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赤ちゃんの予防接種は生後2か月から!必要な理由とスケジュール例

赤ちゃんの予防接種は生後2か月から!必要な理由とスケジュール例

2017年2月28日 公開

生後2ヶ月の小さな体に注射をするのって大丈夫なの?スケジュールってどうやって決めているの?まずは予防接種は何のために行っているのかを理解してしっかり計画を立てましょう!予防接種は「ワクチンで防げる病気」の為におこなっています。予防接種をすることで病気にならない抗体を持った体になります!

赤ちゃんに予防接種が必要な理由

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生後1ヶ月の健診が終わるとまもなくして予防接種の計画に入ります。
予防接種はママからもらった抗体・免疫が弱くなっているため、予防接種にてそれを補います。

予防接種する病気のほとんどが、それにかかってしまうと治療が長引いたり、ひどいときには後遺症などになってしまうことも考えられるもの。
予防接種1本でそれが完全でなくとも予防できる、軽度の症状ですむなど医学の進歩に感謝できるものです!

赤ちゃんの時は大半が自治体から送られてくる無料の問診票やチケットなどで受けられます。
次にお話する定期接種は、なんと13歳までに約15回ほどの予防接種を受けます。

病気の発症リスクを避けて上げることが、ママやパパの役割の1つです!
計画をたてて大切な我が子を病原体から守ってあげましょう!

予防接種の種類は「定期接種」と「任意接種」の2種類

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先ほどもあげた「定期接種」は無料で受けられるものであり、感染力が高いため予防の必要性が高いため、国が接種を促しているものとなってます。
それに対して「任意接種」は親の判断で受けるか否か決められる費用が発生するものです。
主な接種項目は以下の様になります。

■定期接種
ヒブワクチン
肺炎球菌
四種混合
BCG
日本脳炎
MR(はしか・風疹)
B型肝炎(H28年産まれから定期接種になったようです)
など……

■任意摂取
B型肝炎(H27までのお子様は任意接種です)
ロタウィルス
おたふくかぜ
など……

こんなにたくさん……。
そうなんです。たくさんですね。
うまくスケジュールを調整して受ける必要があります。

接種スタートは生後2か月から

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予防接種は生後2ヶ月からスタートします。
自治体より予防接種の問診票やチケットなどが送られてきます。

予防接種はほとんどの病院が予約制だと思います。
事前にかかりつけの病院に確認しておきましょうね!
というのも予約制の場合、病院によって違いはあるでしょうが予約に苦労する場合もありますので計画をしっかりと立てておくことがベストです。

また、生後2ヶ月に入ってすぐに接種することをオススメします。
1回目の接種後は間隔をあけて次の接種をしていきますが、お子様の体調によってスケジュールがうまくいかなかったり、ママも働き始めると休みとの調整が難しくなったりとうまくいかないこともたくさんあります。
始める期間を早くしておくことでそういった焦りなどもなくなるのではじめが肝心!です。

接種をする時期も大事

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予防接種を受けるときは、次回接種日までしっかり計画を立てておくことが必要になります。
BCGやMRなどは27日開けないと次の予防接種が受けられないので秋頃のインフルエンザの予防接種などは注意が必要です。
また、ヒブや肺炎球菌などの間にBCGなどを接種してしまうと2回目以降の接種が遅れてきます。

問題視すべきなのはその接種が遅れたことによって病気になってしまう可能性があると言うこと。
可能性なので厳密な管理は必要ないかも知れませんが、そういったことを考えておかないと後々のスケジュールに影響します。

季節によって接種するものを調整 しなければいけないので注意してくださいね!

忘れずに接種するにはスケジュール調整を

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2ヶ月から始まる予防接種。スケジュールをしっかりたてて起きたいけどどうやって??
とおおもいのかたもいるのでは?私もまったく???でした。

病院に予約の際に相談すると教えてくれるのでまずは相談をしてみるのもいいですし、以下のスケジュールを参考にするのも良いと思います。
私もこのスケジュールを照らし合わせながら予定を立てていました。
予防接種スケジュール

予防接種スケジュール

保育園や幼稚園などに入園を予定している場合は、たくさんの園児が通うため、いろいろな感染症の可能性があります。
あらかじめ、施設に確認しておくと良いですね!

予防接種の間隔や回数はワクチンによって違う

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予防接種のワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンに分かれます。
大きな違いは細菌やウィルスが生きているかどうか。
文字通り生ワクチンは生きた細菌を弱めたものでその病気にかかった時と同じように免疫力をつけるものです。また、不活化ワクチンは、細菌やウィルスを殺して免疫に必要な成分をとりだしたものです。

生ワクチンを接種した場合は、27日間の間をおかないと次の予防接種が受けられません。
不活化ワクチンの場合は、6日以上あいていれば問題ありません。

■生ワクチンの予防接種■
BCG、MR(麻疹・風疹)、みずぼうそう、ロタウィルス

■不活化ワクチンの予防接種■
ヒブ、肺炎球菌、日本脳炎、四種混合


また、ワクチンによっては接種する回数が異なります。
たとえばBCGなどは1回のみですが、ヒブワクチンなどは4回の接種が必要です。
上のリンクを参考にして頂いて何をどれだけ接種しなければいけないかを確認してみて下さい。

同時接種も必要不可欠

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予防接種は1回につき1ワクチンではなく複数のワクチンを接種する同時接種が可能です。

1歳になるまでに接種が必要な予防接種は7種類ほど。1種ずつ接種ももちろん可能ですが、同時接種をすることでスケジュールも立てやすいです。

1種ずつ接種するのと同時接種するのとでは安全性も効果も変わりありません。
またデメリットもないと言われていますので安心して接種しても大丈夫です。

ほかの先進国では1度に6種類くらいのワクチンを接種しているようです。
早い時期の接種を重要視しているようですね!

接種する場所は自治体が指定する場所や医療機関

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接種する場所ですが、私は小児科でWEB予約をして接種していました。

病院のホームページや、市 役所のホームページから接種可能な病院のリストがアップされていますので確認しながら探すと良いと思います。

病院によっては取り扱いのないワクチンもあるので特に任意接種になっているものについては事前に確認をしておいてくださいね!

もし接種し忘れてしまったら?

うっかりもしくは体調の都合などで予防接種を受けられないこともゼロではありません。
公費で受けられる期間は限られているためその期間でどうにか接種できれば無料で接種は可能です。
ただ、対象年齢はそれなりに長いので自治体や病院に確認してみてください。

○定期予防接種の期間○
B型肝炎・・・2ヶ月~1歳
ヒブ・肺炎球菌・・・2ヶ月~5歳

この期間を超えても任意で接種ができますが実費となります。
金額は、だいたい¥6,000~と言われています。

まとめ

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予防接種は他国に比べてまだまだ考え方が異なっています。
これはワクチンに対しての安全性から厳しい制限があるためです。

生後2ヶ月で既に6ワクチンの接種を終えてしまう国もあるようです。

ワクチンで防げる病気が沢山あります。
残念なことに日本はこの防げる病気で健康を損ねたり、命を脅かしたりしている子供たちが多いという事実があります。

まだまだ日本では同時接種や、次回接種日、体温や接種場所など先進国の中でも考え方に差があるようです。
まずは、予防接種への理解を深めて頂くことからスタートして頂ければと思います。
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