寒くなるとやってくる!突然襲ってくる、ウイルス性胃腸炎ってなに?

胃腸炎ってご存知ですか?必ず寒くなるとやってきて、毎年大流行する胃腸炎。食あたりか胃腸炎かわからないこともありませんか?そんな怖い胃腸炎について調べてみました。

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2017/01/06 公開 | 433 view

寒くなるとやってくる!突然襲ってくる、ウイルス性胃腸炎ってなに?

ウイルス性胃腸炎ってなに?

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ウイルス性胃腸炎とは、急に嘔吐や下痢、腹痛の症状が襲ってくる病気です。ウイルスの感染によって胃腸に炎症を引き起こすので、下痢や嘔吐が症状となっています。突然襲ってくるので、小さい子供とかだと、夜普通に寝たと思ったら、突然起きて、嘔吐するというようなこともあります。
また症状の重さは人によって様々ですが、トイレから動けなくなるほど、激しい嘔吐や下痢になる人もいるようです。

ウイルス性胃腸炎の原因は?

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原因となウイルスには、ノロウイルス、ロタウイルス、細菌や寄生虫もあります。
感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。ロタウイルスは乳幼児がかかりやすく、接触感染をしますので集団感染になりやすいです。感染力の非常に強いウイルス性胃腸炎は、食べ物から感染し、感染した人から他の人に感染しどんどん感染者を増やしていく、恐ろしい病気です。

ウイルス性胃腸炎はうつるの?

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ノロウイルスの感染力は、数十個~百個ほどのウイルスで感染しますので、接触(経口感染)・飛沫・空気などであっという間に感染が広まります。幼稚園や小学校などでは、胃腸炎が原因で学級閉鎖になった話も聞きます。我が家でも、1人がかかると必ず家族全員かかります。それぐらい感染力が強い、怖い病気です。

ウイルス性胃腸炎になったらどうしたらいいの?

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ほとんどの場合自然に回復していくため、治療は脱水予防と対症療法(原因ではなく、症状を軽減するための処置)が中心です。病院に行っても、胃腸炎ですねと言われ、吐き気止めを処方されるぐらいで、抗ウイルス薬などはありません。ウイルスを体の外へ出すのが一番いい方法とされています。
下痢・嘔吐などの症状が出ている間は、必要最低限の水分のみ摂取し、安静にしましょう。症状が治まってきたら、無理のない食事や水分を摂取をしていきます。胃に優しい消化のいい食べ物がいいでしょう。我が家では10時間は絶食して、最初はリンゴをすったのを少しだけ食べます。

ウイルス性胃腸炎を早く治す方法

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〇嘔吐や下痢を無理に止めない
嘔吐や下痢は辛いですが、体内に入った細菌やウイルスを排出する為の自然な浄化作用であり、薬で止める事で症状が長引くことがあります。嘔吐や下痢が自然に止まるのを待ち、症状が出ないときは安静を保ちます。
〇水分補給をする
水分を少量ずつこまめに補給し、脱水状態に陥らないようにします。
スポーツドリンクや冷たい水は、症状を悪化させます。
白湯やぬるめの水。紅茶などがおすすめです。
〇胃腸を休ませる
1日から2日は食事を摂らずに胃腸を休ませましょう。食欲があるからと胃腸の回復を待たず、普段通りの食事をすると、症状がぶり返す恐れがあります。この期間も、水分補給は大切です。白湯や紅茶を飲んでください。その後、始めは消化の良い食べ物を様子を見ながら食べるようにし、時間をかけて普段の食事ができるようにしていきます。
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