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女性向けの医療保険ってどうなの?無駄なく医療保険を選ぶ方法

女性向けの医療保険ってどうなの?無駄なく医療保険を選ぶ方法

2016年12月10日 公開

家族のためにも備えを万全にと医療保険を考えるとき、いろいろな保険がありすぎて悩んでしまいますよね。女性向けの医療保険をメインに、無駄なく医療保険を選ぶ方法をご紹介します。

医療保険の必要性

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医療保険とは、医療や医療費を加入者、加入者家族へ給付する目的のある社会保険のことです。
医療保険には2種類あり、国や協会けんぽなどが運営する公的医療保険と民間の保険会社が販売している医療保険とがあります。

日本では公的医療保険にほとんどの人が加入しているという恵まれた環境で、窓口負担は多くて3割です。ですが、治療や入院が長引いたり、治療中の生活費であったり、それではまかないきれない負担がある場合もあります。そんなときに補助的に入って経済的負担を軽くしようというのが民間の医療保険というわけです。

民間の医療保険は不要だという人もいますが、いざというとき、預貯金でまかなうには負担が大きすぎるという場面も出てくるでしょう。特にお子さんのいるご家庭では、パパやママになにかあったときに負担を軽減できるのは大きなメリットになるのではないでしょうか。

では、女性が民間の医療保険に加入するときのヒントをご紹介していきましょう。

医療保険は妊娠や出産で役立つ場合も

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妊娠や正常分娩はケガや病気ではないとされるので、医療保険の給付対象外になります。これはご存知の方も多いかもしれません。

しかし、妊娠高血圧症候群や切迫流産など、管理が必要とされ入院した場合の入院、治療、または、帝王切開術などの異常分娩だった場合の手術や入院は給付の対象となります。
これは、女性に特化した保険とうたっていない医療保険でも給付が受けられるので、大きな負担となりかねない場面にも助けになるでしょう。

吸引分娩など帝王切開術でない異常分娩でも、保険によっては給付の対象となるものがあるようなので、問い合わせをしてみる価値はあるのではないでしょうか。

一般向け医療保険と女性向け医療保険がある

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医療保険には、一般向けの医療保険と女性向けの医療保険があります。

一般向けの医療保険は男女ともに対応できる内容になっていますが、女性向けの医療保険は女性特有の病気に対して手厚く保障してくれるように作られています。

一般向けの医療保険でも、特約という形で女性特有の病気に対応できるものもありますよね。
どんな保障を受けたいのかによって、一般向けの医療保険か女性向け医療保険がいいのかしっかり検討する必要があるかもしれません。

女性向け医療保険の特徴

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女性特有の病気に対しての保障が最大の特徴です。女性特有の病気とは、乳がんなどおっぱいに関する病気と子宮に関する病気のことを指します。また、妊娠や出産に関することにも保障してくれるものもあるようです。

また乳がんで摘出してしまった乳房を再建するための費用を保障しているものあり、まさに女性のための保障が充実しているといった感じですね。

最近では、不妊治療にかかわる保障のあるものも出てきていますし、一定期間ごとにボーナス給付があったり、特約として女性の体の不安を相談できる窓口があるものも多いので、うまく活用できれば女性の強い味方になってくれるのかもしれません。

一般向け医療保険と女性向け医療保険の違い

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一般向けの医療保険よりも女性向け医療保険のほうが、入院給付金、手術給付金が上乗せされていて手厚くなっています。
例えば、一般向けの入院給付金が10,000円だったとしたら、女性向けの入院給付金は15,000円と5,000円の上乗せという感じです。
上乗せされている分、支払う保険料の負担も大きくなるので、費用面でもよく検討する必要があるかもしれません。

女性特有のがん以外のがんの保障も忘れずに

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女性向けの医療保険は、女性特有のがんにはとても手厚く作られていますが、そのほかのがんについての保障がないことが多いようです。女性のがんでは、大腸がん、肺がん、胃がんが多いようですが、それらの保障はないことになります。
がんについての備えを重視する場合は、女性特有のがん以外のがんについての保障もしっかりとしておく必要があるでしょう。
いざ、女性特有のがん以外のがんになりましたとなったとき、女性特有の医療保険で女性特有のがんしか保障されないといった事態を避けるためにも忘れずにチェックしたいところです。

医療保険を探す方法

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医療保険に加入しようとするとき、どこのどれに加入したらいいのか、わからなくて戸惑うことも多いですよね。保険会社や保険商品を選ぶとき、なにを参考に選ぶといいのでしょうか。

保険相談を主に扱う窓口といった、たくさんの保険会社の保険商品を扱っている代理店があります。そのような場所に出向いて説明を受けて比較検討することもひとつの方法です。ネットにも多くの保険会社の内容が一括で検索でき見積もりしてくれるサイトがありますし、ランキングで人気の保険が紹介されていることもあるので参考になるのではないでしょう。

気になった保険商品があれば、代理店などを通さなくても保険会社そのものとアポイントをとり、説明を聞くのもいいのではないでしょうか。そのときは、営業マンのごり押しに屈しないように、冷静に判断しなけばなりませんね。

人気がある保険商品が自分にあっているとは限りません。内容をよく把握して、自分にあった医療保険を探すことが重要になってくるでしょう。

無駄のない医療保険の選び方

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自分に必要な額はどれくらいなのか、まず試算してみることがポイントになってきます。手厚ければ手厚いほどいいわけでもありません。
保険料負担が大きくなり、将来の不安解消のためなのに、今現在の家計が苦しくなってしまっては本末転倒です。そのようなことは避けなくてはなりませんよね。

公的医療保険でどの程度カバーできるのか、預貯金はどうか、自分以外の収入、家族、こどもに掛かる費用などいざとなったときに、どれくらいの保障があればやっていけそうなのかしっかり検討しておくことで、無駄な保険料負担をせずに安心を得られるのではないでしょうか。

加入するタイミングは?

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保険は一般向け、女性向けにかかわらず、保険料が年齢とともに上がっていきます。そのことをふまえて、早い段階で加入すれば保険料の負担は少なくなります。

就職するとき、結婚するときなど人生の節目が保険加入を検討するいい機会かもしれません。
女性向け医療保険に妊娠中に加入したいと思っても、加入できない場合と保障に制限がかかる場合があります。妊娠7ヶ月以降は加入できないのが一般的なようです。

妊娠7ヶ月までなら加入できるようですが、特定部位のは保障の対象外ですという条件が付きます。妊娠中に加入した場合、妊娠や出産分娩に関することは保障の対象外となるため給付も受けられません。
妊娠を考えていて、医療保険の加入を考えているなら、妊娠前に加入することをおすすめします。

出産後の加入の場合は、加入はできるでしょう。しかし5年以内に帝王切開術を受けている場合、特定部位は対象外の条件に当たってしまいます。一度帝王切開術で出産をしていると、次の分娩も帝王切開術での分娩になることが多いのが理由です。

無駄なく選んで、かしこく使おう

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医療保険もいろいろありすぎて疲れてしまうほどですが、現段階で、どの程度保障のある医療保険に入るのがいいのか、しっかり検討する必要がありますね。保障内容をあれも、これもと欲張っていたら保険料が高くなるばかりです。
無駄な出費を抑え、いざというときに役立ってくれるよう、かしこく使えるといいですね。

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