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新生児の体と特徴について徹底解説!これで初めての育児も安心!

新生児の体と特徴について徹底解説!これで初めての育児も安心!

2017年2月11日 公開

新生児のからだ
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新生児とは、4週未満(28日間)の赤ちゃんのことを言います。
ママの体内にいた赤ちゃんにとって、お乳を吸うこと、息をすること、体温調整すること、すべてが初めてのことばかりでこの世の中に慣れるのに4週間が必要なのです。
この時期にある新生児の特徴をよく理解して自信と愛情を持って育ててあげましょう。

新生児の特徴

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新生児の体重は、約3kgで身長約50cmです。
体温は、37℃前後で皮膚は、抵抗力が弱くて乾燥してポロポロ落ちます。
便も尿も出産後24時間以内に排泄されはじめて出生後まもなくの便は、胎便と言い、暗緑色で粘りも強いです。
2~3日すると緑黄色で次第に黄色便となります。
生後3~4日が最も生理的黄疸が強く出ますが、7~10日で自然に消えます。
生後3~4日ごろまでは、体重が生理的に減少しますが、その後だんだんと増えて一週間程度で元の体重へと戻ります。

からだの発達

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発育の標準値は、多くの乳児の平均に過ぎず、個々の赤ちゃんによって発達の仕方は様々です。
体重は、生後2~3日は減って生後1週間で産まれたときの体重に戻ります。
生後1か月で約1kg増え、生後1年で出生時の約3倍まで成長します。
身長は、1年で出生時の約1.5倍になります。
五感も発達して、視覚30cm位の距離でボヤッと見えます。
お腹の中にいるときから聴覚が発達していて聞こえています。
ママのお乳のニオイも良く知っているので嗅覚も発達しています。
おいしいもの、おいしくないものも味覚が発達していてよくわかっています。
触覚でママのぬくもりを感じ取っています。
五感を刺激することは、脳の発達を助けています。

赤ちゃんの健康

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育児の第一歩は、赤ちゃんの健康状態を見分けることから始まります。
手足が活発に動いている時は、大丈夫です。
いつもよりもぐずったり機嫌が悪い、ぐったりとしている時は注意が必要です。
また食欲がなくておっぱいの吸い方が弱かったり、飲む量が少ない、勢いよく吐く、吐く回数が多いと気など注意です。
体温も毎朝測るようにして平熱を知っておくことも大切です。
37.5℃以上あるときは、注意が必要です。
便や尿も回数、量、色、臭い、形状などもしっかりと見ておくようにしましょう。
母乳栄養児は、人工栄養児に比べて便の回数が多いことも頭に入れておきましょう。

赤ちゃんの便の形状について

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赤ちゃんの便は、母乳栄養と人工栄養で違いがあります。
母乳栄養の場合は、卵黄色または緑色で水分が多く軟膏様で臭いも少なく少し水っぽいのが特徴です。
だいたい一日に3~6回くらいで出ます。
それに比べて人工栄養は、淡黄色または緑色で形がある便が出て腐敗臭がします。
1日に1~4回と母乳栄養より少ないです。
かわったうんちが出たときは、おむつごと病院へ持っていき見せた方がいいでしょう。

赤ちゃんの様子

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赤ちゃんがよくお乳を吐くことがあります。
一般に赤ちゃんは胃の入り口にしまりがないのでよく吐くものなのです。
1~2か月の赤ちゃんが1日に1回くらいゲポッと勢いよく吐いても機嫌が良くて体重も増えていれば心配ありません。
湿疹が出ることがあります。
なかなか治りにくく、治ってもまた出ます。
ごく初期のうちに治すのが肝心です。
赤ちゃんの衣類の材質、洗濯のすすぎに十分気をつけましょう。
柔軟剤は、使用しない方がいいです。
そして一番多いのは、オムツかぶれです。
オムツはいつも乾いた状態になるように取り換えましょう。
布オムツの場合は、良く洗って日光またはアイロンで消毒しましょう。
2日ほど便が出なければ綿棒で刺激して出してあげましょう。
方法は、赤ちゃんを仰向けに寝かせて足を固定して綿棒にオリーブオイルをつけます。
綿棒の綿の部分をおしりの穴に入れます。
そして綿棒を円を描くように動かして刺激します。

こんな時は、医師の診察を受けましょう!!

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ぐったりとして元気がない、熱が37.5℃以上続く場合や黄疸が強く長期間続いている場合、体重が減り良く吐いたり下痢をしている場合、呼吸が苦しそう、おへその回りが赤くジクジクしている時。
受診するときは、症状がいつごろからどのようにあらわれたか、その他赤ちゃんに変わったことはないかなど詳しく医師に相談しましょう。
受診の際は、母子手帳も忘れずに!!
赤ちゃんの健康診断も赤ちゃんが順調に大きくなっているか見るためのものなのでちゃんと受けましょう。
母子手帳の記録は、小学校まで使えて赤ちゃんの宝物なのできちんと記録と保管をしてあげましょう。

赤ちゃんの生活環境を整えましょう。

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新生児の赤ちゃんは抵抗力も弱く、体温調節も不十分なので環境に注意して病気から守ってあげましょう。
冷暖房機器、湯たんぽ、アンカは、足元から20cmほど離して間接的に温めましょう。
ストーブを使用するときは、部屋の喚起、湿度に気をつけましょう。
扇風機やクーラーの風が直接赤ちゃんにあたらないように注意しましょう。
他にも枕元に物を置かない、サークルメリーなど赤ちゃんの顔の真上にこないようにする、ベッドは窓際に置かない、壁から10~20cm離すようにしましょう。
直接日光が当たらないようにしてタバコは吸わない、できるだけ静かな部屋を心がけましょう!!

まとめ

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育児は、自分たちの子どもを通してご両親が成長することでもあります。
初めての育児でなにかと不安なことも多いかもしれませんが、新生児の赤ちゃんの様子をよく観察してなにかおかしなことがあれば、すぐに病院で診察してもらうようにしましょう。
ママやパパも愛おしい我が子を愛情深く見守り、その子がその子らしく成長できることが大切なので一人で悩まずに困ったことや不安なことは、周りの助けてくれる人に相談するようにしましょう!!
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