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個人差が激しい!代表的なつわりの症状に合わせて対策をして乗り切ろう!

個人差が激しい!代表的なつわりの症状に合わせて対策をして乗り切ろう!

2016年12月28日 公開

妊娠すると誰でも悩む事のあるつわり。このつわりは個人差がとても大きく幅広いため対策がとても大変です。つわりの症状を出来るだけしって対策をしていきましょう。つわりの対策を行うだけで、健やかに過ごしやすくなるので是非参考にしてみてくださいね。

つわりの症状で悩まされていない?

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つわりとは妊娠中に引き起こされる吐き気や胸焼けなどの消化器官中心に表れるものです。
妊婦さんになると約8割程度の人が経験すると言われています。
つわりの原因には様々な説が出ていますが、大きな原因のひとつとしてホルモンの分泌が考えられます。
ホルモンの変化によって引き起こされている体の変化によってつわりの症状が出てきてしまっている可能性があるのです。

このつわりは多くの人が経験し、その症状で悩まされています。
つわりは個人差が大きいため症状が出ないという人もいます。
今回はそんなつわりの症状について知っておきたい事と対策を集めてみました。

つわりの症状が出てくるのはいつごろ?

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つわりの症状が出てくる時期は妊娠5~6週頃と言われています。あくまで一般的な意見なので必ずしもこの時期にくるとは限りません。
症状の強さは時期によって変わってくるとされています。その後1~2ヶ月程度はつわりに悩まされます。

つわりは多くの人が妊娠16週頃までにはつわりを経験すると考えられています。
16週頃に落ち着いてくるのは、胎盤の成長が落ち着いてくるからと考えられています。
16週ごろというのは安定期と言われる時期なので様々な体調不良が落ち着いてきます。
つわりを強く感じるピークは人によって違いますが、一般的には妊娠8~11週頃です。ピーク状態がずっと続くことはほとんどなく、徐々に落ち着いてきます。

しかし、なかにはずっとつわりのひどい状態が続くことがあり、その場合は妊娠悪阻になっている可能性もあります
妊娠悪阻になっている場合には治療をしっかりとしなければいけません。
我慢しているとどんどんと悪くなってしまいます。出来るだけ早めに産婦人科を受診しておきましょう。

個人差が大きいのがつわり

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つわりと言っても症状の大小はそれぞれ個人差があり、平気な人もいれば辛い症状に悩まされて妊娠悪阻になってしまう人まで幅広くいます。
同じ女性であってもつわりの症状は出てみないとわからないというのが現状です。
重要な事はつわりは一人ひとり症状が違うという事です。

つわりがない人の場合は妊娠初期の段階でも目立って症状が出ないので妊娠に気付かないケースも少なくありません。
また、つわりがひどかったのに突然良くなったという場合には流産の可能性があるため受診して確認しておきましょう。早期であれば対処が出来る場合があります。

つわりの個人差では性別をつわりで考える人も中にはいます。
一種のジンクスですが、つわりがない人は男の子・つわりのひどい人は女の子
といったようなものがあるようです。
あくまでジンクスなのですがちょっと予想してみるのも良いかもしれませんね。

つわりの5大症状を知っておこう!

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個人差があるつわりですが、多くの人が経験するつわりの5大症状があります。
◆吐きつわり
◆食べつわり
◆よだれつわり
◆眠りつわり
◆においつわり
の5つです。
これらのどれかはほとんどの人が経験している程、良く引き起こされるものです。
場合によっては複数の症状が出てきてしまって辛い思いをしている人もいるかもしれません。

ちなみにですが、妊娠中に酸っぱいものが欲しくなるという症状は本能的なものとされています。
こちらも5大症状に入っても良いような気がしますが、誰でも引き起こされるものであまり辛いと感じない人も多いため注目されていません。
本能的なものと考える理由として
・酸っぱいものに多く含まれるクエン酸は疲労回復になるため
・鉄分の吸収を促進するビタミンC源となるため
・ストレスの緩和に繋がるため
・葉酸が多く含まれるものが酸っぱいものに多いため
と考えられています。

吐きつわりの症状と対策

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吐きつわりは、空腹でも満腹でも関係なく常に吐き気を感じる症状です。
吐きつわりの強さは個人差があり、吐き気が少しする程度の場合があれば、嘔吐してしまうほどつらい吐き気に悩まされてしまう人もいます。
頻度も人によってそれぞれでひどい場合には四六時中吐き気と嘔吐の症状が続いてしまうケースもあります。
特殊なケースでは1日おきに吐き気の程度が変わっていく人や週単位で変わっていく人もいます。
・朝だけなど特定の時間帯のみ吐き気がある
・一日中吐き気のある
・妊娠初期にだけ吐き気があった
・初期~出産のときまでずっと吐き気があった
・吐き気があるだけで嘔吐はしない
これらが多くみられる吐きつわりの症状です。

吐きつわりの対策

吐きつわりは生理的現象で引き起こされているケースが多く、根本的な改善が難しいとされています。
吐き気が出来るだけ緩和される自分なりの方法を探す必要があります。

例えば、食べられるものを探してみるというのも良い改善になります。
吐きつわりの時には何を食べても吐き気に繋がってしまいます。しかし、意外にも探してみると食べられるものが見つかる場合があります。吐き気が出てきてしまって辛いかもしれませんが、色々と口にしてみて食べられるものを探してみましょう。
多くの人が良かったと言っているのが水分が多く冷たいものだそうです。冷やした果物やそうめんなどを試してみましょう。また、ポテトチップスのような食べ物なら食べられるという人もいるのでお菓子などから探してみても良いですね。
その際には体重管理に十分気を付けてください。
食べられるものがわかっても、一度にたくさん食べると気持ち悪くなることがあります。吐きつわりの間は1回あたりの食事量を減らして1日の食事の回数を5〜6回と増やすのがおすすめです。一度にたくさんの量を作って小分けで冷凍保存しておくと便利ですよ。
食べる回数を増やして空腹を紛らわすという方法ですね。お腹を常に中程度保っておくと吐き気が減るケースがあるので試してみましょう。
ストレスの対策をするのも有効的な方法です。
精神的なストレスがあると吐き気が増してしまう事があります。イライラを感じる原因になっているものを取り除くだけではなく、自分なりに気分転換出来るものを探してみましょう。
ストレスは溜まってしまうとどんどんと悪循環になってしまいます。赤ちゃんの事を考えたり、映画をみて集中してみたりと方法は沢山あるので色々と試して楽しんでみるのも良いですね。

食べつわりの症状と対策

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食べつわりの症状は、空腹状態になると吐き気が出てきてしまうので食べ続けていなければならないという事です。妊娠初期の頃からずっと食べつわりの人は体重管理が難しいというリスクが出てきてしまいます。また、吐きつわりだった人が食べられるものを見つけた際に、食べつわりに変わるというケースもあります。

空腹状態になると吐き気が出てきてしまうので食べ続けますが、満腹になってしまうとまた吐き気に繋がってしまうので調節が必要不可欠となってしまいます。
また、感覚的に空腹感が無くてもなにかを口に入れていないと吐き気が出てきてしまって辛いという人もいるので注意が必要です。
食べていれば楽になるならずっと食べてればいいじゃない!と思ったら大間違い。お気づきのように、食べつわりになった妊婦さんが体重管理に失敗すると、その後の体調や出産に悪影響を及ぼしてしまいます。
対策をする際には体重のキープも必要になります。

食べつわりの対策

食べつわりの対策は食事回数を増やす事からスタートしてみましょう。
空腹の時間を減らす事が重要なので、空腹状態を我慢しないようにしましょう。何かたべていなければいけない食べつわりの場合には1日の食事の3食の間に2~3回ほど増やしてみましょう。それだけでも大分楽になります。
ここで注意したいのは摂取カロリーのオーバーです。
一日の食事量やカロリーなどを計算しながら、オーバーしないように食べていくのが良いですね。
食事の回数を増やすのですから、1回の食事の量を減らしても赤ちゃんにもあなたにも悪影響はありません。例えば、通常の1回分の食事量を半分にして2回に分けて食べれば、栄養面も心配ありません。同じご飯でも、2回目からはおにぎりや酢飯にして気分を変えてみると良いでしょう。
飽きてしまうと中々食べることが出来なくなってしまいます。ある程度のアレンジを覚えておくと楽になりますね。
栄養面を気を付けなければいけないので、食材にも気を使っていきましょう。低カロリーのものを選んで食べるだけで乗り切る事が出来る人の場合は、ある程度は低カロリーのものを用意しておきましょう。
空腹をごまかすだけならば
・寒天ゼリー
・小魚
・昆布
なども間食に使えるので常備しておきましょう。
炭酸水を使うとお腹が膨れるので食べつわり対策になる場合もあります。レモンなどの柑橘系をつかうと口の中がすっきりするので好んで使う人が多いとされています。参考にしてみてください。

よだれつわりの症状と対策

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よだれつわりは、妊娠してから大量のよだれが出てきてしまうようになる症状です。場合によっては唾液過多症と呼ばれる事もあり、なんらかの理由で唾液が過剰分泌されてしまうのです。

何もしていないのによだれが出てくる人もいれば、酸っぱいものをたべた時に大量のよだれが出る人もいます。また、寝ている時によだれが大量にでてきてしまうという人もいます。
症状の強弱には個人差があり、少しだけ増えたような気がする人や飲めないほどの量が出る事もあります。

よだれつわりの厄介な所は、よだれによって吐き気が一緒に出てきてしまう事です。普段感じているよだれの味ではなく、泥水のような気持ちの悪い感じが口に出てきてしまうため吐き気に繋がるのです。
飲むたびに吐き気が出てきて、吐いたらよだれが出てきての繰り返しが一番つらい症状となります。
・唾液が多量に分泌される
・口の中に唾液が溜まり飲み込みきれない
・唾液の質がネバネバしたものに変わった
・口の中で唾液が溜まって話しづらい
・唾液を呑みこみ過ぎて気持ちが悪い(嘔吐した)
これらがよだれつわりの代表的な症状です。

よだれつわりの対策

つわりの辛い症状の中でよだれを飲み込もうとするとそれだけで辛い事が多いですよね。
そんな時の対策として人気なのが、飴やガム、タブレットをなめる事です。なめていると唾液を飲み込みやすくなるのでとても便利です。最初は味になれるまで気持ち悪い人もいますが、次第に飲み込めるようになるケースが少なくありません。
ただし、この方法は飲み込める程度のよだれの量の人向けです。大量のよだれの場合には効果がなく、飲み込んでいると嘔吐に繋がる事もあるので注意しましょう。
空のペットボトルを持ち歩く

唾液の量が多く外出中などに吐き出す必要がある場合は、空のペットボトルや缶を持ち歩き、唾液を吐きだすようにしているママも少なくありません。一見、飲み物を飲んでいるように見えますから、周囲にわからないようによだれを出せます。
外側から中身が見えなくなるように工夫をしておくと便利です。タオルなどであれば、ペットボトルから漏れてしまった分も吸収してくれるので便利ですね。
寝ている時にでもよだれがどんどん出てきてしまいます。そんな時には枕元にタオルやティッシュ、洗面器を置いておくのが便利です。朝起きて枕がよだれで濡れてしまっている事もあるので、タオルなどを枕に巻くなどの工夫をすると尚更安心して眠る事が出来ます。
目が冷めた時にはタオルやティッシュ、洗面器を活用するだけで良いので質の良い睡眠に近づける事が出来ます。
唾液の量に気を取られてしまいがちですが、その影響で脱水症状になる危険があります。妊娠中は通常よりも水分を必要とする時期ですが、よだれの分だけ水分は失われるので、意識的な水分補給が欠かせません。
脱水は母子ともに危険な状態になるので、水分補給は色々なアイデアを駆使して行いましょう。

眠りつわりの症状と対策

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眠りつわりとは、しっかりと睡眠をとっていても一日中眠気が続いてしまう症状です。
つわりは吐き気だけではなく、眠気もつわりの一種として考える必要があります。眠りつわりでは常に眠気があるので眠気以外の症状も引き起こされる事があります。
・倦怠感
・判断力の低下
・記憶力の低下
などが引き起こされます。また、日常生活に支障が出てしまう程の強烈な眠気が出てしまう人もいます。
眠りつわりの場合、一般的に妊娠初期にみられるケースが多く、妊娠16週目頃までには、症状が治まる妊婦さんが多いようです。人によっては、眠い状態が続くことにより妊娠の可能性に気づいたということもあるようです。
つわりが落ち着く頃には眠気も落ち着きますが、旦那さんにどうしても怠惰に見られがちです。理解してもらえるように話をしておくのも良いかもしれませんね。

眠りつわりの対策

いつでも寝られる環境な場合であれば眠たくなったら寝て過ごすというのが効果的です。
人によっては常に寝ていないと辛いという場合もあります。家事が出来なくなってしまうので事前に旦那さんに相談して手伝ってもらいましょう。
また、多少の眠気であれば散歩やストレッチを行う事で目が覚める事があります。体調と相談しながら行ってみましょう。眠気の症状が強い場合には気を失う程の眠気が出てしまう事があります。
眠くなって寝ても良い所で行ってみましょう。
噛む行為には、心身をリラックス状態から興奮状態にする交感神経を働かせる効果があります。クチャクチャクチャとリズミカルにガムを噛むことで、じわりじわりと脳が覚醒して目が覚めやすくなります。また、噛むことで集中力がアップし、アゴや口を動かすため脳の血流量も増えて脳の神経細胞が活性化します
妊娠中は虫歯予防にシュガーレスガムを食べるのがお勧めです。カフェインが入っているガムがあるので選ばないように注意してみてください。
他にも一人で過ごしているといつの間にか寝てしまっていたという事があるので、仲の良い友人と過ごしてみる、家族と過ごしてみるという選択肢もあります。楽しく話していると眠気も気にならなくなります。
また、声を出す事も眠気覚ましには良いとされています。

荒療治のような事になりますが、冷水で顔を洗うというのも良いですね。水を手に付けるだけでも眠気が和らぎます。少量の冷水を二の腕につけると目が覚めるのでこの方法もお勧めです。

においつわりの症状と対策

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においつわりの症状は、今まで良いにおいだったものが全て吐き気に繋がってしまう事があります。
柔軟剤、シャンプー、ごはんの炊けたにおい、香水、アロマなどありとあらゆるものが吐き気に繋がってしまうのです。
これは女性ホルモンのエストロゲンが過剰分泌してしまう事によって引き起こされる場合や、においに敏感になって危険を察知しやすくする本能的防衛の場合があります。
匂いに敏感になる
苦手な匂いを嗅ぐと吐き気がする・実際に吐いてしまう
元々苦手だった匂いが更に苦手になる
今まで平気だった匂いや好きだった匂いを悪臭に感じる
このようなものが主な症状となります。普段から気にしていた嫌なにおいがもっと辛くなるので近寄りたくなくなります。

においつわりの対策

においつわりと一緒に感染症が予防出来るマスクを利用いましょう。マスクをしていてもにおいがつらい時もありますが、つけていない時と比べると多くのにおいを止めてくれます。
また、妊婦さんが問題視する感染症の予防だけではなく、化粧品のにおいが駄目な人も便利です。顔半分はメイクをしなくて良いので鼻の下などからのにおいが減ります。
梅雨時期などによくあるモワーっとした空気は、不快指数も高まりますし匂いが籠ってしまいますよね。

湿度が高いと匂いを感じやすくなってしまいますので、においつわりの間は部屋の窓を開け、換気を心掛けて風通しの良い空間をつくりましょう。
エアコンなどの除湿を利用するのも良いですが、においが出てしまって悪影響な可能性もあるので注意しましょう。
他にも
・好きな香りを準備しておく
・外出を控える
・理解者を増やす
・冷えたものを食べる
・我慢できるにおいのものに変えていく
などがあります。
また、煙草などのにおいも辛いケースがあるので徹底的に離れる必要があります。普段の生活から我慢できないにおいがある部分を避けていくだけでも気分が違います。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
つわりといっても幅広い症状で悩まされてしまいます。
日ごろから出来る事をコツコツと続けていく事がつわりと向き合って生活する方法です。
自分に出てきている症状を旦那さんに伝えて良き理解者になってもらえば安心して過ごせると思います。

複合して症状が出てきてしまっている場合には、妊娠悪阻の可能性もあります。症状が重くつらい場合には出来るだけ早く受診をして治療をしてもらいましょう。
是非参考にしてつわりを乗り切ってくださいね。

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