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親子で児童館へ行ってみよう!児童館にはメリットがたくさんある!

親子で児童館へ行ってみよう!児童館にはメリットがたくさんある!

2017年2月26日 公開

みなさんは、お子さまと児童館に行ったことがありますか?ママ友グループが出来ていて、中に入りづらそうと思っている方もいらっしゃることでしょう。児童館にはお子さまにもママにも楽しいところです。1度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

児童館はどんなところ?

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児童館とは、一体何をしていて、何を目的としているのでしょうか?
ご説明していきます。
児童館は、児童福祉法第40条による児童福祉施設です。屋内型の児童厚生施設(他に屋外型の児童遊園あり)であり、子どもに健全な遊びを提供して、その心身の健康を増進し情操を豊かにすることを目的としています。

児童館は、子どもたちに遊びを保障します。遊びは、子どもの人格的発達を促す上で欠かすことのできない要素であり、遊びのもつ教育効果は他で補うことができないと言われています。子どもたちは遊びを通して考え、決断し、行動し、責任をもつという自主性・社会性・創造性を身につけます。換言すれば、教育の中でも注目されている「自立」の要素が、遊びの要素に含まれているのです。
上記のように、児童館は子どもたちの「遊び」を通して成長する場を提供をしています。
では、児童館はその名の通り、子どもだけしか利用できないのでしょうか?
早速、見ていきましょう。

いつ誰が利用できるの?

0才の赤ちゃんから大人まで利用出来ますが、やはりメインは子どもたちです。

乳幼児の利用については、保護者が同伴しなければなりません。

児童館によって利用時間は異なります。
一般的には午前中は未就園児、午後からは小学生以上の子どもたちが利用しているところが多いようです。

土日も開館しているところもありますので、お近くの児童館に確認してみてくださいね。

また、児童館にはお約束ごとがあります。
初めて来館したときに職員より説明があるかと思いますが、約束後ごとを守り皆が気持ち良く利用出来るようにしましょう。

イベントも多々あります

こちらも児童館によってイベントの内容は異なります。

乳幼児は保護者が同伴しなければなりませんので、乳幼児のイベントは親子で楽しめるものもあります。

例えば、ベビーマッサージや育児講座等、開催されています。

また、多くの児童館のイベントで多く見られるのは季節もののイベントです。

お祭りや豆まき、クリスマス会等です。

以下に実際の児童館のイベント内容をご紹介いたしますので、ご覧になってみてくださいね。

赤ちゃんもイベントに連れていってもいいの?

まだ小さいから、こんなイベントに参加してもわからないんじゃないかな…と思うママもいらっしゃるかもしれません。

催し物がある日は、いつもより多くの親子が集まることでしょう。

人混みで賑やかだと赤ちゃんからしてみれば、驚いてしまい泣き出してしまう子もいるかもしれません。
逆にいつもと違う光景に興味津々でキョロキョロ辺りを見回す子もいるかも。
家では見せない表情をママに見せてくれる機会になるかもしれません。

そして、様々なママとお話しが出来る機会ですのでママの気分転換になることもあります。

しかし、産後の体調があまり良くない、育児疲れ等でストレスがたまっている状態で参加すると余計疲れてしまうことや、体調を崩してしまうことがありますので無理に参加するのはおすすめ出来ません。

そんな時は、ご自宅でゆっくりお子さまと過ごしましょう。

児童館の先生ってどんな人?

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さて、児童館で働いている方は、どのような専門分野のエキスパートの方々なのでしょうか。

一般に児童館で働いている方は「児童厚生員」と呼ばれています。
では、児童厚生員とは具体的にどのような資格を持っている方々なのでしょうか?
ご紹介していきます。
児童館わくわくワーク


「児童厚生員について」

児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(厚生労働省令)では、「児童の遊びを指導する者」と表現されています。具体的には、
 
 ☆「保育士」「社会福祉士」資格を持つ者
 ☆高卒で2年以上児童福祉の仕事をした者
 ☆幼・小・中・高のいずれかの教諭資格を持つ者
 ☆大学で心理・教育・社会・芸術・体育の学科を卒業したもので、その施設の設置者(都道府県知事、もしくは市町村長)が認めた者 等となっています。
このように、短大や大学で専門的なことを学んだ方々が児童厚生員として児童館に従事しています。

実際にどの児童館の求人も上記のような資格を持っている方を求めています。

子育て相談をしてみよう

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児童館では子育て相談をしております。

児童館のスタッフの方々は、みなさん優しく困ったことがあったらいつでも声をかけてくださいねと、初めて児童館に来館したママに声をかけてくれることでしょう。

実際に私が児童館のスタッフに相談した内容をご紹介します。

◆離乳食を食べない
◆授乳の悩み
◆発達面
◆保育園と幼稚園の違い等

どの相談にも親身になって聞いてくださり、悩みに応じてくれました。
また、私が通っていた児童館では、定期的に保健師が訪問していたので、児童館スタッフから、より詳しく聞きたい場合は保健師にも相談してみてくださいとアドバイスもいただきました。

1度相談すると悩みを打ち明けやすくなりますし、児童館スタッフも「その後どうですか?」と気にしてくれるようになります。

もし、ご自分で解決出来ないような育児の悩みがあるママは、気軽に児童館スタッフに相談するのも良いと思いますよ!

子ども同士のトラブル

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児童館で子ども同士のトラブルはつきものです。

子どもたちは、そんな経験を通して社会経験が身に付けていきます。
保育園や幼稚園等に通園する前の準備段階のようなものなのです。

子ども同士が喧嘩をした場合、保護者として同伴しているママは気を付けなければいけないことがあります。

◆叩いたり、蹴る、おもちゃを無理やり取り上げる等、明らかに我が子が悪いのに、そばにいながら見てみぬふり、または相手の親や子に全く謝らない、自分の子どもにも叱らない。

◆ママ友同士の会話に夢中になり、自分の子どもがトラブルを起こしていることにも気付かない。

これはNGです!

小さなお子さんですと、近くにママがいないとトラブルが起きることは多々あります。
思わぬ事故を招かないためにも注意しましょう。

児童館でママ友は出来る?

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親子で児童館に行ってみようと考えている方は「ママ友が出来るかな?」と考えている方もいらっしゃるかと思います。

ママ友はほしいけど、
「ドラマのような怖いママ友がいたらどうしよう」
「そもそもママ友なんて作れる自信がない…」等、悩んでいる方は多いはずです。

まずは、ママ友に関する皆さんの声を聞いてみましょう。
テレビ等の影響で、ママ友に対して怖いイメージは強いです。
また、児童館に行くとママ友グループが出来上がっていて、疎外感や孤独感を感じるママは多いようです。

しかし、今は児童館でママ友グループに入っているかのように見えるママも最初は勇気を出してお子さんと2人で児童館に行っているのです。

中には、お友達同士で児童館に行く親子もいますが、全体の割合を考えると少ないでしょう。

最初は誰も知っている人がいない児童館に行き、ドキドキしながら他の親子に挨拶をしたり声をかけ、児童館に通っているうちに顔見知りが増え気軽に挨拶が出来る仲になっていくのです。

ママ友には小さな悩みも聞きやすい

子育て中のママには、育児やご主人、お姑さんのこと等、悩みはつきものです。

そんなときに、あなたの気持ちに深く共感してくれるのはママ友でしょう。

悩みがあるから、児童館の職員に相談したいけれど、こんな小さな悩みだと児童館の職員には聞きづらい…ことはありませんか?

そんな時は、児童館で出会ったママに相談するのはいかがでしょうか。

「そんなに仲が良くないから相談なんて…」と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、近い月齢のお子さんがいらっしゃるママには、意外と相談しやすいですよ。

◆今、離乳食はどんなものあげてるの?
◆また、どんな形状のものをあげてるの?
◆お昼寝は何時頃してるの?
◆お家では、どんな遊びにはまってるの?等、ママ友には小さなことでも聞きやすいですし、そこから話しが弾むこともあります。

ですが、ここで注意点があります。

どうしても同じくらいの月齢のお子さんがいると、成長や発達を比べてしまいます。
成長や発達には個人差があります。
ママ友の子どもと比べるのはやめましょう。

ママ友はいらない?

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児童館に通っていても、なかなかママ友が出来ないこともあります。

ママ友がいない、いらないという方の意見も見てみましょう。
無理してママ友を作る必要はないと思います。

これまで、あなたは学校や習い事や趣味や仕事等で気の合う友人が出来ていたことでしょう。

しかし、ママ友はまず子どもが同じくらいの年だというのが大前提です。

お互いに子どもがいたからママ友になったというママ友も多いのではないでしょうか。
子どもがいなかったら、その方と友達になっていますか?
年も性格や趣味も全く違うというママ友も多いことでしょう。

ママ友は特殊な関係なのです。

ですから、児童館に通っていてもなかなか気の合うママ友が出来なくても気にすることはありません。
児童館で、すでにママ友グループが出来ていて入りづらかったり肩身が狭いという意見はよく耳にします。

しかし、本来、児童館はお子さまが楽しむことを目的であり、身体を動かし、他のお子さんと触れ合うことで社会経験が出来る場所です。

他のママの目は気になるかもしれませんが、あまり気にせず、お子さんと過ごす時間を大切にしましょう。

児童館に通っていれば、自然とあなたと同じような考えのママと接する機会は出てきます。

児童館でママ友が出来ればラッキーという考えの方が気楽に構えれていいかもしれませんね。

オシャレをしていくべき?

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オシャレなママは目が引きます。

「あのママ、オシャレだわ!憧れる!」と思うママもいれば、悲しいことに疎まれることもありますので、ほどほどのオシャレを楽しむのが良いかと思います。

ママになったって、流行りのアイテムを身に付けたい!と思うのは素晴らしいことです。
しかし、高価なブランド物をいつも身に付けママに見えないような身なりは、注意が必要かもしれません。

充実した児童館をご紹介

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全国にはたくさんの児童館があります。
小規模な児童館もあれば、大規模な物まで。

魅力的な児童館はたくさんありますが、その中で少しだけですが数ヵ所ご紹介いたします。

もしあなたのお住まいの近くにある児童館でしたら、お子さまとちょっとお散歩がてら足を運んでみてはいかがでしょうか?

お子さまには新しいお友達、ママには新しいママ友、そして子育てのエキスパートの専門員の方々…新しい出会いがあるかもしれません。

まとめ

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乳幼児期は本当にあっという間です。
お子さんの著しい成長を間近で見れる期間は、一生のうちでほんの一瞬ですので、その貴重な時間を「児童館で楽しく過ごす」のも選択に入れてみてください。

全国には数えきれないほど児童館があります。
ぜひお気に入りの児童館を見つけてくださいね。
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