妊娠中の体重管理は太った痩せたが問題ではない?

妊娠中に体重をコントロールすることは、お腹の赤ちゃんのためになるのです。そして出産時により安産になるために必要なことです。ここでは、理想の体重増加量の出し方や体重を増やすペースをお伝えします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  
  •  

2016/11/09 公開 | 453 view

妊娠中の体重管理は太った痩せたが問題ではない?

体重管理のスタートは自分の体型を知ること

 (2002)

妊娠中の体重管理のポイントは、
自分の体重そして体型を知るところからスタートです。

この時点での体重によって妊娠中の理想の体重増加量は変わってきます。
体重のサバを読んで痩せていることにすると、あとあと自分の首を絞めることになるので気をつけましょう。

では、体型とはどのように出すのか・・・?
それはBMIです。

計算式は次の通りです。
妊娠前体重(Kg)➗身長(cm)×身長(cm)=BMI

ここで出た数字がBMI値と言って体格指数になります。
もっとも病気にかかりにくいのが22

18未満     痩せ気味
18から〜24   標準
25以上     太り気味

客観的に数値を知ることから始めましょう!

妊娠中の理想の体重増加量とは?

自分の体型、BMIがわかるとそれに合わせて理想の体重増加量が出ます。

BMIが18未満の場合 理想の体重増加量は 10kg〜12kg程度
BMIが 18〜24  理想の体重増加量は 7kg〜10kg程度
BMIが25以上の場合 理想の体重増加量は 5kg〜 7kg程度

ご自身のBMIに合わせて、理想の体重増加量を知ることが出来ます。

体重増加量のペースを知る!

理想の体重増加量がわかったら、それを週数に合わせていきます。

理想の体重増加量が10kgの場合 10ヶ月で割ると1ヶ月あたり 1kg増となります。

しかし、ここで気をつけたいのは、1ヶ月1kgペースと考えると気づくと太りすぎているということがよくあります。

そこで体重管理の成功の鍵は、理想の体重増加量➖2Kgとすることです。

そしてもう一つは、妊娠20週までは体重増加を抑えることがポイントです。

体重管理のポイントは見える化!

 (1827)

頭ではわかっていても難しいのが体重管理です。

そうです、頭で考えるから難しくなるのです。

では、どうすればいいのか?
それは、「見える化」です。

体重を書いてグラフにすることをお勧めします。

体重とグラフが書き込める母子手帳もありますので、書き込める母子手帳をお持ちの方はぜひ、有効活用してください。
この方法は私がプレママ達に体重指導をするときに使う方法です。

体重管理が安産への道

Free vector graphic: Scale, Weigh-In, Mass, Weight - Free Image on Pixabay - 1133910 (2010)

一昔前は、お腹の赤ちゃんの分まで食べるということが言われてきましたが、今では食べ過ぎて理想体重よりも体重が増えることはよくありません。

特に20週までは赤ちゃんの体重は300g程度、羊水や胎盤、母体の血液増加量を含めても2kgもありません。
それなのに体重が増えるとどうなるのか・・・。

それは脂肪になるのです。
もちろん、産後の母乳のために必要ではありますが、脂肪だけ何Kgも増えるとどうなるのか?

お腹やお尻、背中、太もも、胸などに脂肪は付きます。

お産の時、ただでさえ狭い産道を赤ちゃんが通ってくるのに脂肪が付きすぎて産道がさらに狭くなり、なかなか赤ちゃんが降りてこなくなることもあるのです。

このように、体重増加はお産が進まない理由の一つなのです。

その他にも、体重増加は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクを高めます。

妊娠高血圧症候群って?

28 件