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子供が熱を出したらどうすればいい?ホームケアの方法と受診の目安

子供が熱を出したらどうすればいい?ホームケアの方法と受診の目安

2017年1月10日 公開

子供が熱を出すのは仕方ないこと、とわかっていても、発熱してぐったりしている子供を見るのはとっても辛いもの。発熱したらすぐに病院に行くべき?救急車を呼ぶ必要は?けいれんが起こったらどうしたらいい?ホームケアと病院に行くタイミングについて調べてみました。

なぜ熱が出るの?

http://raisingchildren.net.au/articles/fever_a.html (9113)

生後すぐはママの免疫システムに守られていますが、生後6ヶ月くらいから、赤ちゃんは発熱することがあります。
子供の発熱のほとんどは、ウイルスや細菌の侵入が原因です。発熱することによって、身体がウイルスや細菌と戦って免疫力を強めているのです。

発熱だけなら慌てなくても大丈夫

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発熱自体はウイルスと闘っている身体の正常な反応なので、心配しすぎる必要はありません。赤ちゃんの平熱は大人よりも高いので、体温の上がり具合と共に、身体の他の症状に気を配りましょう。普段の平熱を知っておくことも大事です。
熱は夜に上がることが多いです。熱が38.5度以上になっても、水分が取れていて、眠れている場合は朝まで様子を見て待っても大丈夫なことも。
でも、心配なとき、痙攣などが出た場合は、救急外来に行く、場合によっては救急車を呼ぶことも考えましょう。

発熱を伴う病気

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熱の原因が普通の風邪なら、それほど心配することはないのですが、発疹を伴ったり、他の合併症を患っていたら、とても危険なことも。
髄膜炎や脳炎などのこわい病気もありますし、中耳炎や肺炎になると、病院を受診してお薬を処方してもらわないといけません。
熱の上がり具合、子供の呼吸や睡眠の様子、発疹が出た場合はいつ出たのか?など、細かく子供を観察することが大事なことです。
子供の様子は急変することもあります。パニックにならないように、どんな病気の可能性があるのか、前もって知っておくといいでしょう。

発熱時のホームケアの方法

発熱時は外出せずに、家の中で安静にすごしましょう。発熱時は子供は想像以上に体力を消耗します。
熱があがりはじめるときは、寒気がしたり震えたりします。そのときは、一枚着せたり、お布団を増やしたりして、暖かくしてあげましょう。
熱があがったら、身体が高温になって、とてもだるくなります。すこしでも楽にしてあげられるように、冷たい水で絞ったタオルや熱冷ましシートを利用するといいと思います。
数時間おきに体温を測定して、子供の様子を観察して変化に気付けるようにしましょう。
小さい子供は脇で測る体温計を嫌がることも多いです。数秒で耳で測れる体温計を買っておくと便利だと思います。

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脱水症状には気を付けて

病気のときに食欲が落ちたり、全くたべれなくなっても仕方ないこと。でも、水分だけはとりましょう。発熱とともに発汗して、体の水分は奪われています。水だけでなく、塩分も必要です。電解質飲料が理想ですが、水かお茶しか飲まない場合は、塩を少々いれるといいです。

熱が出たときの食事は?

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水分補給が一番ですが、食べられるときには、消化にいいものを食べさせましょう。お粥やうどんなどがいいでしょう。発熱に伴って、口の中に発疹ができる病気もあります。口の中がしみる可能性もありますし、酸味の強いものや脂っこいものは避けましょう。
食欲が全くなくても仕方ありませんが、水分補給には十分気を付けましょう。

解熱剤は上手に使う

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熱が出ても、ある程度元気で水分補給ができれいれば、すぐに解熱剤を使う必要はないでしょう。熱が高温でぐったりしてるときは、解熱剤をあげましょう。熱がさがってきたら、食欲もすこし出ることもあります。熱がひいている間に、栄養と水分を補給してゆっくり様子をみましょう。

熱性けいれんを起こした時の対処法

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6歳以下の子供が発熱したときにけいれんを起こすことがあり、その割合は日本では10%くらいとのことです。ほとんどは、心配のないけいれんですが、場合によっては、至急に受診しなければいけません。
けいれんを起こすと親はパニックになりがちですが、できるだけ落ち着いて、けいれん時は子供の口に異物や薬や、水をいれずに、そばにいてあげましょう。

熱が下がらない時はどうすればいい?

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ほとんどの発熱は3日以内に治りますが、3日以上熱が続く場合は、小児科を受診しましょう。週末や祝日を挟む場合は、救急にかかることになりますが、大きな病院の場合は小児科医がいないこともあります。早めにかかりつけの小児科を受診する、もしくは、電話相談を利用することも可能です。

まとめ

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子供は頻繁に熱を出します。お友達と遊ぶようになったり、保育園や幼稚園での集団保育が始まるとなおさらです。風邪をひいて病気を繰り返して、強くなって、成長していきます。いつもは元気な子供が、熱を出してぐったりすると、本当にかわいそうに思えます。ホームケアでしっかり対処しつつ、3日以上たっても熱が下がらないとき、何かおかしいな、と思ったら、迷わずに小児科を受診しましょう。
寝込んでいる子供の汗を拭いてあげたり、さすってあげたり、熱が出ている子供がすこしでも安心できるように、そばにいて見守りたいですね。