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幼児期が大切!ピアノ教室で子どもの才能開花♬脳科学者も認める音楽のチカラとは

幼児期が大切!ピアノ教室で子どもの才能開花♬脳科学者も認める音楽のチカラとは

2017年3月14日 公開

人気の習い事として、いつの時代も上位にくるピアノ。幼児期から教室に通い、習う子も多いですよね。我が家も長男を4歳からピアノ教室に通わせています。習うと弾けるようになるだけではなく、情操教育や脳の発達にも良い影響があると言われていることはご存じですか?幼児期にピアノを習うことで期待できる効果や教室の選び方、注意点などご紹介します♡

幼児期のピアノ教室は大人気♡

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ピアノは幼児期の子どもから始められる、大人気の習い事。昔は女の子の習い事というイメージがありましたが、今では男の子もたくさん習っていますね。我が子も男の子ですが、通っているピアノ教室には男の子が多いんです。

個人のレッスンだけなく、今はグループレッスンやリトミックが主な教室も多いので、幼児期から気軽にピアノを始めやすいというのもあるのでしょうか。

「ピアノを弾けるとかっこいいから」
「ママ自身、昔ピアノを習っていた(習いたかった)から」
「音楽が好きになってほしいから」
「ピアノを習うことによる、いい効果に期待して」

など始める理由はそれぞれ違いますが、子どもに習わせたい!と思っているママは多いようです。
自分も習っていたから、子どもにも!と思い、また一緒にピアノを弾き始めるママも多いようです。私もその一人。今では息子の方がレベルもだいぶん上ですが、一緒に弾くと楽しいです♡
小さいころ習いたかったピアノ。自分の時は叶わなかった夢を、子どもにはぜひ!と習わせる方も。昔からピアノは習い事として人気だった証拠ですね。
長年娘さんにピアノを習わせている方の声です。ピアノという習い事を通して、お子さんの成長を実感できるなんて素敵ですね。

ピアノは何歳までに始めるといい?

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そんな人気のピアノですが、何歳くらいから習いはじめるのがベストなのでしょうか。よく、「絶対音感を付けたいなら〇歳まで!」などと聞くこともありますね。しかし、年齢で「〇歳からがおすすめ!」と言っても、子どもの発達段階は個人差が大きいもの。

また、「早ければ早い方がいい!」というものではないようです。スムーズにピアノのレッスンを受けられるかどうかは、次のポイントをチェックしてみましょう。

鍵盤を押す力がついているか

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まずはピアノの鍵盤を押す力があるかどうかです。幼児期の子どもは体格の個人差も大きいので、手の大きさもさまざま。指の力が発達途中の子は、鍵盤を押すのが難しい子もいます。もちろん、習っているうちに成長しますし、指の力もついてきますが、スタートは苦労するかもしれません。

集中力があるか

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次に大切なのはレッスンへの集中力。幼児期のレッスンは個人教室で30分程度、グループレッスンなら45分程度というのが一般的のようです。レッスン中、ずっと集中しなさいというのは難しいですが、先生が誘った時に注意を向け、少しでも集中する力があれば大丈夫。

理解力があるか

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理解力も重要なポイント。鍵盤の位置、楽譜の読み方も少しずつ習っていきます。先生も幼児期の子どもには優しく分かりやすいように教えてくれますが、それを理解できるかどうかも大切です。

絶対音感を身につけたいか

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「絶対音感」とは、音を聞けばその音が何であるかが分かるというもの。ピアノ以外の楽器や歌など、音楽を学ぶ際に役立つ能力です。

この絶対音感は幼児期にピアノなどの音楽レッスンを受ければ身につきやすいと言われています。外国語と同じく、聴力や脳の発達が活発な低年齢であればあるほどよいとのこと。絶対音感トレーニングをレッスンで取り入れる教室もありますよ。

幼児期にピアノを習わせるメリット

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幼児期にピアノを習うことで、どんなメリットがあるのでしょうか。なんと驚くほど、たくさんの効果が期待できるんです。

♬音楽に関するメリット

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・楽譜が読める
・音感やリズム感が育つ
・ピアノ以外の楽器の習得に役立つ
・ピアノを仕事や生涯の趣味にできる


音楽に関するメリットとしては、ずばり音楽的な知識が付くことですね。楽譜が読めれば、学校の音楽の授業や他の楽器を演奏するときにも役立ちます。音感やリズム感は、ダンスなど運動面でも発揮することも。

また、ピアニストやピアノの先生、保育士などピアノを仕事に生かすこともできます。仕事でなくとも、趣味としてピアノを楽しんでいる人もいますよ。

♬知的発達に関するメリット

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・集中力や持続力がUP
・読解力がUP
・記憶力がUP
・外国語の習得が簡単に

ピアノは音楽的知識だけでなく、その他の学習に関してもメリットを感じられると言われています。まずピアノ習い練習することにより、集中力や持続力がアップします。幼児期から何かに集中するということは、いいことですね。

また、楽譜には音符だけでなく、強弱記号や指番号など様々な情報がありますね。それを一瞬で読み取ることを繰り返していると、読解力や理解力が身に付いてきます。暗譜をして弾くことで、記憶力もUP。

他にもピアノでいろんな音を聞いているとリスニング力がUP。外国語の習得も楽になると言われていますよ!

♬情操教育的メリット

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・自信が持てる
・表現力が身につき、感性が豊かになる

その他情操教育にも効果が期待できると言われています。ピアノの発表会やコンクールに出場し、人前で何かを披露することで自分に自信が持てるようになったり、音楽をたくさん聞くことで表現力や感性も育ちます。音楽のチカラは、人間性も育てるのですね!

息子も初めての発表会では緊張して、思わずステージで泣いてしまったのですが、回を重ねるごとに堂々と自信を持って弾けるようになり、成長を感じています。

脳科学から見たピアノ

うみママ (46714)

via うみママ
近年、テレビや雑誌などのメディアで、脳科学的にもピアノを習うことが子どもの成長にいい影響を及ぼすと注目されています。
ピアノは、一般的にはスコア「楽譜」を目で見て、拍子・音・リズム・メロディなどあらゆる情報を一時的に脳内に保ち、情報を脳で処理・操作し、理解し、指そして、ペダルを使う曲には足にも指令を出し、指先でコントロールしながら弾き、さらにイメージ通りであるか、響きを耳で確かめて、次の音符を追いかけて「先読みして」弾いていきます。
この行動は、脳の中でも前頭連合野によく働きかけ、発達します。その結果、特にHQという人間性知能が発達。このHQは他の習い事よりも、ピアノを弾くことが一番伸びると言われています。
HQ には、「未来志向的行動力」と「社会関係力」という大きな要素(能力)が含まれます。「未来志向的行動力」には、主体性、独創性、やる気、集中力、好奇心、探究心などが含まれ、「社会関係力」には、対人能力、交渉能力、意思伝達力などが含まれま す。
「未来志向的行動力」とは具体的に、目標や夢に向かってどう頑張ればよいのか、問題が起こった時にどう解決すればいいのかを考える力のことです。「社会関係力」とともに、幼児期からこの力を少しずつ身につけていくことで、将来、人間関係や学習、仕事などで困難なことがあっても、それを乗り越えられる可能性が多いのだそう。

以下のサイトはHQの研究をしていることで有名な、脳科学者の澤口先生がピアノの脳に与える効果をまとめたもの。ぜひ参考にしてみてくださいね。

教室に通うのに必要な費用は?

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そんなたくさんの習うメリットがあるピアノですが、習い事ですから月謝など、レッスン費用がかかりますよね。相場はどのくらいでしょうか。またその他にかかる費用にはどんなものがあるでしょうか。

レッスン費用の相場は?

レッスン費用はグループレッスンであるか、個別レッスンであるかや、教室によっても変わってきますし、レベルや年齢によって異なることも。幼児期の子で、習い始めの子には次の金額あたりが相場のようです。

♬グループレッスン・・・約5000円(月3回50分程度)
♬個人レッスン・・・約5000円~6000円(月4回30分程度)

その他、レッスン用の楽譜代、入会金や年会費、設備費などが別途にかかるところが多いでしょう。また演奏会やコンクールに出場する際にも、別途で参加費が必要です。

個人レッスンの教室では、先生へのお礼としてお中元やお歳暮、コンクール指導のお礼などが必要な場合もありますよ。

ピアノは購入しないとダメ?

ピアノを習う時には、自宅での練習用にピアノの購入も薦められます。自宅では練習しないという子もいますが、上達のためには練習が必要です。ピアノの購入費用の相場は次の通り。

♬電子ピアノ・・・10万円~15万円
♬アップライトピアノ・・・50万円~120万円
♬グランドピアノ・・・100万~300万円

どれも中古などを選べば、購入費用を抑えることもできます。本格的にピアノを練習したい子には、アップライトピアノやグランドピアノがおすすめです。

ピアノ教室の選び方

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子どものピアノ教室はどう選べばいいでしょうか。選び方のコツをご紹介します。

まずは見学に行ってみよう

幼児期の子にピアノを習わせようと考えた場合は、とにかくいろんな教室へ見学へ行ってみましょう。子どもにも先生との相性や、教室の雰囲気が合う、合わないがあります。安心して楽しく教室へ通うために、通えそうな場所にある教室に問い合わせ、見学に行くことをおすすめします。

見学とともに、体験レッスンもできる場合が多いので、その時の子どもの様子をよく観察してみてくださいね。

教室の特徴をチェック!

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見学や体験レッスンに行った際、教室内の様子はもちろん、先生に質問し、先生の考え方や教室に通う子にはどんな目的で通っている子が多いのかチェックしましょう。

ピアノを習い事と考え習いにくる子が多い教室、コンクールでの入賞を目指す子が多い教室、とにかく進度を優先する先生、子どもに音楽が好きになってもらいたいという考えの先生、教室によって様々特徴があります。

自分の子どもにとって、どんな教室がいいか考えるきっかけにもなりますね。

気を付けたいポイントは?

うみママ (46713)

via うみママ
子どもにピアノを習わせるとき、親として気を付けたいポイントをまとめました。

子どもの意思が大切

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とにかく、ピアノを習うのは子どもです。子どもの意思は尊重しましょう。しばらく続けさせるのも必要ですが、あまりにも練習を嫌がるのを無理矢理させるのは逆効果。ピアノが嫌いになってしまう可能性もあります。

子どものペースを見守り、ピアノへの興味が出ることを待つことも大切です。

毎日の練習に付き合ってあげましょう

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幼児期の子は一人では練習できません。毎日練習させることが上達への近道ですから、親も毎日根気よく付き合ってあげましょう。どうすれば楽しく練習ができるか考えてあげるのもいいですね。

我が家は練習表を作り、練習したらシールを貼ったり、練習時間だけ色を塗ったり、練習したという達成感を感じられるように工夫をしています。あとはたくさん褒めるのもいいですよ。

目標を見失わないこと

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ついつい子どもが上手に弾けるようになると、もっと上手に、より難しい曲を・・・コンクールでも上の大会で入賞を・・・など、親の方が張り切ってしまうことも。子どももやる気であれば問題はないですが、幼児期の子どもに求めすぎてはいけません。ピアノの練習にしばられるよりは、もっとたくさん遊びたい時期です。

親子で目標を話し合い、子どもの意思を尊重しながら、その目標を見失わないことも、これからピアノを続けていくために大切ですよ。

親子で楽しく音楽を楽しもう♪

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幼児期にピアノを習い始めると、音楽的な基礎だけでなく、学習の基礎、感性などの発達にも効果が期待できると分かりましたね。目や耳、脳が柔軟な幼児期だからこそ、さまざまな感性を育ててあげましょう。才能を開花させる子も出てくるかもしれませんよ!

しかし他の習い事に比べると、練習時間の拘束が長いピアノ。それだけに子どもだけでなく、親にも負担はある習い事であるということだけは覚えておきましょう。

何より習い事は楽しむのが一番。親子で一緒に音楽を楽しみながら、ピアノと触れ合ってみませんか。ピアノを通して、親子で同じ目標や夢を抱くのも素敵ですね。音楽のチカラで、子どもの感性や心を豊かに育てましょう。
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