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赤ちゃんが授かる身体づくり、不妊治療で行われる検査や注意点とは

赤ちゃんが授かる身体づくり、不妊治療で行われる検査や注意点とは

2016年10月31日 公開

結婚したら子供を授かることが”当たり前”ではない今の時代、不妊治療を行って授かるカップルが多くいます。 自分に合う病院探しからはじめて、不妊治療の種類も色々あるので、夫婦2人でしっかり話し合って不妊治療を進めていく必要があります。 今回は不妊治療を考えている方たちに向けて、不妊治療の種類や費用などを説明していきます。

不妊治療を始める前に知っておいて欲しいこと

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一昔前は、結婚をして、子作りをすれば子供を授かるのが当たり前という考えでした。

しかし、近年は不妊に悩むカップルが多く、授かるのが当たり前という考えはなくなりつつあります。

結婚して積極的に子作りをして1年以内に授かるカップルは約9割と言われています。
しかし、子作りををしても1年以内に妊娠していない方は約1割もいるということです。

晩婚カップルの方で、1年を過ぎても妊娠しない場合は、一度専門家に相談してみることをオススメします。

不妊治療を始める時の検査方法は?

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不妊の原因は、女性側という考えになることが多いのですが、男性側にも原因があることが多いのが現状です。
不妊治療をするなら2人でしっかりと話し合い、理解をして病院に行くようにしましょう。

・一般不妊治療

まずは、基礎体温を参考に超音波やホルモン検査を行い、医師が排卵日を予想しその日に子作りをするという【タイミング法】を試します。
5周期で約9割のカップルが妊娠することが出来るというこの方法は、保険も適用されるので、数千円で行うことが出来ます。
続いて、【ホルモン療法】です。
ホルモン剤による排卵誘発をさせる治療法です。
排卵に障害がある場合、黄体機能不全により着床しない場合などに用いられます。飲み薬と注射薬があり、選ぶことが出来ます。
費用は1,000円〜3,500円/1本(1回使用平均5〜7本)です。
タイミング法や、ホルモン療法で妊娠しなかった場合は、【人工授精】を試すことになります。
精子を採取して病院で処理してから、子宮に注入するというものです。
人口受精と聞くと言葉に戸惑うかもしれませんが、自然妊娠と変わりません!
妊娠のお手伝いをしてもらう、と考えて下さい。
お手伝いにより開始から6周期程度で妊娠するケースが多いと言われています。
費用は保険適用外なので、5,000円〜20,000円です。

・高度生殖医療

一般不妊治療で妊娠しなかった場合に用いられるのが、高度生殖医療の手法の一つである【体外受精】です。
女性の卵巣から卵子を取り出し、体外で精子と受精させて受精卵を子宮に戻す方法です。
年齢や卵巣の状態や治療の経過などを参考に、排卵誘発剤を使用して、複数の卵子を育てます。
費用は、200,000円〜450,000円と高額になりますが、一回で妊娠する確率は一般不妊治療よりも高いとされています。
体外受精の一種【顕微授精】とは、顕微鏡を使って、精子を含んだ針を卵子の核に刺して注入するという、高度な治療方法です。
費用は、250,000円〜500.000円です。

不妊治療を受ける病院探しは慎重に!

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不妊治療をするのに、大切なのが自分に合った病院選びです。
精神的な部分も妊娠に左右されるので、何でも話せる先生や看護師さんに出会えることが大切です。
実際にその病院に通ったことのある方の話を聞くなど、事前の準備も必要だと思います。

まとめ

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いかがでしたか?
結婚して、1年以上子宝に恵まれない状態が続くと、精神的にも不安定になりますし、焦ってきてしまいますよね。
精神的に不安定な状態が続くとさらに妊娠しづらくなる可能性がありますので、思い切って病院に行ってみましょう!
不妊治療の種類はたくさんあります。
相性の合う先生に出会えれば、それだけで安心しますし希望が持てますよね。
今回ご紹介した不妊治療の内容を是非ご参考ください。
みなさん、大切な赤ちゃんを授かることを心より願います。