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旦那さんのお小遣いどうしてる?相場は?ケンカしないために知っておきたいアレコレ

旦那さんのお小遣いどうしてる?相場は?ケンカしないために知っておきたいアレコレ

2017年10月24日 公開

旦那さんのお小遣いってみんなどうしてるんだろうって考えることありますよね。お小遣いが原因で旦那さんとケンカになってしまうことも多々。旦那さんのお小遣いを決めるのに参考にしたい相場や旦那さんのモチベーションUPの秘訣、わが家のお小遣いルールもあわせてご紹介します。

旦那さんはお小遣い制ですか?

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家計管理の一環として多いのが【旦那さんのお小遣い制】です。海外ではお小遣いといえばこどもにあげるものとの位置づけですが、日本の家庭では、旦那さんにもお小遣いを渡して旦那さんの個人的なことに使えるお金としている場合が少なくありません。

共働きの家庭など、お金の管理はそれぞれ別にしているという家庭もあるようですが、まだまだ夫婦どちらかが管理してという場合が多いですよね。

旦那さんとしては、がんばって働いたお金を自由にできないというもどかしはあるかもしませんが、家計管理のしやすさに加えて、節約の手助けもできる方法ということでお小遣い制が広く行われているのかもしれませんね。

お小遣い制にするとき、悩ましいのが金額を決めることですよね。収入と支出のバランスや旦那さんの希望など考えていくと、ケンカの種になってしまうこともあり得ます。

旦那さんのお小遣い◇どうやって決めてる?

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旦那さんにお小遣いとして渡す金額の決め方が気になりますよね。

金額を大きくしすぎると家計を圧迫してしまうし、少なくしすぎると旦那さんにとってストレスとなったりやる気が出なくなったりすることも考えられて、本当に難しいところです。

収入と支出のバランスを考えながら【どれくらいの金額にするのか】【どこまでお小遣いの範囲にするのか】各家庭でいろいろな決め方があるでしょう。
お小遣いを渡す方法としては【毎月決まった金額を渡す】方法や【減ったら追加していく】方法があげられるでしょうか。

わたしの家庭でも、夫の話し合いを重ね【減ったら追加していく】システムから【月極めのお小遣い】に変更したことがあります。

【減ったら追加していく】方法のときには、まず10,000円渡しておいて、減っていると補充しておきます。常に10,000円は夫の財布に入っているようにしていました。このときは、昼食など自宅外での飲食代込みでした。
しかし、この方法では家計の管理をする上で難しい点が多くなってきたので夫と話し合いをして【月極のお小遣い】に変更しました。
その際の参考にしたのが世の旦那さんたちのお小遣いの相場です。すごく参考になりました。

では、世のご家庭の旦那さんのお小遣いがどれくらいのなのかチェックしていきましょう。

なお、ここからは新生銀行2016年サラリーマンのお小遣い調査を参考にさせていただきます。

旦那さんのお小遣いの平均?

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まず知っておきたいのが、サラリーマンのお小遣いの平均はどれくらいなのかということです。

【37,873円】これがサラリーマン男性の平均お小遣いの金額だそうです。新生銀行の調査が開始された1979年から2016年までの調査で3番目に低い水準だったそうですね。

この平均は既婚男性、独身男性含めサラリーマンのお小遣いの平均ということで、旦那さん限定というわけではないものです。

では、サラリーマンのお小遣いを年代別にみていきます。

年代別お小遣いの平均

20代・・40,879円
30代・・36,846円
40代・・35,671円
50代・・38,113円

20代から50代へ、年齢を重ねるごとに減少しているようですね。20代にはまだ独身男性も多くお小遣いとして使うことができるお金も多くなるのでしょうか。
逆に、年齢を重ねていくと家庭をもっている男性も増えてきて、その分お小遣いにできるお金が減ってくるのかもしれませんね。

旦那さんのお小遣い◇家族構成で変わる!?

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独身であれば、自分で稼いだお金の中から好きに使うということは当たり前です。しかし、結婚して家庭を持つと好きに使うというわけにはいかなくなっていくというのが現実ですよね。

結婚して家庭を持ってからも、家族構成でお小遣いに関する考え方も変 わってくるようです。
大きく分けると、共働き子なし(DINKS:Double Income No Kids)世帯・共働き子あり世帯・専業主婦子なし世帯・専業主婦子あり世帯に分けられます。

では、世帯別の相場はどれくらいなのでしょうか。

旦那さんのお小遣いの世帯別相場

共働き、こどもなし(DINKS)・・・42,116円
専業主婦、こどもなし・・・・・・・31,977円
共働き、こどもあり・・・・・・・・30,083円
専業主婦、こどもあり・・・・・・・32,254円

共働きでこどもがいない場合は、独身とは少し違うかもしれませんが他の世帯よりも自由度が高いのか、40,000円を超える高めの金額となっていますね。
共働きでもこどもができると、お金の使い道がどんどん変わっていきます。そうなってくるとお小遣いが減っていくのは必然なのかもしれませんね。
そして、働き手が旦那さんだけの専業主婦世帯の場合、収入源は旦那さんひとりですからお金の使い道に自由度はすくなくなってくると考えられます。こどもができるとなおさらです。お小遣いの変化も大きくなってくるでしょう。

共働きで子供がいない世帯とその他の世帯では10,000円の差があるのも頷ける結果といえそうです。

旦那さんのお小遣い◇お給料の1割?

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『旦那さんのお小遣いはお給料の1割』というのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

ここまで、平均や相場などみてきて総じて30,000円~40,000円という金額がみえてきました。そして、この金額をみてみると『収入(お給料)の1割』とよく言われていることが頷けるのではないでしょうか。

お小遣いの使い道によっては、足りないと思っている旦那さんも多くいるのでしょうが、これくらいが妥当なところではないかとされています。

わが家の夫のお小遣いもお給料の1割程度を目安にして、夫と話し合いました。1割にするにしても総支給額の1割なのか、手取り額の1割なのかも話をしました。
手取り額の方だと、お小遣いは減ります。わたしとしては断然手取り額の方でしたが、夫が譲らず総支給額になりました。
わが家は専業主婦世帯で、収入源は夫だけで夫ががんばって働いたお金という意識もありわたしの方が折れました。

このような話し合いは、それぞれご家庭で繰り広げられているのでしょうね。

旦那さんのお小遣いで揉めてしまう原因

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お小遣いを決めるにあたって、揉めてしまう原因となるのは【どこまでお小遣いで賄うのか】この部分の認識のずれがあるからではないでしょうか。

例えば昼食です。お弁当持参であればお小遣いからお弁当代を出すということはないでしょうから家計(食費)からということになりますよね。そうでない場合は毎日昼食を購入するか外食するかということになります。
昼食代はワンコイン(500円)におさえたとしても、最低10,000円はかかることになります。それに加えて飲み会(会社の行事や遊びも含め)もあります。
そうなってくると、30,000円程度では趣味に使えるものはほとんどないことになりますよね。

家計を管理する妻の側からすると『家計の中からなんとかやりくりしているんだから、自分の分は自分でやってもらいたい』と思うかもしれません。
しかし、旦那さん側からしたら『生命維持のための食事や会社の行事で必要な分くらいは家計から出してほしい』そんな風に思っている部分は多いのではないでしょうか。

これはもう、話し合いをしてお互いの認識を確認しあい、妥協点をみつけるより他に方法はないのかもしれませんね。しっかりとコミニュケーションしなければならない点といえるでしょう。

旦那さんのお小遣いが少額でもモチベーションUPの秘訣

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旦那さんとしては『自分ががんばって働いてもらったお金なのに』と、心の隅に感じているというのが実際のところではないでしょうか。確かにその通りですものね。
そのお金を家族のためと家計に入れてくれているわけです。これを当然のこと、といってしまえばそれまでですが、それでは旦那さんのモチベーションUPにはつながりません。

ボーナス時や家計に余裕のある月には、サプライズで増額してみると、お小遣いをもらう方としたらとてもうれしいのだそうです。
増額の金額は決めず、その時にできる増額をするので、1,000円でも5,000円でも10,000円でもいいのです。『ありがとう』の感謝の気持ちを添えて渡すと喜んでもらえるのではないでしょうか。

例えお小遣いが少なかったとしても、モチベーションUPで仕事をがんばってくれたら、その分また家計に戻ってくると考える方が得策かもしれませんよね。

旦那さんのお小遣い◇わが家のお小遣いルール

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参考になるかどうかわかりませんが、わが家の旦那さんのお小遣いルールをご紹介してみます。
夫は事務系と肉体労働系と両方をこなしているサラリーマン(40代)です。手取り額は多い方ではありません。お小遣いの金額はお給料(月)の1割程度です。

*月極お小遣い
*外食(飲み会)はお小遣いの範囲で
・・・会社で必要不可欠な会食費は応相談
*外食(飲み会)以外の飲食代は領収書(レシート)のあるものは清算
*社員食堂の食券は家計から
*趣味もお小遣いの範囲で
*趣味に使って足りなくなっても追加はなし
*たばこ、晩酌用のお酒は家計から
*通信費(ケータイなど)は家計から

夫に話していないルール
*ボーナスなど余裕があるときはサプライズで増額あり

これがわが家のルールです。飲み会や外食は夫の趣味の範囲とわたしとしては考えているので出しません。会社の行事で必要なものは、余裕があれば出しますがなければ『ごめんね』といって出さないこともあります。
食費などの管理のため、レシートを持って帰ってもらってその分を渡します。(清算ですね)
レシートをもらい忘れたり、失くしたりすると清算がないので、必ずもらってきてくれるようになりました。この方法はわが家にはぴったりでした。

このルールを決めてから管理はしやすくなりました。そして、家計の節約として夫のお小遣いを減らすということはしないと決めています。
その理由としては、夫ががんばった報酬であることが大きいです。節約のために夫のお小遣いに手を付けるときは、よほどのことこがある場合です。
そのことも宣言しています。そうすることで、夫としては自分を認めてくれていると感じてくれているようですね。モチベーションも保ちやすいのだそうです。

こんなお小遣いルールもあると、参考になれば幸いです。

旦那さんのお小遣いも愛情表現かも!?

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旦那さんのお小遣いについてご紹介してきましたがいかがでしたか?

家計の管理をするにあたって、旦那さんのお小遣い制はありがたいですよね。でも旦那さんからしたらちょっと厳しい制度なのかもしれませんよね。

そんな旦那さんのお小遣い制、なんとか旦那さんのモチベーションを下げずにお仕事がんばってもらうための愛情表現のひとつと考えるのもいいかもしれませんよ。
家計を支え、毎日がんばる旦那さんへの感謝と愛を込めて、お小遣いを渡してみると旦那さんのモチベーションUPに一役かってくれそうな気がします。

お小遣い、しっかりコミニュケーションをしてお互い納得のいく旦那さんのお小遣いルールが決められるといいですね。
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