妊娠していた!生理は来たのに何故…「出血=生理」ではないわけ

「今周期は仲良しのタイミングもバッチリだったし、妊娠初期の様な症状も出ているし、妊娠したはず!!」と期待したのに、今回もやって来てしまった生理…。腰やお腹も痛い上に気持ちまで落ち込んでしまいますよね。 でもちょっと待って!その出血、本当に生理ですか? 女性の身体は非常に複雑で、一口に出血といっても原因は様々。生理の時だけでなく、妊娠や病気、不調の時にも出血が起こる事があるんです。妊娠を望む方が余計な期待や心配をしない為に!!今回はそんな「出血」について詳しく見ていきましょう。

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2016/11/24 公開 | 52379 view

妊娠していた!生理は来たのに何故…「出血=生理」ではないわけ

生理が来たのに妊娠をしていたという人はいるの?

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大体28〜35日位の周期で変化する女性の身体。前の生理からちょうど1ヶ月経った頃に出血があれば、ほとんどの方が生理がきたと思うでしょう。しかし、中にはその出血後に妊娠検査薬の陽性反応が出て困惑する方もいる様です。その数はyahoo!知恵袋で「生理きた」×「妊娠」と検索すると約26,000件もの質問が出て来るほど。妊娠発覚前に生理と勘違いする程の出血があったという方も少なくないという結果です。いつ、どのタイミングで、どんな風に出血があったのか、まずはいくつか体験談を読んでみましょう。

出血=生理が来たではない?

上の体験談を見て分かる様に、ちょうど月経期ごろのタイミングで出血した人の中にも、妊娠していたという方が多くいます。生理はもちろん、様々な理由で起こる出血も膣から排出される為、一体何の出血か判断出来ずに勘違いをしてしまうケースが多い様ですが、妊娠していた場合の出血は「生理」とは呼びません。つまり「生理が来たのに妊娠していた」というのは勘違いからくる間違いで、出血の原因は他にあるんです。あなたの身体に起きた出血がどういったものなのか、身体の仕組みと併せて理解する事が肝心です。

まずは生理の仕組みを理解しておきましょう

理解しておくべき生理の仕組み

理解しておくべき生理の仕組み

一般的に「生理」とは「生理的出血」を意味しており、定期的に起こる正常な出血です。医学的には「月経」といいます。女性の体内では、一定の周期で排卵が起き、受精卵を迎えるために子宮内膜が厚くなります。(子宮内膜:上の図の子宮の内側の赤く塗られている部分)しかし、受精がなかったり受精しても子宮内膜に着床せず、妊娠が成立しなかった場合、不要になった子宮内膜が剥がれ落ちます。これが血となって排出される現象が生理です。

着床過程で出血をすることもある

着床出血の仕組み

着床出血の仕組み

着床出血というのは妊娠した方の2%(50人に1人)に起こる現象で、受精卵が子宮内膜に着床した時に起こる出血です。卵巣から排卵した卵子と精子が受精した後、受精卵は卵管を通って約7〜11日で子宮まで辿り着き、子宮内膜に根を張ります。受精卵が子宮内膜の奥に潜る際に表面の細胞を溶かしていく為、内膜に傷がつき、出血が起こる場合があります。これが着床出血です。生理の様に内膜の全てが剥がれる訳ではない為、生理よりも出血量が少なく、日数も短いのが特徴です。排卵日と思われる日数から数えて、7日以降に微量の出血があった場合は着床出血の可能性も高いでしょう。

胎盤を作る過程で出血をすることもある

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