「日本の教育」と「海外の教育」驚くべき違いとは?
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出産を終え、みんな同じに育ってきた赤ちゃん期を過ぎると、徐々に気になってくるのが「教育」。どのように育てていけば良いのか?どのような方法が子供に合っているのか?気になりますよね。特に、これからの成長に大きな影響を及ぼす幼児期の教育は、パパやママがしっかりとした考えを持って行わなければなりません。
そこで今回は、日本と海外の幼児教育の違いについてご紹介します。日本の良さ・海外の良さをそれぞれ取り入れて、各家庭に合ったやり方を見つけてくださいね。
そこで今回は、日本と海外の幼児教育の違いについてご紹介します。日本の良さ・海外の良さをそれぞれ取り入れて、各家庭に合ったやり方を見つけてくださいね。
日本における幼児教育の特徴とは?
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最近では、少しづつ海外の教育を取り入れているところもありますが、まだ根強く残っている日本の古くからの慣習や考え方が主流のようです。日本における幼児教育は、以下のような特徴が挙げられます。パパやママも以下のような考えのもと育ってきたので、あまり違和感を感じないとは思いますが、改めて見ていくとハッとさせられる気がしますよね。
◆叱って育てる
日本は大人の社会でも同じですが、「叱って育てる」というのが当たり前ですよね。子供が間違いをすれば、厳しく叱って正しい方向へ導くというのが昔からの傾向です。最近では「叱らない」「怒らない」子育てというのも注目されてきてはいますが、基本的には失敗に対してとても厳しいのが日本の教育と言えます。
学校や幼稚園、家庭でも、「なんで同じ間違いをするの?」「何度も言っているのに何故出来ないの?」などと子供を叱ることってありますよね。叱る教育が根本にあるためか、子供を叱らないと、甘やかしていると周囲に勘違いされてしまう風潮でもあると思います。
学校や幼稚園、家庭でも、「なんで同じ間違いをするの?」「何度も言っているのに何故出来ないの?」などと子供を叱ることってありますよね。叱る教育が根本にあるためか、子供を叱らないと、甘やかしていると周囲に勘違いされてしまう風潮でもあると思います。
◆前へならえの精神
これは日本人特有の文化・慣習と関連していると思うのですが、基本的に「みんなと同じ」を好み、「みんなと同じ」であることを良しとする考えがあります。これは、教育現場でも同じ。最近は「個性を尊重しましょう」という考えも入ってきてはいますが、やはり日本では個性を大切にしつつも、みんなと同じでなければいけないという「前へならえの精神」が根深く残っていると言えます。
このような「前へならえの精神」によって、日本の教育では、子供たちは受け身の態勢でいることが多くなっているのです。たとえ自分がやりたいことがあったとしても、周囲と違う意見であった場合、発言するのを躊躇してしまいますよね。これが続いていくと、自分がやりたいことって何だろう?と、自分自身を見失ってしまうことにつながるのです。
このような「前へならえの精神」によって、日本の教育では、子供たちは受け身の態勢でいることが多くなっているのです。たとえ自分がやりたいことがあったとしても、周囲と違う意見であった場合、発言するのを躊躇してしまいますよね。これが続いていくと、自分がやりたいことって何だろう?と、自分自身を見失ってしまうことにつながるのです。
◆詰め込み教育
日本の教育は、よく「詰め込み教育」と言われるように、記憶力が勝負の世界です。たくさんの教科書や参考書から様々なことを学び、問題の解き方を記憶していきます。そうすることで、テストの問題の解答を導き出すことが出来るというのが日本のやり方です。
これは小学校や中学・高校だけではありません。幼児教育の現場でも同じようなことが言えます。あらゆる教材を使って、ひらがなや数字・外国語などを覚えさせます。覚えたものを使って、計算をしたり、文章を書いたり…ということにつながって行くのです。基本的に、問題の答えは1つ。1+1=2のように、1つの解答を導き出すための知識を身に着けるのが日本の教育の特徴です。
これは小学校や中学・高校だけではありません。幼児教育の現場でも同じようなことが言えます。あらゆる教材を使って、ひらがなや数字・外国語などを覚えさせます。覚えたものを使って、計算をしたり、文章を書いたり…ということにつながって行くのです。基本的に、問題の答えは1つ。1+1=2のように、1つの解答を導き出すための知識を身に着けるのが日本の教育の特徴です。
◆親が主導
日本では、多くの場合、親が子供の教育方針について主導権を握って決めていきます。これは小さな赤ちゃんの頃から始まっていて、何かと先回りしてお世話をしたり、大人の言う通りに動くように育てているかと思います。
赤ちゃんの寝かしつけにおいても、ママと添い寝をするなどして寝かしつけたり、卒乳のタイミングやおむつはずしのタイミングなど、全て親が考え、計画を立てて子育てをしていきます。幼児期の習い事やおもちゃ選び…どれをとっても親の考えが影響していると言えますね。
赤ちゃんの寝かしつけにおいても、ママと添い寝をするなどして寝かしつけたり、卒乳のタイミングやおむつはずしのタイミングなど、全て親が考え、計画を立てて子育てをしていきます。幼児期の習い事やおもちゃ選び…どれをとっても親の考えが影響していると言えますね。