溶連菌感染症だけじゃない!溶連菌が原因の発疹と感染を予防する方法

溶連菌の影響は、意外と恐ろしかった!溶連菌といえば熱が出てのどが痛くなる感染症、とざっくりした症状ならわかりますが、他にどんな疾患を引き起こすことがあるのかは意外と知らないものですよね。今回はよく聞く「熱」「のど」以外の症状のほかにどんな病気にかかる可能性があるのか、溶連菌についてまとめました。

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2017/01/16 公開 | 753 view

溶連菌感染症だけじゃない!溶連菌が原因の発疹と感染を予防する方法

溶連菌とは溶血性レンサ球菌のこと

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溶連菌は、正しくは「A群溶血性レンサ球菌(A群β溶血性レンサ球菌)」といいます。

突然の発熱やのどの痛み、全身のだるさなどの症状が現れ、舌がイチゴのように赤くブツブツになる「イチゴ舌」や、かゆみのある赤くて細かい発疹などが起こることもあります。

風邪と違って咳や鼻水が出ないことも特徴のうちの一つです。

症状が治まりかけたころに、手足の発疹から指の皮がむけてきたりすることもあります。

溶連菌が原因の発疹は溶連菌感染症だけではない

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・蜂窩織炎(ほうかしきえん)

皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけての化膿性感染症。広範囲に赤く腫れ、熱感と痛みを持つ。深い潰瘍ができることもある。

・丹毒(たんどく)

皮下組織よりも浅いところに起こる感染症。皮膚に赤い腫れが広がっていき、高熱や倦怠感もともなう。
溶連菌は猩紅熱と呼ばれる赤い発疹だけではなく、このような皮膚の病気を引き起こすこともあります。

実はとびひの原因菌でもある

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・伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)

「とびひ」と呼ばれる皮膚感染症。体に水泡ができ、かゆみをともなう。接触によって感染する。
感染性が高い皮膚症状として有名な「とびひ」ですが、溶連菌が原因で起こることがあります。
水ぶくれが出来やすいタイプはブドウ球菌、かさぶたがついて強い炎症が起こるのが溶連菌が原因です。
溶連菌によるとびひは、子供より大人に見られることが多いです。

溶連菌が原因の病気

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上記の皮膚感染症だけではなく、溶連菌が引き起こす病気はこんなにあります。

咽頭炎

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