血尿がでた!これって病気?産後や授乳中のママがなりやすい膀胱炎の予防法とは?
2018年12月21日 公開
膀胱炎は女性に多い病気です。中でも、産後や授乳中のママは要注意!「まさか自分が!?」と思うかもしれませんが、膀胱炎は気が付かないうちに症状が悪化してしまう病気です。 ある日突然、血尿が出た…!このような症状は、膀胱炎がかなり進行している状態です。そうなる前に、ママはしっかり体調管理をしておきたいですね。 でもどうして産後や授乳ママが膀胱炎になりやすいの?膀胱炎の原因や症状、気になる治療法や予防法についても、詳しく紹介します。 赤ちゃんと楽しく毎日を送るために、体調管理はしっかり行いましょう。
突然の血尿!それは膀胱炎かもしれません
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トイレにいったらいつもと違う色のおしっこが出て、びっくりすることがあります。おしっこの色は、いつもより濃い濁ったオレンジ色だったり、ワインのような真っ赤な色だったり、血の塊のようなものが出てきたり…それらはおしっこに血が混ざっている『血尿』です。血尿が出ると、痛みや残尿感が伴うことがあります。
血尿は男性よりも女性に症状が出る方が多いとされており、血尿の症状から予想される病気はいくつかあります。
中でも膀胱炎は、出産後や育児中のママに多い病気です。血尿の症状があるのでしたら、もしかしたらそれは膀胱炎かもしれません。
血尿は男性よりも女性に症状が出る方が多いとされており、血尿の症状から予想される病気はいくつかあります。
中でも膀胱炎は、出産後や育児中のママに多い病気です。血尿の症状があるのでしたら、もしかしたらそれは膀胱炎かもしれません。
膀胱炎ってどんな病気?
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膀胱炎とは、その名の通り膀胱が炎症を起こす病気です。
症状としては、
症状としては、
排尿痛:排尿時に差し込むような痛みが生じ、排尿の終わりに特に痛みが強くなります。
頻尿:排尿回数が増え、30分~1時間ごとにトイレに行きたくなることもあります。
尿の濁り:細菌と戦うために集まった白血球や炎症部分の分泌液やはがれた膀胱の粘膜が混入するために、尿が濁ります。
などがあります。症状が軽い場合は、当てはまる項目が少ないため、膀胱炎だと気が付かないことも。しかし、放置しておくとどんどん悪化してしまうことがあります。
膀胱炎になる原因は?
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膀胱炎になる理由としては、
膀胱の中で細菌が繁殖し、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気が「膀胱炎」です。圧倒的に女性に多い病気です。女性の方が尿道が短く、細菌が膀胱まで簡単に到達してしまいます。多くの場合、おしっことともに細菌は膀胱の外へ洗い出されますが、おしっこを我慢したり、体調が悪かったりすると膀胱の中で細菌が繁殖して膀胱炎を起こします。
ということがあげられます。膀胱の粘膜の炎症がひどくなると、出血してしまい、血尿としての症状が現れるのですね。血尿が出ているという事は、症状はかなり進行している状態です。
膀胱炎の原因としては他にも、水分をあまりとらずにトイレに行く回数が少ないという方も、膀胱内に雑菌が長くとどまるので、膀胱炎になりやすいとも言われているそうです。
膀胱炎の原因としては他にも、水分をあまりとらずにトイレに行く回数が少ないという方も、膀胱内に雑菌が長くとどまるので、膀胱炎になりやすいとも言われているそうです。
膀胱炎が産後や授乳中のママに多いワケ
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出産後、ママの体力は著しく低下し、体調を崩しやすくなります。更に、赤ちゃんに合わせて不規則な生活になりがちだし、ゆっくりと休む暇もありませんよね。環境の変化に体が付いていけないなどの理由で、疲れやストレスがどんどん溜まり、膀胱炎になりやすいのです。
また、授乳中のママは、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、自分の体の水分は少なくなっています。そのため、トイレに行く回数が減ってしまい、膀胱内で雑菌が増殖しやすい状態になっているのです。
育児に追われると、自分のトイレなんて後回しとなったり、子どもからも目を離せない状態で、トイレに行きたい時に行けないということが何度もありますよね。トイレを我慢していると、やはり膀胱炎になりやすいのです。
そういった原因が重なるため、産後や授乳中のママは、膀胱炎になりやすく、注意が必要と言われているのです。
また、授乳中のママは、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、自分の体の水分は少なくなっています。そのため、トイレに行く回数が減ってしまい、膀胱内で雑菌が増殖しやすい状態になっているのです。
育児に追われると、自分のトイレなんて後回しとなったり、子どもからも目を離せない状態で、トイレに行きたい時に行けないということが何度もありますよね。トイレを我慢していると、やはり膀胱炎になりやすいのです。
そういった原因が重なるため、産後や授乳中のママは、膀胱炎になりやすく、注意が必要と言われているのです。
他にも気を付けたい!授乳中のママがかかりやすい病気は?
授乳中のママは乳腺炎にも注意しなければなりません。
気を付けることを、合わせて確認しておきましょう。
気を付けることを、合わせて確認しておきましょう。
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膀胱炎の治療はどんなことをするの?
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膀胱炎は、膀胱内に雑菌が繁殖し、粘膜が傷つけられている状態です。その雑菌をなくすためにお薬を飲んで治療します。
膀胱炎の治療には抗菌薬が用いられます。3~4日の服用で症状はよくなります。尿量が少なく、膀胱にたまっている時間が長いと膀胱内で菌が繁殖しやすくなるので、水分を多めに摂取して尿量を増やすように心がけてください。こまめに排尿することも大切です。
薬の処方の他にも、医師からはなるべく規則正しい生活を心がけるよう指導されることもあります。
薬の服用が終わったら、再び尿検査を受け、膀胱炎が完治していることを確認しましょう。再発を繰り返さないためには確実に治しておくことが大切です。薬を服用してもなかなか症状が良くならない場合には、あらためて細菌を培養して、細菌の種類や薬との相性をチェックします。最近、耐性菌と呼ばれる抗菌薬の効きにくい細菌が増えています。完全に治るまできちんと治療して下さい。さらに、膀胱炎の誘因となる病気について検査を行う場合もあります。
おしっこの状態や体調が改善されたからといって、自己判断で薬を途中でやめてはいけません。体調が改善されても膀胱内に雑菌が残っていれば、また繁殖してしまう可能性があるためです。
雑菌をすべてなくすためにも、お医者さんに指示された量の薬は飲み切りましょう。
改めて検尿検査を行い、雑菌が規定値を下回っていれば治療は完了します。
雑菌をすべてなくすためにも、お医者さんに指示された量の薬は飲み切りましょう。
改めて検尿検査を行い、雑菌が規定値を下回っていれば治療は完了します。
授乳中に膀胱炎になったら薬は飲めない?
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授乳中のママが膀胱炎になり心配なのは、薬の成分が母乳に出てしまわないかどうかという事がありますよね。授乳中のママが膀胱炎になった時でも飲めるお薬はあるそうなので、安心して下さい。
お医者さんによっては、ママへの投薬のために授乳をストップするよう指示を出す方もいるようです。しかし、完治まで4~5日授乳を止めるというのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても辛いですよね。
お医者さんに授乳中であることをお話しし、なるべく授乳中でも飲める薬を処方してもらうようにしましょう。膀胱炎は、泌尿器科を受診するのが一般的ですが、婦人科でも見てもらえるそうです。婦人科の先生ならば、授乳中だということも相談しやすいですね。
ただし、発熱を伴う血尿など、症状の進行が著しい場合は、より専門性の高い泌尿器科を受診することをおすすめします。
お医者さんによっては、ママへの投薬のために授乳をストップするよう指示を出す方もいるようです。しかし、完治まで4~5日授乳を止めるというのは、ママにとっても赤ちゃんにとっても辛いですよね。
お医者さんに授乳中であることをお話しし、なるべく授乳中でも飲める薬を処方してもらうようにしましょう。膀胱炎は、泌尿器科を受診するのが一般的ですが、婦人科でも見てもらえるそうです。婦人科の先生ならば、授乳中だということも相談しやすいですね。
ただし、発熱を伴う血尿など、症状の進行が著しい場合は、より専門性の高い泌尿器科を受診することをおすすめします。
膀胱炎かも!?自己判断はせず通院を!
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膀胱炎は、症状が軽ければ自分で治癒できる病気とネットでは情報が流れていますが、絶対におすすめはしません。
というのも、おしっこの状態だけ見て治っていると自己判断すると、自分でも気が付かないうちに症状が進行しているということがあるからです。症状が軽いうちでしたら、治療も早く完了します。しかし、放置したことでより症状が重くなると、膀胱炎から腎盂腎炎に進行してしまい、最悪入院しなければならないということもあります。
もう血尿が出ているという事は、症状は結構進行している状態です。育児で忙しいかとは思いますが、早めに通院をしましょう。
というのも、おしっこの状態だけ見て治っていると自己判断すると、自分でも気が付かないうちに症状が進行しているということがあるからです。症状が軽いうちでしたら、治療も早く完了します。しかし、放置したことでより症状が重くなると、膀胱炎から腎盂腎炎に進行してしまい、最悪入院しなければならないということもあります。
もう血尿が出ているという事は、症状は結構進行している状態です。育児で忙しいかとは思いますが、早めに通院をしましょう。
膀胱炎の市販薬ってどんなもの?
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膀胱炎には市販薬があります。忙しくて病院に行く暇がないという方には大助かりですね!
ただし、市販薬では抗生剤は購入できませんので、薬の成分は病院で処方されるものとは違うようです。
ただし、市販薬では抗生剤は購入できませんので、薬の成分は病院で処方されるものとは違うようです。
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抗生剤は膀胱内で増殖した菌に効果を発揮しますが、こちらの薬はおしっこを促して菌を外へ出し、膀胱内の炎症を沈めるという効果があるようです。軽めの膀胱炎には良さそうですね。
ただし、血尿が出るほど症状が進行している場合は、必ず通院をしましょう。
授乳中の方は、医師または薬剤師に相談と記載されています。不安でしたら、薬局の薬剤師さんに相談してみましょう。
ただし、血尿が出るほど症状が進行している場合は、必ず通院をしましょう。
授乳中の方は、医師または薬剤師に相談と記載されています。不安でしたら、薬局の薬剤師さんに相談してみましょう。
膀胱炎は予防できる!
via pixabay.com
膀胱内に雑菌が繁殖しにくい環境を作ることで、膀胱炎は予防できます。
雑菌が繁殖しないようにするには、まずおしっこを我慢せずこまめにトイレへ通うこと。おしっこが出なくても、2、3時間に1回はトイレへ座る習慣をつけるようにしましょう。
それから、おしっこの量を増やして雑菌を外へ出すようにすることです。トイレの後は、コップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。そうすることで、自然とトイレへ行きたくなります。
雑菌が繁殖しないようにするには、まずおしっこを我慢せずこまめにトイレへ通うこと。おしっこが出なくても、2、3時間に1回はトイレへ座る習慣をつけるようにしましょう。
それから、おしっこの量を増やして雑菌を外へ出すようにすることです。トイレの後は、コップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。そうすることで、自然とトイレへ行きたくなります。
膀胱炎は、繰り返しやすい病気です
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膀胱炎は、1度発症すると、何度も繰り返すという方が多い病気です。慢性化しないよう、発症したら薬をしっかり飲みきり、治してしまう事が大切です。
また、普段からの生活習慣が原因の方は、生活そのものを見直すことで改善されるという場合もあります。なるべくストレスや疲れをためないようにし、バランスの良い食生活を心がけてみましょう。もちろん、意識してトイレへ行くのも大切です。
また、普段からの生活習慣が原因の方は、生活そのものを見直すことで改善されるという場合もあります。なるべくストレスや疲れをためないようにし、バランスの良い食生活を心がけてみましょう。もちろん、意識してトイレへ行くのも大切です。
産後や授乳中のママは膀胱炎に気を付けて!
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育児を頑張るママは大変です。しかし、自分の体も大切にしなければ、赤ちゃんのお世話にも影響が出てしまいかねません。自分が膀胱炎になると思っている人は誰もいませんし、「まさか自分が…!?」と思うはずです。
血尿が出てから気が付くのでは遅いのです。日ごろから膀胱炎にならないよう、気を付けて生活をしてみましょう。
血尿が出てから気が付くのでは遅いのです。日ごろから膀胱炎にならないよう、気を付けて生活をしてみましょう。
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