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病気予防や花粉症対策に!マスクをつけていたら大丈夫って本当?正しい知識で家族の健康を守ろう

病気予防や花粉症対策に!マスクをつけていたら大丈夫って本当?正しい知識で家族の健康を守ろう

2020年2月9日 公開

風邪やインフルエンザなどの病気や花粉症など、マスクを着用する人も多いですよね。でもマスクの役割や正しい付け方を知らない人って意外と多いです。そこでマスクの持つ本来の役割や、正しいつけ方・外し方、手作りの方法まで詳しく解説。さらに病気予防に重要とされている手洗いうがいの正しい方法やおすすめグッズ、家の中にいるウイルスの除菌方法まで、予防に関すること全てをまとめました。ぜひ正しい知識を身に付けていってくださいね。

マスクをつけていれば病気や花粉症は予防できるって本当?

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マスクを着用している人の中には、ウイルスを完全に防御できると思っている人もいるかもしれません。でも風邪やインフルエンザのウイルスは非常に小さく、マスクの網目からすり抜けてしまうため、マスクだけでは完全にウイルスの侵入を防ぐことはできません

それならマスクをしても意味ないのでは?と思う人もいるかもしれませんね。でもマスクにはきちんとした役割があるので、まずは役割をしっかり理解していきましょう。

マスクの役割①口の乾燥を防ぐ

マスクを付けると、直接口に乾燥した空気が入り込まないため、口の中の乾燥を防ぐことが出来ます。ウイルスは湿度が低いと長く生きるため、口の中がしっかり保湿している方が、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるのです。

ウイルス自体の侵入を防ぐのは難しいですが、口の中を保湿するという観点では、病気予防に一役買ってくれます。

マスクの役割②菌をばらまかない為のエチケットとして

風邪などを引いた人が周りに移さないためのエチケットとしても、効果が期待できます。なぜなら咳やくしゃみから飛び出したウイルスには、唾液が含まれ通常より大きくなっているため、マスクの網目に引っかかるからです。

周りに極力ウイルスをまき散らさないことで、他の人へ感染する確率を減らすことが出来ます。

マスクの役割③花粉の吸い込む量をかなり減らせる

花粉はウイルスよりも大きいため、マスクをすることで約3分の1から6分の1程度に減らすことが出来るのです。吸い込む量が少なければ症状も緩和されるため、花粉症対策としてのマスクの効果は非常に高いと考えられます。

マスクの正しい付け方や外し方は?

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マスクを付けていても正しくつけていないと、効果も大幅に減少してしまいます。そこでマスクの正しい付け方・外し方を詳しく見ていきましょう。

マスクの正しい付け方

マスクの正しい付け方は以下の通りです。

1.マスクの裏表や上下を確認する
メーカー指定がない場合は、ゴムひもが付いている方が裏になることが多いです。また金具が付いている方が上、プリーツなどは山の部分が下方向になります。

2.鼻・口・顎を覆ように付ける
マスクのひだをしっかり広げて付けます。付け方のポイントは以下の通り。

ポイント1:金具部分を鼻にピッタリフィットするように折り曲げる
ポイント2:ひだをしっかり伸ばし、顎の下まで覆う
ポイント3:マスクが顔にしっかりついているか確認する


より正しくつけたい人は動画を見ながら行うと良いですよ。

正しいマスクの付け方~今すぐ取り組もう!「感染症対策」~

マスクの正しい外し方

使用後はマスクにウイルスなどが付いている可能性があるため、直接触ると手にウイルスが付いてしまいます。そのため、ゴム部分を持って外すようにしましょう。外したらそのままゴミ箱に捨てます。できればビニール袋などに入れて捨てると、ウイルスが外に出るのを防いでくれますよ。

マスクが手元にない時はどうしたらいい?作り方もチェックしよう

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せっかくなら手作りのマスクを作りたい、そんな人もいますよね。特に子ども用はサイズが中々サイズが合わなかったり、子どもが気に入る柄が無かったりすることも多いです。マスクはとても簡単に作れるので、この機会に作り方をマスターしていきましょう。

【準備するもの】
ダブルガーゼ
マスク用ゴム
※100均でも売っています!

【作り方】
1.ガーゼを30分程度水につける
※洗濯した時に洗い縮みを防ぐために行います
2.水につけたガーゼをしっかり搾り、乾かしたらアイロンをかけてしっかり伸ばす
3.ガーゼを切る(子ども:35cm×18cm、大人:42cm×18cm)
※子どもは顔のサイズに合わせて微調節すると良いです
4.柄がある方を下にして横長になるように置き、上下を中心に向けてそれぞれ折る
5.折った部分にアイロンをかける
6.横に三つ折りにして、アイロンをかける
7.かぶせた方を1cm程度内側に折り、アイロンをかける
8.サイドを1.5cmのところで縫う(波縫い)
9.ゴムを顔の大きさに合わせて切る(子ども:25cmくらい、大人:28cmくらい)
10.側面部分にゴムを通し結び、結び目を中に隠せば完成

2ヶ所縫うだけ!手作りマスク

簡単に作ることができる動画をチェックしておきましょう!

病気の予防には手洗いうがいも大事!正しいやり方は?

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病気などを予防するためには、手洗いうがいも大切なポイント!ではそれぞれの正しいやり方を見ていきましょう。

正しい手洗い方法

正しい手洗いの手順は以下の通り。

1.まずはハンドソープや石鹸をたっぷりつける
2.手のひらをしっかりこする
3.手の甲を洗う
4.指先を手の平にこすりつけ、爪の間もしっかり洗う
5.指と指の間を洗う
6.親指を手の平で包み、ねじるように洗う
7.手首をしっかり洗う
8.冷水で泡を洗い流す
9.清潔なタオルでふく

家族間のタオルの使いまわしはできれば避けた方が良いです。帰宅後はもちろん、食事前などもこまめに手を洗うようにしましょう。

おすすめのハンドソープはコレ!

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自動で出てくるハンドソープ。手で触れる必要がないので、ハンドソープにウイルスが付いてしまうこともありません。手でこすると泡の色が変わるので、しっかり洗えたか確認できるのも魅力です。

正しいうがいの方法

正しいうがいのやり方は以下の通り。

1.最初は口の中の食べかすなどを取るため、口に水を含んだら強めにうがいをする
※「くちゅくちゅぺっ」をイメージした感じで行う
2.2回目は上を向いて喉の奥まで水が届くよう、15秒程度うがいを行う
※「ガラガラペッ」の要領で行う
3.2回目と同じうがいをもう一度行う

うがいは水でも良いですが、うがい薬の方がより効果的です。もしうがい薬が無い時は、お茶などもおすすめですよ。

おすすめのうがい薬はコレ!

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薄めずそのまま使えるので、とても便利なうがい薬です。うがい後はすっきり爽快感を得られるのも魅力の一つ。うがい薬が苦手な人にも比較的使いやすいですよ。

家の中にいるウイルスを正しく除菌する方法は?

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どんなに気を付けていても、服などについてきてしまうウイルス。そんなウイルスを繁殖させないことが大切です。では具体的にどうすれば良いのか下記をチェックしておきましょう。

・ドアノブなどみんなが触るところは除菌スプレーなどで定期的に拭く
・食卓を拭くときも除菌スプレーを使う
・ソファーなども除菌スプレーで定期的に除菌する
・クッションなどは定期的除菌スプレーをし、太陽の当たる場所に干す

上記の除菌方法は花粉除去用のスプレーを使えば、花粉対策にも効果が期待できますよ。

おすすめの除菌グッズはコレ

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航空会社や鉄道会社など幅広い公共機関でも利用されている除菌スプレーです。ウイルスや細菌はもちろん、カビなどの防止にもおすすめ。アルコールフリーなので、小さな子どもがいる人にも安心して使えます。

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さっと拭くだけで身の回りのものをしっかり除菌できるウェットシート。持ち運びも便利なので、家の中はもちろん外出先でも使えますよ。

正しい知識を身に付けて病気や花粉症から家族を守ろう!

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マスクのつけ方や外し方、手洗いうがい方法などを紹介していきましたがいかがでしたか。自分ではきちんとできていると思っていても、意外とできていないことも多かったのではないでしょうか。

また家の中でできる正しい除菌方法も、病気や花粉から身を守るためには非常に大切です。ぜひ今回紹介した除菌方法も実践してみてくださいね。正しい知識をマスターして、自分自身はもちろん大切な家族も病気や花粉から守りましょう。