にできてしまう作業ですが、食べる練習を始めたばかりの赤ちゃんにとってはすごく大変な作業なのです。食べ物を目でみて確認し、指でつまんで食べ物を口元に持っていく。という手づかみ食べの作業は「目と手と口の協調運動」と言われ、赤ちゃんの発達の上でとても重要な役割を担うと言います。