子供が頭を怪我したらまず確認すること
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子供は体よりも頭の方が重いので、よく頭をぶつけたり、転んだりして頭を怪我することが多いですよね。
目の前で子どもが頭を怪我してしまうとびっくりしてあたふたしてしまいがちですが、まずは落ち着いて以下の点を確認するようにしてください。
①意識があるか
②出血やたんこぶがないか
③いつまでもぐずったり、機嫌が悪くないか
④手足のしびれがないか
⑤嘔吐していないか
この5つをクリアしていれば、まず重症ではないというのがわかるので安心してください。
ではもしこれらの症状が出ていたり、その他の変わった症状が現れた場合、子供の体には何が起きているのでしょう?
目の前で子どもが頭を怪我してしまうとびっくりしてあたふたしてしまいがちですが、まずは落ち着いて以下の点を確認するようにしてください。
①意識があるか
②出血やたんこぶがないか
③いつまでもぐずったり、機嫌が悪くないか
④手足のしびれがないか
⑤嘔吐していないか
この5つをクリアしていれば、まず重症ではないというのがわかるので安心してください。
ではもしこれらの症状が出ていたり、その他の変わった症状が現れた場合、子供の体には何が起きているのでしょう?
子供が頭を怪我した後に、たんこぶができた場合
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子供が頭をぶつけた時の症状で一番できやすいのが「たんこぶ」です。
よく「たんこぶができていれば大丈夫、できてなければ危ない」という話を聞きますが、これは間違っています!
たんこぶは頭に強い打撃を受けた際、頭蓋骨と頭皮の間にできるものなので、たんこぶができているということは、脳自体にダメージを受けたわけではないと解釈されているのです。
しかし、たんこぶができたということは、頭に強いダメージがあったということ。
もしかしたら、たんこぶができていても、頭蓋骨骨折や、脳内出血を起こしているかもしれません。
もし脳や頭蓋骨にダメージを受けている場合は、48時間以内に嘔吐をしたり意識がなくなったりという異変が起きますので、たんこぶができたから大丈夫と放置するのではなく、怪我をしたら48時間は注意深く様子を見ておくようにしましょう。
よく「たんこぶができていれば大丈夫、できてなければ危ない」という話を聞きますが、これは間違っています!
たんこぶは頭に強い打撃を受けた際、頭蓋骨と頭皮の間にできるものなので、たんこぶができているということは、脳自体にダメージを受けたわけではないと解釈されているのです。
しかし、たんこぶができたということは、頭に強いダメージがあったということ。
もしかしたら、たんこぶができていても、頭蓋骨骨折や、脳内出血を起こしているかもしれません。
もし脳や頭蓋骨にダメージを受けている場合は、48時間以内に嘔吐をしたり意識がなくなったりという異変が起きますので、たんこぶができたから大丈夫と放置するのではなく、怪我をしたら48時間は注意深く様子を見ておくようにしましょう。
子供が頭を怪我した後に、出血している場合
頭が切れてしまうと、ひざや指を怪我した以上に出血が多くみられます。
頭は他の部位に比べて血流が豊富なため、少しの傷でもびっくりするくらい血が出てしまうのです。
もしこのように頭から出血が見られた場合、まずは止血をしましょう。
小さな傷ですと、清潔なタオルで真上から圧迫していればすぐに止まります。
しかし、5分以上圧迫しているのに出血が止まらない場合は、傷口が思ったよりも深い可能性があるので、すぐ脳外科へ行き、診察・縫合をしてもらいましょう。
このように頭から出血した場合は、縫う縫わないに関係なく、当日の入浴は避けるようにしてください。
体が温まると、せっかく閉じた傷口が開いてしまう可能性があります。
怪我をした翌日からは入浴をしてもかまいませんが、シャンプーをするとかさぶた部分を剝がしてしまう恐れがあるので、頭を洗うのは怪我をしてから2日後にしましょう。
ちなみに、縫合手術をした場合は「〇〇日後から頭を洗っていいですよ」と言われると思うので、その時はお医者さんの指示に従ってくださいね。
頭は他の部位に比べて血流が豊富なため、少しの傷でもびっくりするくらい血が出てしまうのです。
もしこのように頭から出血が見られた場合、まずは止血をしましょう。
小さな傷ですと、清潔なタオルで真上から圧迫していればすぐに止まります。
しかし、5分以上圧迫しているのに出血が止まらない場合は、傷口が思ったよりも深い可能性があるので、すぐ脳外科へ行き、診察・縫合をしてもらいましょう。
このように頭から出血した場合は、縫う縫わないに関係なく、当日の入浴は避けるようにしてください。
体が温まると、せっかく閉じた傷口が開いてしまう可能性があります。
怪我をした翌日からは入浴をしてもかまいませんが、シャンプーをするとかさぶた部分を剝がしてしまう恐れがあるので、頭を洗うのは怪我をしてから2日後にしましょう。
ちなみに、縫合手術をした場合は「〇〇日後から頭を洗っていいですよ」と言われると思うので、その時はお医者さんの指示に従ってくださいね。
子供が頭を怪我した後に吐いた場合
子供が頭を打った後に嘔吐をした場合、すぐに病院へ連れて行ってください!
頭を打って子供が嘔吐をする場合、頭の中で「頭蓋内出血」が起きている可能性が高いです。
頭蓋内出血とは、頭を強く打った衝撃で頭の血管が破れ、頭蓋骨内で出血をしてしまうことです。
頭の中で出血をしてしまうと、脳が圧迫されるので、「脳性まひ」や「知的障害」「てんかん」等の後遺症が残る重症を負うことになります。
子供が頭を打った後の嘔吐ですが、怪我をしてすぐに嘔吐をする場合と、時間が経ってから嘔吐をする場合の2パターンがあります。
なので、すぐに嘔吐をしなかったから大丈夫と安心するのではなく、最低でも6時間は様子をみてあげてください。
また、怪我をした後に子供が大泣きをして吐いた場合「泣きすぎて吐いた」と思う人がいますが、これは要注意です。
もし嘔吐の原因が大泣きの反射だったとしても、本当の原因をその場で素人が判断することは困難です。
とにかく子供が頭を怪我して吐いた時は、すぐに病院へ連れていきましょう!
頭を打って子供が嘔吐をする場合、頭の中で「頭蓋内出血」が起きている可能性が高いです。
頭蓋内出血とは、頭を強く打った衝撃で頭の血管が破れ、頭蓋骨内で出血をしてしまうことです。
頭の中で出血をしてしまうと、脳が圧迫されるので、「脳性まひ」や「知的障害」「てんかん」等の後遺症が残る重症を負うことになります。
子供が頭を打った後の嘔吐ですが、怪我をしてすぐに嘔吐をする場合と、時間が経ってから嘔吐をする場合の2パターンがあります。
なので、すぐに嘔吐をしなかったから大丈夫と安心するのではなく、最低でも6時間は様子をみてあげてください。
また、怪我をした後に子供が大泣きをして吐いた場合「泣きすぎて吐いた」と思う人がいますが、これは要注意です。
もし嘔吐の原因が大泣きの反射だったとしても、本当の原因をその場で素人が判断することは困難です。
とにかく子供が頭を怪我して吐いた時は、すぐに病院へ連れていきましょう!
子供が頭を怪我した後に、手足がしびれている場合
階段やソファー等、高い場所から落ちて頭を強く打った際、頭と一緒に首も痛めてしまう場合があります。
その時、万が一首にある「頸椎」を痛めてしまうと、「全身麻痺」や「下半身麻痺」「部分麻痺」といった重症になることがあります。
頸椎の損傷による麻痺は、今の医療技術では完治することはありません。
リハビリを通して症状が回復することはありますが、今までのように完全に治ることは不可能に近いです。
お子さんが頭を怪我した時に、腕や脚が痺れると言い出したり、歩き方やハイハイの様子などがいつもと違う時は、寝かせたままなるべく首を動かさないようにし、すぐに病院へ連れていきましょう!
とはいえ首を固定したまま病院へ連れていくのは難しいですから、その際はすぐに救急車を呼んでください!
その時、万が一首にある「頸椎」を痛めてしまうと、「全身麻痺」や「下半身麻痺」「部分麻痺」といった重症になることがあります。
頸椎の損傷による麻痺は、今の医療技術では完治することはありません。
リハビリを通して症状が回復することはありますが、今までのように完全に治ることは不可能に近いです。
お子さんが頭を怪我した時に、腕や脚が痺れると言い出したり、歩き方やハイハイの様子などがいつもと違う時は、寝かせたままなるべく首を動かさないようにし、すぐに病院へ連れていきましょう!
とはいえ首を固定したまま病院へ連れていくのは難しいですから、その際はすぐに救急車を呼んでください!