婦人科検診とは?
via pixabay.com
そもそも婦人科検診とは一体何を調べる検診なのでしょうか。一般的に婦人科検診とは、子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮頸がん、子宮体がん、乳がんなど、女性特有の器官に現れる病気の早期発見を目的とした検査のことを言います。検診は、婦人科や産婦人科で行われており、主に20~40代の女性を対象に行われるものです。検診の際は、予約が必要なので、必ず事前に病院へ連絡してから来院するようにしましょう。受診は、1~2年に1度定期的に行うのが1番良いとされています。
日本は婦人科検診受診率が極端に低い!
via pixabay.com
自治体によっては、20歳以上の女性に定期検診を受けるようお知らせハガキが届きます。さらに、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の女性の場合、無料の子宮頸がん検診クーポン券が配布されるようになったので、是非積極的に受けて欲しいところなのですが、実際は欧米などに比べると、受診率は低く、アメリカでは80%以上の女性が検診を受けているのに対し、日本はわずか24%程にとどまっている状態です。
さらに、定期的に受診しているか?というアンケートでは、していない女性が6割を超える結果となりました。その理由には、「1度受診して痛みがあり、抵抗がある」や「面倒だから」「何となく婦人科はハードルが高いから」「恥ずかしいから」という意見が多数でした。早期発見出来れば、治せる病もあるので、非常にもったいないですよね。
さらに、定期的に受診しているか?というアンケートでは、していない女性が6割を超える結果となりました。その理由には、「1度受診して痛みがあり、抵抗がある」や「面倒だから」「何となく婦人科はハードルが高いから」「恥ずかしいから」という意見が多数でした。早期発見出来れば、治せる病もあるので、非常にもったいないですよね。
婦人科検診で行う内容は?
via pixabay.com
婦人科検診と言っても、様々な検診があります。一般的には、子宮頸がん、乳がん、子宮体がんなどをはじめとする女性特有の病気の検診となります。子宮筋腫や子宮内膜症など、気になる症状がある場合も、一緒に診てもらうことが出来ますので、遠慮なく相談するようにしましょう。これらの婦人科特有の病気は、本人が気づかぬうちに症状が進行し、症状が現れてからでは処置が遅くなってしまうことがありますので、定期的に検診を受け、早期発見をすることが重要なのです。以下に、検診の内容について詳しくご紹介します。
◆問診
まずは、事前に生理の状態や妊娠・出産歴、自覚症状の有無などについて問診票に書き、その内容をもとに医師から詳しい質問を受けます。一般的には以下のような項目について聞かれることが多いので、病院を受診する際は、メモしておくとよいかもしれませんね。
・妊娠の有無
・出産の有無(出産時の状況など)
・おりものの状態
・生理周期(前回の生理周期を聞かれることがほとんど)
・初潮の時期
・タバコ、酒などの状況
・その他既往歴
・妊娠の有無
・出産の有無(出産時の状況など)
・おりものの状態
・生理周期(前回の生理周期を聞かれることがほとんど)
・初潮の時期
・タバコ、酒などの状況
・その他既往歴
◆内診
続いて内診台にあがり、膣の中に器具や指を入れて検査を行います。下着を脱ぎ、内診台にあがり、カーテン越しに医師に診てもらいます。主に、膣や子宮、卵巣の様子を確認することが出来、子宮がんや筋腫、腫瘍や子宮内膜、排卵異常などが分かります。
この内診に抵抗を感じる人が多いのですが、通常であれば痛みはほとんどありません。緊張して力を変に入れてしまうと、器具を入れる際に痛みを感じることもあるので、リラックスして臨みましょう。
子宮体がん検診の場合は、子宮頸がんに比べ、奥の組織を採取する必要があるため、少し痛みを感じるかもしれませんが、あっという間に終わりますから、あまり怖がる必要はないんですよ。子宮体がんは、40歳以上の女性か徐々に増え始める病気です。早期発見すれば、かなりの確率で治すことが出来ると言われていますので、定期的に検診を受けるようにしましょう。40歳以上でなくても、おりものや生理不順が気になる方は、1度調べてみると良いと思います。
この内診に抵抗を感じる人が多いのですが、通常であれば痛みはほとんどありません。緊張して力を変に入れてしまうと、器具を入れる際に痛みを感じることもあるので、リラックスして臨みましょう。
子宮体がん検診の場合は、子宮頸がんに比べ、奥の組織を採取する必要があるため、少し痛みを感じるかもしれませんが、あっという間に終わりますから、あまり怖がる必要はないんですよ。子宮体がんは、40歳以上の女性か徐々に増え始める病気です。早期発見すれば、かなりの確率で治すことが出来ると言われていますので、定期的に検診を受けるようにしましょう。40歳以上でなくても、おりものや生理不順が気になる方は、1度調べてみると良いと思います。
◆乳がんの場合…触診・視診
内診のほかに、乳がん検診を希望した際に行われるのが、触診・視診です。実際に医師が、乳房の見た目や触った感触でしこりや腫れ、乳首からの分泌物がないかをチェックします。この検査によって、乳がんの兆候を見ることが出来るので、恥ずかしいですがかなり重要な検査となります。