おせち料理の意味日本人なら知ってて当たり前!「福」を呼ぶ食材の由来や詰め方の基本を伝授

日本人のお正月の楽しみといえばおせち料理。このおせち料理の中身の食材には、1つ1つに意味があることは知っている方も多いと思います。しかし、その食材にどのような意味があるかまでは、ご存知の方は少ないのではないでしょうか。日本人の基本として、きちんとおせち料理に込められた願いを理解しておきたいですね。意味を分かった上でおせち料理を食べれば、もっと美味しく頂けること間違いなしです。今回は、おせち料理の意味や由来や詰め方の基本などをご紹介していきます。

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2017/10/18 公開 | 136 view

おせち料理の意味日本人なら知ってて当たり前!「福」を呼ぶ食材の由来や詰め方の基本を伝授

おせち料理に込められた意味

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おせち料理は日本に昔からある行事食で、重箱に詰められている料理や食材にはそれぞれ意味が込められています。

節句の中でも1年の始まりであるお正月は、特に重要な日とされているためおせち料理はお正月に食べるのが今や当たり前です。
また、元旦に年神様をお迎えする形となるため、大晦日からお供えをすることが基本です。

そして元旦には、年神様の力をいただくという意味でおせち料理を家族で食べます。

もともとは年神様に収穫物の感謝の意を込めて、その土地で採れたものをお供えしていました。
しかし、暮らしや食が豊かになると、山や海の幸を盛り込んだ現在のおせちの形へと変化していったそうです。

料理は大きく分けて「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮物」の5種類で、それぞれにおめでたいいわれがあります。
また、正月三が日は主婦を家事から解放させようという意味から、保存の効く食材を中心におせちが作られています。

なぜ重箱に詰めるの?

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おせち料理は重箱に詰めるのが一般的ですが、これにもきちんとした意味があり「福を重ねる」という意味が込められています。

重箱には正式な重箱の段数というものがありまして、5弾重ねが基本となります。
上の段から一の重、二の重と呼びます。

そして4段目は、四の重と呼びたいところですが、「死」を連想させてしまい縁起が悪いことから、与の重と呼びます。

重箱の1段目から4段目は主に料理を詰めるのですが、5段目は空っぽにするのがルールです。
これは年神様から授かった福を詰めるためとされており、将来繁栄の意味が込められています。

しかし、最近は核家族化で家族が減っているため、重箱の段数も減っている傾向があります。
スーパーなどで売られているおせちも2段や3段が一般的です。

次に、それぞれの段数に込められた食材の意味について3段おせちを例に解説していきます。

おせち料理の一の重には祝い肴と口取りを

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まず重ねた時に1番上にくる一の重は、神様への感謝の意が込められた縁起物の重で、祝い肴や口取りを詰めます。

口取りとは、伊達巻や蒲鉾、栗きんとんなどの酒の肴となる縁起の良い料理のことです。
お酒が飲めない子供達も美味しく食べられるようにと、甘い料理が中心となります。

そして一の重で欠かせないのが、三種の祝い肴です。
三種の祝い肴は、関東と関西では少し異なっているようです。

関東では数の子、田作り、黒豆が一般的ですが、関西では黒豆の代わりにたたき牛蒡が入ることがあります。

これらの祝い肴が、一の重に欠かせないおせちを代表する三品となっています。

一の重の食材に込められた意味

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・数の子
ニシンは卵の数が多いことから「子孫繁栄」の意味を込めて詰められています。

・田作り
昔は田植えの肥料として乾燥イワシが使われていました。
そしてイワシを使った田んぼは豊作だったとの事から、五穀豊穣を願って詰められています。

・黒豆
マメに働き、マメに暮らせるようにとの願いが込められています。
かた邪気を払うとも言われており、無病息災を願った食べ物です。

・たたき牛蒡
地中深くに根が入っていく牛蒡。
牛蒡を食べて家がしっかりと根を張って安泰にという願いが込められています。

・紅白蒲鉾
飾り切りで鶴や松などの縁起物を型どることもあります。
赤は魔除け、白は清浄の意味を表します。

・伊達巻
形が巻物に似ているため、文化の発展や知識が増えるようにとの願いが込められています。

・栗きんとん
豊かさと勝負運を願います。
黄金色に輝く財宝に例えており、金運を呼ぶ縁起物です。

おせち料理の二の重には酢の物やメインディッシュを

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次に二の重ですが、この段には酢の物や焼き物が入ります。
焼き物とは主に海の幸のことで、これも縁起の良い食材を詰めていきます。

出世祈願の意味を込めてブリや海老、めでたいと言われる鯛などが代表的です。
お肉も二の重に詰めていきます。
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