日本が「不妊大国」と呼ばれるのはなぜ?原因は?
via pixabay.com
日本は、先進国の中で最も不妊率が高い国であると言われているのはご存知ですか?いまや、6組に1組が「不妊」で悩んでいるとも言われ、年々出生率の低下が叫ばれています。医療技術は、諸外国と比べ決して引けを取らない日本。一体なぜ、こんなにも不妊率が高いのでしょうか。
今回は、その原因についてご紹介します。
今回は、その原因についてご紹介します。
その1. 日本は不妊治療の成績が最低レベル!
via pixabay.com
世界各国の生殖補助医療、通称ARTの実績状況をモニタリングしている機関「国際生殖補助医療監視委員会(ICMART)」によると、日本は1回の採卵あたりの出産率が60カ国中最下位という残念な報告があります。
決して医療技術が劣っているわけではないのですが、このような「不妊大国」という不名誉なレッテルをはられてしまっているのです。
決して医療技術が劣っているわけではないのですが、このような「不妊大国」という不名誉なレッテルをはられてしまっているのです。
◆日本の不妊治療は「妊娠できない」治療が多数行われている!
実は、日本の出産率が低い一方で、体外受精の実施件数は60カ国中1位という結果が出ています。日本に次いで多いアメリカと比べると約1.6倍もの実施件数です。アメリカは、出産率が60カ国中1位ですから、不妊治療の成績はトップレベルということになります。
それに比べて日本は、不妊治療の実施件数に対し、出産率が比例しませんので、日本が行っている不妊治療は「妊娠できない不妊治療」が多いという結果につながります。
それに比べて日本は、不妊治療の実施件数に対し、出産率が比例しませんので、日本が行っている不妊治療は「妊娠できない不妊治療」が多いという結果につながります。
妊娠力が分かる!?今話題の「プレコンセプションケア検診」とは?気になる費用や内容を徹底解説 - ikumama

将来的に妊娠したいと考えている方におすすめなのが、今話題の「プレコンセプションケア検診」。妊娠力など通常の健康診断にはない女性のための検診として、非常に注目を集めています。今回は、妊娠力チェックにおすすめのプレコンセプションケア検診について詳しい費用や内容についてご紹介します。
その2. 妊娠出来ない不妊治療が行われる原因は日本人の知識不足にある!
via pixabay.com
私たち日本人の性教育を考えると、避妊の方法は教えても妊娠の方法は教えてくれませんでしたよね。妊娠する仕組み・しやすい年齢・排卵日と妊娠率の関係などについての正しい知識を知る機会がほとんどなかったと思います。
こうして大人となった私たちは、いざ結婚して妊娠を希望したときに「なかなか妊娠出来ない」という事実に直面するのです。
自分たちが不妊症であったと知ってから初めてあらゆる対策を考えだします。しかし、そのころには妊娠しやすい年齢を過ぎてしまっており、たとえ不妊治療をスタートしても、結果が思うように出ないというわけなんです。
自分たちの知識不足で、妊娠出来るチャンスを失っているのかもしれませんね。
こうして大人となった私たちは、いざ結婚して妊娠を希望したときに「なかなか妊娠出来ない」という事実に直面するのです。
自分たちが不妊症であったと知ってから初めてあらゆる対策を考えだします。しかし、そのころには妊娠しやすい年齢を過ぎてしまっており、たとえ不妊治療をスタートしても、結果が思うように出ないというわけなんです。
自分たちの知識不足で、妊娠出来るチャンスを失っているのかもしれませんね。
妊娠の確率を上げるには?「排卵日」を予測する4つの方法とは?知っておきたい妊活の基礎知識 - ikumama

誰もが結婚して夫婦生活をしていれば、いつか必ず妊娠するものだと思っていたら大間違い!年齢や生活習慣の乱れにより、妊娠の確率が低下していることもあるんです。赤ちゃんが欲しいと思ったら、まず知っておきたいのが妊娠確率と排卵日の関係。今回は排卵日を予測し、効率よく妊娠確率をUPさせる方法をご紹介します。
その3. 日本は「不妊治療」という考え方に後ろ向き
via pixabay.com