生後2か月になったら始めよう!1歳までの予防接種の種類とは?

生後2か月から1歳までに受けられる予防接種の種類についてご紹介しています。予防接種に必要な持ち物や注意点なども。予防接種が終わったら頑張った我が子を褒めてあげてくださいね。

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2017/01/23 公開 | 310 view

生後2か月になったら始めよう!1歳までの予防接種の種類とは?

予防接種を開始できる月齢はいつから?

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大人でも注射と聞けばいい顔をしないことが多いのに、赤ちゃんから予防接種しないといけないの?と可哀そうに思えますよね。しかし赤ちゃんの頃からしっかりと病気に対して予防をしておかないと、体力や免疫力のない赤ちゃんにとっては命取りになることにも。そうならない為にはしっかりと予防接種を忘れずに受けなければいけません。 

予防接種を開始できる月齢は基本的には生後2か月からになります。ですがママがB型肝炎を患っている場合は、産まれてから12時間以内に接種が必要となることもあります。生後2週間検診や1か月検診で予防接種についての案内がされると思うので、しっかりと話を聞いておきましょう。

また予防接種は同時に複数の種類を受けることが出来ます。1日に何本も注射を打つことは可哀そうですが、1日にまとめて打った方が赤ちゃんが何日もかけて痛い思いをすることもありませんし、ママにとっても時間が取りやすくなります。ですが、1日に複数同時に打たなければいけない決まりはありませんので、ママや赤ちゃんのペースで予防接種を進めることが大切です。

予防接種の任意と定期って?種類はどれだけあるの?

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予防接種には定期的に受けに行かなければいけない予防接種と、任意で受けることのできる予防接種があります。定期的に受けなければいけない予防接種は厚生労働省が定めた予防接種法により市区町村で無料で受けられるモノで、任意は自費で受けなければいけないモノです。

任意は予防接種法で定められていないので重要度が低いと思われがちですが、ロタなど1歳未満が掛かると命に関わることにもなりかねない病気なので任意といえど受けた方が安心ですよ。

では1歳までに受ける予防接種にはどんな種類があるのでしょうか?

ヒブ(Hib)

ワクチンの種類:不活性(死んでいる病原体で免疫成分だけを接種する)
接種開始月齢:2か月から
接種時期・接種間隔:4~8週間おきに3回、追加は1歳以降に1回(最後の摂取から7か月~13か月の間に受けること)

肺炎球菌(PCV)

ワクチンの種類:不活性
接種開始月齢:2か月から
接種時期・接種間隔:4週間以上の間隔を空けて3回、追加は1歳~1歳3ヶ月の間で1回(但し最後の接種から60日以上空けること)

B型肝炎(HB)

ワクチンの種類:不活性
接種開始月齢:2か月から
接種時期・接種間隔:2か月以降で3回(1回から4週間空けて2回目、1回から20週間以上空けて3回目)

4種混合(DPT-IPV)

ワクチンの種類:不活性+トキソイド(細菌が産生する毒素を取り出して免疫を作る能力のみ残したもの)
接種開始月齢:3か月から
接種時期・接種間隔:第1期は初回は3~8週間おきに3回、追加は3回目から1年空けて1回。第2期(DT)は11・12歳から1回

4種混合とはジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ(急性灰白髄炎)の4つのこと

BCG(結核)

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