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先輩ママから学ぶ!出産準備で買ってよかった物・要らなかった物

先輩ママから学ぶ!出産準備で買ってよかった物・要らなかった物

2017年1月30日 公開

産科からもらうパンフレットや育児雑誌や育児サイト、出産準備に必要なものはどこでもチェックすることができるけど、本当に全部必要なの?ただでさえわからない出産準備用品、必要そうなものと様子を見てよさそうなもの、自分の場合はどうなのか考えてみましょう!

何が必要なのかわからない、初めての出産

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初めての育児に臨むため、色々な赤ちゃん用品を揃えなければいけない出産前。
産科から用意するように言われているものはわかるけど、それ以外のものって何を買えばいいのか以外と分かりませんよね。
育児書や子育てサイトなどを参考にして赤ちゃん用品を選ぶものの、全て揃えたらけっこうな出費になります。
「これ本当に必要なのかな…?」と思いつつも、もしかしたらものすごく必要なものかもしれない、でも初めての出産だからその判断ができない!というママ、けっこう多いと思います。

そこで今回は、先輩ママの意見を参考にして、「買ってよかったもの」と「買ったもののあまり使わなかったもの/買って後悔したもの」をまとめてみました。
絶対買うものと、生まれてから必要そうなら買ってみるものを判断する際に、是非参考にしてみてくださいね♡

買ってよかったもの①抱っこひも・スリング

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買ってよかったものの意見で多いのは、抱っこひもやスリングなどの赤ちゃんを楽に抱っこできるアイテムです。
赤ちゃんを抱っこしていると、特に腕に負担がかかりがちなのですが、抱っこひもやスリングを使用すると肩や腰に赤ちゃんの体重が分散するため、ものすごく楽になります。
また、両手が使えるのも大きなポイント!
また、だっこ紐よりも装着が楽で、ちょっとしたときにサッと使えるのはスリング。
だっこ紐よりも作りが簡単なものが多いので、かばんなどに入れて持ち運べるのがうれしいところ。

そもそも抱っこひもとスリングの違いって?

抱っこひもといえば、エルゴやアップリカに代表される、腰にベルト部分を巻いて前から肩にかける、赤ちゃんと正面同士でくっつく形で抱っこするものが一般的ですよね。
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抱っこひもの利点は、手で赤ちゃんを支えなくてもいいため両手が空く、赤ちゃんの体重を腰と肩で支えるため体が楽、おんぶもできるなどなど。
特におんぶができるのは、家事に忙しいママにとってかなりの利点です。
また、しっかり赤ちゃんと密着するので、安心感があるのか抱っこひもで抱っこしている間はすやすや眠ってくれることが多いです。

デメリットは、作りがしっかりしているためコンパクトではない、着脱が面倒、腰痛持ちにはつらい、夏の暑い時期にすごく熱がこもる、などなどです。
暑い時期には、ベビーキャリア用の保冷剤などで対策しなければ、赤ちゃんが熱中症になってしまいそうなほど熱がこもります。
また、着脱に少々手間がかかるので、急いでいるときにサッと付けられないのもデメリットといえます。
ベッタベビーストア/商品詳細ページ (27243)

一方スリングはどのような特徴があるのでしょうか。
スリングは「ベビースリング」といい、ママの肩からつるすような形で赤ちゃんを包んで抱っこするものをいいます。
抱っこひもと違い背当てや腰ベルトがないため、使用していない時はかさばらないのも大きな特徴です。

スリングのメリットは、着脱が簡単、汚れた時の洗濯が簡単、持ち運びしやすい、首がすわる前の赤ちゃんを横抱きできる、腰への負担がない、などです。
また、スリングに入れたまま授乳ができることも大きな魅力ですね。

スリングのデメリットは、布一枚で支えるため両手を離しにくい、慣れが必要、肩に負担がかかる、肩の布部分が広いためなで肩に向かない、などです。
布一枚で赤ちゃんを支えるため、肩紐と反対側の手で赤ちゃんを支えないと、ちょっとしたバランスの崩れで赤ちゃんが落ちてしまいそうになります。
また、赤ちゃんをつるすような形になるので、ちょっとしたバランスの慣れが必要です。

それぞれの特性を活かして使用しよう

抱っこひもとスリングにはそれぞれの良さがあるので、その場で使い分けるのがいいと思います。
例えば長時間赤ちゃんを連れて歩くとき、家事をするときなどは抱っこひも、ちょっとしたおでかけやあやしつけるときなどはスリング、などの使い方をしている人が多いです。
両方揃っていれば便利ですが、それぞれの特性を理解して、とりあえずどちらかだけ買っておく、というのもアリだと思いますよ!

買ってよかったもの②授乳用のパジャマ

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授乳用のパジャマを買ってよかった!という意見が聞けるのは、寒い時期に出産した産婦さん。
授乳用でないパジャマは背中をまくりあげたり前を開いたりしないといけないため、冬場の夜間授乳はかなりつらいものがあります。
そんなとき授乳用のパジャマがあれば、胸の部分だけを開けばいいので寒い時期にはとても重宝します。
また、産後すぐは1ヶ月検診が終わるまで浴槽につかれないことが多いので、お風呂上がりに暖かい冬用の授乳パジャマがあれば寝冷えしなくてすみますよ!

暖かい時期の場合は必要ないかもしれませんが、秋から冬にかけての時期に出産する妊婦さんは参考にしてみてくださいね。

買ってよかったもの③電子レンジで使える消毒ケース

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哺乳瓶の消毒といえば、ミルトンなどの液体につけておくタイプが有名ですが、最近は電子レンジで消毒できるタイプも人気を集めています。
筆者はミルトンと併用して両方使用していたのですが、電子レンジ消毒は本当に楽でした!
ミルトンは漬けておく時間が必要で場所を取るのが難点だったのですが(しかも薬液が微妙に高い)、電子レンジ消毒は少量の水を入れてレンチン数分で消毒完了!というお手軽さがよかったです。
授乳期の終盤は、哺乳瓶の消毒はほとんどレンジ消毒で、ミルトンは離乳食の調理器具やおもちゃなど、高温にしないほうがいいものを消毒するのに使用していました。

ですが、電子レンジ消毒にはこんなご意見も。
間違えてオーブンモードで加熱してしまい、容器や哺乳瓶を溶かしてしまう人が結構いるそうです!
また、ガラスではなくプラスチックタイプの哺乳瓶を使用する場合や、哺乳瓶にイラストや模様などがプリントされているものはレンジ消毒に向かないこともあります。

もう哺乳瓶を購入済みで、あまりレンジに向かなさそうなタイプだったなら、哺乳瓶を買い替えるタイミングまでレンジ消毒器は待ったほうがいいかもしれませんね。

買ってよかったもの④授乳ケープ・授乳ストラップ

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人目が気になる場所での授乳を行う場合にとても便利なのが、授乳ケープ。
赤ちゃんはいつどこで母乳を欲しがるかわかりませんし、外出先に必ず授乳室があるとは限りません。
かといってトイレなどで授乳するのは衛生的に気になりますよね。
赤ちゃんと胸元をすっぽり隠してくれるので、外からは授乳の様子が全く見えないため、ぐずった赤ちゃんにすぐ母乳をあげることができます。

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Sweet Mommyの「レースフリル 授乳ケープ」なら、たっぷりのフリルがママとベビーをかわいく包んでくれます。さらに、横腹がみえない大判サイズなので、人目を気にせず安心して授乳できます。
また、他の授乳アイテムで「買ってよかった!」という意見があったのは、授乳ストラップ。
授乳服はデザインが限られているため、なかなか自分好みのものが見つからないこともありますよね。
そのため授乳服はあまり着ずに、普段通りの服装をしているママもけっこういます。
ですが普通の服は当然胸元がパカッと開いてくれるわけではないので、裾から胸元までガバッとたくしあげなくてはいけません。
たくしあげた裾が赤ちゃんの顔にかからないよう抑えているのは、けっこう大変です。
筆者は最初この授乳ストラップの存在を全く知らず、また授乳服も好みじゃなかったのと暑い時期の出産だったこともあったため、服をまくりあげて授乳していました。
まくり上げた裾は何故かあごで挟んだりして押さえていましたが、当たり前のように本当に疲れます。
授乳ストラップを知ってから即買いし、ラク~な授乳ができるようになりました!

買って後悔したもの①ベビーベッド

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では、ここからは、逆に「買わない方が良かった…」という意見が多かったものを紹介していきます。

まず、多く聞くのはずばり「ベビーベッド」。
ベビーベッドを買ってみたものの、結局添い寝や添い乳で寝かせて親子川の字で寝ていたという方が多いようです。
小さいものではありませんし、使わないわ場所は取るわで結局物置と化していた人も…。

生まれたばかりの頃は特に、俗に言う「背中スイッチ」の感度がとっても敏感な子が多いため、抱っこや添い寝なら寝るのにベビーベッドに置いた瞬間ギャン泣き!というのも珍しくありません。
また、布団を蹴飛ばすようになってくると、寝冷えが心配で結局自分たちのお布団に入れてしまうという意見もありました。

ペットを飼っているためベビーベッドは必須!というご家庭もあるかと思いますし、ベビーベッドですやすや眠ってくれる子もいます。
ベビーベッドはレンタルできるところもあるので、一度借りてみて使えそうなら購入!くらいでいいのかもしれませんね。

買って後悔したもの②ベビーバス

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出産準備リストに必ずと言っていいほど載っている「ベビーバス」。
このアイテムが「必要なかった」と言われているのは意外ですが、その理由は主に2つです。

1つは、他の物で代用できること。
2つめは、すぐに使わなくなることです。

洗面台が大きな家はそこで沐浴ができるし、衣装ケースや大きなたらいでも大丈夫とのこと。
また、大人と同じお風呂に入らないほうがいいとされているのはだいたい生後1カ月くらいまでなので、すぐに使わなくなるものにお金を使うなら、他の物を買う!という意見もありました。
1カ月でいらなくなるなら、確かに他の物で代用したほうが経済的なのかもしれませんね。
あとあと水遊びさせることも考え、ベビー用のビニールプールで代用している人もいました。
もともとものすごく高価なものではないので、洗面台や衣装ケースに抵抗がある人は購入してもいいかと思います。

買って後悔したもの③新生児期の服

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ベビー用品店には可愛いベビー服がたくさん並んでいて、見ているだけでうきうきしてしまいますよね。
まだ見ぬわが子の顔を想像しながら、どんな服が似合うかな、どれを着せようかな、とベビー服を選ぶのは、とっても楽しい作業です。
ですが、あまりたくさん買い込んでしまうと、後悔してしまうことも!
新生児用~3カ月ごろくらいの服は小さくてかわいらしく、たくさん種類がほしくなってしまいます。
ですが赤ちゃんは生まれてから数カ月でみるみる大きくなるので、50~60サイズの服が一瞬でパツパツになってしまうことも。
そのうえ、たくさん買い込んだ割には出かける機会も少なく、家の中では肌着だけで過ごしていてお出かけ服はあまり使わなかったということも多いそうです。
着替え用にベビー用肌着がたくさんあれば充分!という意見が多めでした。

ですが赤ちゃんの成長には個人差があるため、このような声も。
小さめの赤ちゃんは案外長く新生児用の服を使用することもあり、少ししかいらないと思っていたのに足りなかった!ということもあるそうです。
また、おうちの中でも肌着ではなくベビー服を着せて過ごす場合は、吐き戻しやおむつ漏れなどで大量に必要になってくる場合も。

あまり買い込み過ぎず、必要ならその都度買い足し!が一番失敗しなさそうですね。

買ってよかったもの・後悔したもの その他まとめ

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その他にも、先輩ママが買ってよかったもの・いらなかったものをまとめました!
育児環境はそれぞれに個人差があるため、「自分の家はどうかな?」「生まれてから考えようかな?」など、出産準備の参考にしてくださいね。

買ってよかった!

・バウンサー、ハイローチェア

赤ちゃんを乗せて揺らすことで、ぐずりがおさまったり眠ってくれたりと便利だったという意見がありました。
また、ハイローチェアは揺りかごとベビーベッドとして使用できるうえ、おすわりできるようになってからの離乳食タイムに活躍したというママが多いです。


・授乳クッション

授乳時に座って膝と赤ちゃんの間に挟むことで、赤ちゃんを支える必要がなくかなり腕が楽になります。
おすわり時期の赤ちゃんの姿勢補助にもなるタイプもおススメです。


・おしりふきウォーマー、おしりふきのフタ

冬場のおむつ替えは、おしりふきがとても冷たくなっていて赤ちゃんが嫌がることが多いです。
手であたためてから使うのもアリですが、ウォーマーがあればおしりふきが常に温かいので便利ですね。
また、おしりふきに張り付けて使えるタイプのフタは、繰り返し使えるしおしりふきケースよりかさばらないのでお出かけの際にグッドです。


・粉ミルクケース、少量の保温水筒

夜中の授乳の時に、粉ミルクをいちいち計量するのは面倒…。
あらかじめ必要量を計量して保管しておける粉ミルクケースは、計量済みの物をサッと哺乳瓶に入れられるので、夜間授乳やおでかけの際に便利です。
また、保温ができる水筒を用意しておけば、お出かけの時に持参したお湯でミルクを作ることができます。

買ったけどいらなかった!

・母乳パッド

母乳がよく出る人には必須アイテムですが、あまり出ないタイプの人は余らせてしまったり使わなかったりすることも。
あまりたくさん買い込み過ぎると、処理に困ってしまいますね。


・哺乳瓶

今度は逆に、母乳がよく出るためあまり使わなかったもの。
完全母乳で育てることができたため、哺乳瓶をたくさん買ったけど必要なかったという意見もありました。
授乳関係は生んでみないとわからないため、出産前にあまりたくさん買い込まないほうがいいかもしれませんね。


・おくるみ

夏場の赤ちゃんに必要なかったという声が多くありました。
おくるみは保温機能が高いものが多いため、暑い時期にはあまり出番がないまま使わなくなってしまうこともあるそうです。
夏の時期は大き目の肌触りのいいバスタオルなどで十分代用できます。


・ベビースケール

自分の母乳の分泌量が気になって、赤ちゃん用の体重計を購入するママも多くいます。
ですが、赤ちゃんの体重に一喜一憂して、逆にものすごいストレスやプレッシャーを抱えることも…。
家にあるとついつい測ってしまうので、赤ちゃんの発育に問題がなさそうなら検診のときやお出かけ先にのベビーコーナーにあるもので測るくらいでちょうどいいかもしれません。


・ベビー用靴下

赤ちゃんの足が冷えないように、と出産前に購入することが多いですが、赤ちゃんはよほど寒い日でもない限り素足で過ごしたほうがいいようです。
とくに、あたたかい時期での出番はほぼないと思ってよさそう。
買うとしても1~2足程度で良さそうです。

まとめ

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赤ちゃん用品の準備は、各家庭によって必要なものや不必要なものの差が激しく、一概には言いきれないものが多々あります。
とくに育児用の雑誌などには出産準備用のアイテムがたくさん載っていて迷ってしまいますが、広告も兼ねて売り出したいものを載せていることも多々あるので、あまり鵜呑みにしないようにしたいところですね。
身近な先輩ママの意見を聞いたり、またおさがりやレンタルでいけそうなものはうまく活用して、出産にかかるコストを少しでも節約しましょう♪
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