おしゃぶりを使う?使わない? メリットとデメリットを徹底解説

赤ちゃんが使う育児用品の代表のひとつに「おしゃぶり」があります。 でもこのおしゃぶりの使用をめぐっては様々な見解があり、ママとして「おしゃぶりを使うか、使わないか」と迷う方も多いのではないでしょうか?おしゃぶりについての知識をきちんと理解して上手に使えば、育児の素晴らしいお役立ちアイテムになってくれます。

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2016/11/21 公開 | 286 view

おしゃぶりを使う?使わない? メリットとデメリットを徹底解説

赤ちゃんの原始反射とは

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赤ちゃんには原始反射といって、生まれた時から持っている機能として、反射が備わっています。

生れたばかりの赤ちゃんは、目もほとんど見えず、心も身体も未熟です。
お母さんの身体の外できちんと生きていくために備わっているのが「原始反射」です。
原始反射の代表的なもの

・吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)  
乳首や哺乳瓶など口に入ってきたものをくわえて吸う反射

・捕捉反射
唇やその周辺にものが触れると、触れたものの方を向いて、唇と舌でくわえようとする反射

・探索反射
唇やその周辺にものが触れると、触れたものの方向を向いて口を開く反射

・握り反射
赤ちゃんの手のひらに触れるとギュッと握ったり、足の裏を圧迫したりするとギュッと足の指が丸まる反射

吸啜反射とおしゃぶり

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吸啜反射は、お母さんのおっぱいを吸って、栄養を摂るために必要な反射です。

特に生後3ヶ月くらいまでの期間は吸啜反射が活発なので、自分の指をなめたり吸ったりすることが多くなってきます。

自分の身体の一部を吸啜反射することで、指や足のある場所を学んでいるのです。
吸啜反射により舌や口の筋肉が発達するとともに、脳や中枢神経にも刺激をあたえて成長させていきます。

このように未熟な脳、神経、筋肉などを成長させるために、赤ちゃんは指しゃぶりを始めるのです。

日本では、吸う力が活発になる生後3ヶ月ぐらいにおしゃぶりを始めるのがよいとされていますが、ドイツなどの外国では、指しゃぶりが始まったときにおしゃぶりを与えています。

おしゃぶりを使う場合、もともと備わっている「吸う」という反射を利用して、脳や神経、筋肉を発達させるために、指しゃぶりを始めたころにおしゃぶりを与えはじめるのが、一番適切な時期といえます。
ただし、母乳でしっかり育てられる場合は、おっぱいを吸うほうが筋力を必要としますので、赤ちゃんの発育を促す効果はとても大きいです。母乳育児がしっかりと確立されてからおしゃぶりを導入しましょう。

おしゃぶりが否定される理由

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おしゃぶりが否定される理由については以下の通りです。
内容を見ている限り、間違った見解や大人がコントロールしてあげることで問題がない物ばかりです。

・おしゃぶりで歯並びが悪くなる

日本小児歯科学会では、胎児の頃から指しゃぶりをしているため、その流れでおしゃぶりをするのは自然な事であると、おしゃぶりについてそれほど問題視していないことを述べています。

出っ歯や歯並びが悪くならないために改良されたおしゃぶりが数多く出ており、歯と顎へ必要以上の圧力がかからないように出来ています。
しかも、身体の発達も考慮され、年齢別に対応されています。

歯並びが悪くなる他の理由として
・口呼吸になっている
・ミネラルなどの栄養不足の影響
・やわらかい食材が多く、噛む必要がなくなり、顎や筋肉の発達が遅れている
・食事の際、頬杖をついたり、姿勢が悪いなどの悪習慣の影響

というこれらの原因の方が、影響が大きいです。

・おしゃぶりは中耳炎になりやすくなる

中耳炎とは、ウイルスや細菌による上気道感染(風邪)により、ウイルスを含んだ鼻水が耳管を通って耳に流れることで炎症を起こし、発症するものです。アレルギー症状を持っている場合も中耳炎になりやすいです。アレルギーにより、常に鼻をすすっている場合、やはり鼻水が耳に流れることで起こりやすくもなっています。つまり、ウイルスや細菌による感染によって起こるのです。

ただし、中耳炎を起こしている場合は、おしゃぶりを吸うという行為により、耳に陰圧がかかり、よけいに負担をかけるため、おしゃぶりを使うのはやめましょう。
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