妊活には夫の協力が必要!
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赤ちゃんが欲しいと思ったら考えたいのが妊活のこと。自然に任せているうちに授かれたら嬉しいですが、なかなかうまくいかないこともあります。そんな時、女性ばかりが妊活を頑張っても残念ながら効果が期待できないことも。なぜなら妊娠しない原因は女性だけでなく、男性側にも高い確率であるからです。
不妊の原因を、男女別で見てみますと、女性だけに原因があるのは41%と言われており、男性だけに原因があるのは24%、男女共に原因があるとされるのは24%と、男性に原因があるされるのは48%となります。(残りの11%は原因不明とされています)
女性だけが妊娠しやすいカラダ作りや排卵期の特定に励んでも、男性に不妊の原因がある場合にはその頑張りは実を結びません。なかなか妊娠に至らないときには女性だけでなく男性も一緒に不妊検査を受けることをはじめ、毎日の生活を妊活モードに切り替えることが必要です。
精子も老化する
via pixabay.com
年齢とともに卵子が老化し妊娠率が下がっていくことは広く知られるようになりました。さらに、男性の加齢によって精子も老化していくことが指摘されています。
精子の老化についての研究で、以下のような興味深い結果が出ています。
精子の老化についての研究で、以下のような興味深い結果が出ています。
妊娠する迄に必要だった平均月数を男性の年齢別に調査した イギリスの研究では、
男性が20代の場合で半年
30~40代前半迄で10ヶ月
40代後半で19ヶ月
50歳以上では32ヶ月
という結果があります。
日本で男性不妊治療の第一人者として有名な独協医科大の岡田弘教授が行った実験でも、精子の機能が35歳頃から低下する男性がいることが明らかになっています。
不妊で受診した男性のうち、精子の数や動きに異常が見当たらない男性100人の精子で卵子を活性化させる能力の実験をしたところ、
20~34際では70%を超えているが、
35~39際では65%
40~44歳では54%
45~49際では41%
となり明らかに精子の力が低下する結果となっています。
どちらの研究結果を見ても、加齢とともに精子がその機能を低下させていくことは明らかです。不妊の原因は女性の年齢ばかりがクローズアップされがちですが、精子の老化も不妊の一因であることを考えれば、男性の積極的な妊活はますます大切であると言えそうです。
妊活に非協力的な夫にイライラ!
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夫にも妊活を頑張ってほしいのに協力してもらえないという悩みを抱える人は多くいます。具体的にどのような悩みがあるのか見てみましょう。
妊活に非協力な夫に苛々しています。30歳、結婚一年目を迎え本格的に妊活を始め... - Yahoo!知恵袋

妊活に非協力な夫に苛々しています。30歳、結婚一年目を迎え本格的に妊活を始めています。生理周期や基礎体温なども正確で健康そのものなので、排卵日の計画も立てやすいのですが、夫に排 卵日を伝えても協力してくれません。普段は...
回答では、ひとまず排卵日を伝えるのをやめてみてはというアドバイスがありました。確かに普段から夫婦生活があるのなら夫のやる気をキープするためにももう少し自然に任せるのも良い手なのかもしれませんね。