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“子どもファースト”を上手に育児に取り入れるコツ!良い親子関係を築くためにできること

“子どもファースト”を上手に育児に取り入れるコツ!良い親子関係を築くためにできること

2019年10月28日 公開

育児には正解がなく、日々模索しているママは多いのではないでしょうか。今回は”子どもファースト”を育児に取り入れるコツについてご紹介いたします。SNSでも話題の”子どもファースト”ですが、育児に上手に取り入れるために気をつけたいことは何でしょうか。”子どもファースト”にはメリットもあれば、親が犠牲になる可能性もある、というデメリットもあります。より良い親子関係を築くために、どのように取り入れていけばいいのか詳しくみていきましょう!

"子どもファースト"を育児に取り入れるってどういうこと?

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◎"子どもファースト"って何?

もともとは「チルドレンファースト」という、社会的に子どもを第一に考え優先する、という考え方や標語のことを指しています。「こども手当」や「高校教育無償化」などの政策として具体化されたことが知られています。

そのような政治的または社会的な意味から、普段の育児でも「子どもを優先に」という考え方を表す言葉として、使われることが増えているようです。

◎"子どもファースト"な育児とは?

子どもファーストを育児に取り入れる場合、「子どものことを優先して考える」ため、子どもの予定や気分、やりたいことなどを優先して考える必要があります。子どもの人生を一番に考えて、物事を選択し決断していく、ということにつながります。

"子どもファースト"を育児に取り入れるメリット

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では"子どもファースト"を育児に取り入れるとどんなメリットがあるのでしょうか。

◎子どもがのびのび育つ

子どもの予定や「やりたい」もしくは「やりたくない」という気持ちを優先するため、子どもの気持ちを抑えることなく育児をすることができます。そのため、子どもは自分の気持ちが伝わり、大事にされていると実感できるため、のびのびと育つことにつながります。

◎子どもと向き合う時間を作ることができる

何よりも子どもの気持ちを考えるため、どんなことを考えているか、気持ちを汲み取ることが必要です。中には自分の気持ちを上手に表すことができない子どももいるため、ちゃんと向き合って話を聞いたりする時間を作ってあげると良いでしょう。

◎子どもの本当にやりたいことが見つかる

子どもはとにかく何にでも好奇心旺盛ですよね。そんな子どもの「やりたい」という気持ちを大事にできるので、本当にやりたいことが見つかりやすくなります。

"子どもファースト"が育児の思わぬ落とし穴にも

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一見、良いことばかりに感じる"子どもファースト"ですが、思わぬ落とし穴も。
子どもファーストなのは自分だけ、と嘆くママも少なくないようです。

◎ポイントは親が犠牲になっていないか

育児をしていたら、"子どもファースト"が当たり前!と考えるママも多いかもしれません。でもそこには、子どもを優先しすぎて自分が犠牲になっている可能性も潜んでいるかもしれません。

子どもの人生はもちろん大切ですが、ママやパパの人生だって同じくらい大切なはず。子どもを大事に思うあまり、過度な子どもファーストになっていないか気をつけることも重要です。

また、ママだけが子どもファーストの考え方になっている場合、パパも同じようにしてくれないと不公平感があり不満に思ってしまう場合もあるかもしれません。

◎子どもの成長する機会を奪っていることも

子どもファーストを取り入れる時に気をつけたいのが、子どもの気持ちを優先しすぎて、成長の機会を奪っている可能性もあるということです。

なんでも手に入ってしまうことが分かると、我慢ができない子どもになってしまう可能性も。我慢や譲ること、他の解決方法を身につけるという機会を奪っていないか、振り返って考えてみることも必要です。

ママこそ"自分ファースト"の考えが必要な場合も

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"自分ファースト"というと、どこか自分勝手のような言葉のイメージがあるかもしれません。

「自分ファースト」とは、周囲よりも自分のことを優先する傾向がある人、という意味で使われていますが、「わがまま」とはまた違うという認識もあるようです。自分ファーストばかりだと育児をする上で難しい場面もあるかもしれませんが、時には自分の気持ちを優先することも必要です。

子どもファーストには良い面もあれば良くない面もあります。子どものやりたいことばかりではなく、時にはママの買い物や趣味に一緒に取り組むのも良いでしょう。

なかなか自分の時間が取れにくいママだからこそ、やりたいことをやる時間を積極的に作ってみてはいかがでしょうか。子どもにとったら、ママがどんなことが好きなのか、きっと興味津々です。何よりママが笑顔になってくれた方が嬉しいはず。ママのやりたいことが、子どもの新しい刺激になるかもしれませんね。

上手に"子どもファースト"を取り入れて育児に役立てよう!

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育児を日々頑張っているママ。子どもファーストを上手に取り入れて、より良い親子関係を築きたいですよね。基本的には子ども優先で、でも時には自分ファーストで。バランスがなかなか難しいですが、子どもにとってはママの好きなことややりたいことも良い刺激になります。

子どもを優先しすぎて疲れた!
私だけ"子どもファースト"なのは不公平!

など、過度に子どもファーストを意識したり、夫の理解がないまま進めてしまうと、かえって悪影響につながることも。

ママの気持ちも大事にしながら、バランスよく取り入れてみてくださいね。