ikumama

Top
目指せ!天才ベビー「赤ちゃんの教育」はいつから始めるべき?

目指せ!天才ベビー「赤ちゃんの教育」はいつから始めるべき?

2017年1月24日 公開

我が子に良い教育をさせてあげたいというのは、親ならだれでも思う事ですよね。赤ちゃんのうちから様々な教育をする「早期教育」という言葉をよく耳にしますが、実際にはいつ頃に、どんな教育をさせてあげればよいのでしょうか?また、早期教育の方法やその成果とは具体的にどのような事なのでしょうか?今回は、「早期教育」について、詳しくご紹介したいと思います。

「赤ちゃんに教育」なんて出来るの?

 (23696)

赤ちゃんへ早いうちから教育することを「早期教育」などと言いますが、そのママの想いはしっかりと赤ちゃんに伝わっているのです!

赤ちゃんは、胎児の6ヶ月頃から脳が発達すると言われてます。よく、お腹に向かってクラシックなどを聞かせる妊婦さんもいますが、これは「早期教育」の一つで、発達し出した脳に心地よい刺激を与えているのです。

そして、出産後はそれまでの世界から大きく変わり、毎日沢山の刺激を受ける事で脳が活性化し、同時に自分が生きていく術を身に付けるために脳を自然と活動させているのです。

このように、赤ちゃんはお腹の中にいるうちから脳が活動し、産まれてからは自ら刺激を受け取り、脳を動かしているのです。
早期教育とは、この赤ちゃんが自ら活動させている脳の動きを促し、より活発化させることを言います。

よって、新生児への教育は、ママの働きかけにより可能なのです。

早期教育には「賛否両論」ある

 (23715)

早期教育には賛否両論あります。

肯定派の意見としては、親子のコミュニケーションが深まる、脳の効果的な発達を促すなどがあります。
今、「子供との遊び方が分からない」というママが多いようです。これにより、ママとのコミュニケーション不足が大きな課題になっています。
しかし、早期教育として子供との関わりを進めていくことで、自然とコミュニケーションが取れるようになったというママ達が多いようです。

否定的な意見としては、子供から「遊ぶ」機会を取り上げてしまう事になる、親以外とのコミュニケーションが取れなくなってしまうなどがあります。
子供にとっては「遊び」が最も大切な発達への近道であると考える方もいるようです。
事前に学ぶ環境が整っている「教育」とは違って、「遊び」は自ら気が付き、考え、発見していくことが出来る機会なので、教育に熱心になり過ぎて遊びの時間を子供から奪ってしまう事は良くないという意見もあるようです。

「教育=お勉強」ではない

 (23697)

よく、「教育」という言葉を聞くと、「勉強させる」といってイメージを持ちやすいですが、相手が赤ちゃんに対してである早期教育だと、意味合いが違ってきます。
赤ちゃんの脳にとって何が最も大切かというのは、何かを教え込むのではなく、いかに自ら脳を活性させるかなのです。
赤ちゃんのうちは、上記でもお話しした通り、これから生きていく術を自ら経験を通して学んでいくことが大切になります。この経験が出来るのは、「遊び」の中なのです。遊びを通して、人との関わりや言葉、感情などを実際に肌で感じていくことこそが赤ちゃんにとってとても大切な経験なのです。
早期教育とは、この「遊びの中での経験」をいかに赤ちゃんにさせてあげられるかがポイントとなります。

赤ちゃんの教育ポイント①ふれあい

 (23704)

赤ちゃんの教育としてまず大切なのは、ママとの「ふれあい」です。ここでの赤ちゃんに対してのふれあいは「スキンシップ」となります。
このスキンシップには、赤ちゃんの精神的な成長を促す力があるのです。
大好きなママに触れたり触れられたり、抱きしめられたりすることで、気持ちが安定します。そして、愛情をたっぷりと受ける事で「甘える」ことを覚えます。この「甘える」ことにより、親にしか見せない子供らしい表情が出るようになり、徐々に様々な表情を獲得していきます。
そして、十分な愛情をうけ、十分に甘えさせてもらった子供は、自然と他人にも「甘えさせらえる」心の優しさが形成されていくのです。

又、スキンシップはママにも良い影響を与えてくれるのです。
赤ちゃんに触れる事で、ママ自身に母性が生まれ、育っていきます。この母性が生成していくと、人に安心感をもたらし、敵意や不安や怒りなどを抑えて愛情のある行動を促してくれるのです。

手遊び、ふれあい遊び歌「たまごをぽん」【主婦の友社】

赤ちゃんとの触れ合い遊び動画です。

赤ちゃんの教育ポイント②話しかけ

 (23707)

赤ちゃんの教育として、次に大切なのは「話しかけること」です。

まだ、赤ちゃんなので3ヶ月頃までは呼びかけに反応しなかったり、表情を表すこともないと思いますが、きちんと赤ちゃんには届いています。その話しかけが、後の赤ちゃんに様々な良い影響を与えてくれるのです。

まず、話しかけの効果としては、言葉の発達が早くなることです。言葉を毎日掛けていることで、後に身近な言語が知識として増えるのはもちろん、相手の言葉の意味を理解する力も養われるのです。
これにはママの表情を見ながら言葉を聞くことがポイントで、このことにより表情から意味を理解できたり、気持ちも読み取ることが出来るようにもなるのです。

又、「ミルクだよ~」などと話しかけをすることで、生活リズムも付いてきて、これから何が始まるのかという事に対して予測する力も養われ、後に、自発的に行動できるようになるのです。

赤ちゃんの教育ポイント③五感を使う

 (23708)

そして最後に、赤ちゃんの教育で大切な事としては「五感を使う」事です。
五感とは、「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」の、人が感じる5つの感覚のことを言いますが、赤ちゃんのうちにこの五感を刺激する事が大切なのです。
五感を刺激することは、脳を刺激し、活性化させることに繋がります。

例えば、赤ちゃんが最初に発達するものとして「触覚」があります。赤ちゃんはよく指しゃぶりをしますよね?この指しゃぶりにより「触感」を学び、この指しゃぶりをすることにより「安心」や「心地よさ」を感じる事から、「指に触れた刺激が心地よい」という感覚が脳へと伝わります。
この時点で、感覚から脳へと刺激を送っていることになります。

このような事が繰り返されることで、脳がどんどん刺激されていき、五感を使う事が大切になってくるのです。

この五感を使った遊びは、「見る」「聴く」「たたく」「さわる」「つかむ」ができる遊びが適しています。最近では、この動作を一度にできる「布絵本」が発売されています。色鮮やかな絵を見て、触るとカシャカシャなる音を聴き、たたいたり触ったりつかんだりできる仕掛けがされた、赤ちゃんが大興奮するような布絵本があるのです。

布絵本なら、柔らかい素材で出来ているので怪我の心配も少なく、ママと一緒に見られるのでコミュニケーションも取れますよね☆

Amazon | エリック・カール はらぺこあおむし どこでもソフトブック | 布のおもちゃ 通販

エリック・カール はらぺこあおむし どこでもソフトブックほかおもちゃ, 赤ちゃん・知育玩具, 布のおもちゃが勢ぞろい。ランキング、レビューも充実。アマゾンなら最短当日配送。
五感を刺激する布絵本はこちら

赤ちゃんの「睡眠の邪魔」はしてはいけません!

 (23710)

赤ちゃんに沢山の刺激を与えたいからと言って、睡眠時間を削ってまで遊ばせるようなことはしてはいけません。なぜなら、赤ちゃんにとって睡眠時間は成長に必要不可欠なものだからです。

赤ちゃんは寝ている間に、成長ホルモンが沢山分泌するのです。この時の成長ホルモンは、身体の発達や、脳の発達にとても大切なホルモンです。

生まれてから1年間のうちは、身体の成長はもちろん、様々な事が出来るようになる時期なので、この急成長をする時期だからこそ、睡眠を十分して成長ホルモンを沢山分泌することが大切なのです。
十分な睡眠をすることにより、ホルモンの分泌の他に、メリハリのある生活を送ることができ、日中遊ぶ時間に脳が活発に活動し、様々な刺激を十分に受けることが出来ます。

もし睡眠が少ないと、活動する際に脳の働きが鈍くなり、集中力も続かず、記憶力の低下や意欲の低さ、イライラが目立つようになってしまいます。このような状況では、良い教育を受ける事が出来ませんよね。

このような事から、赤ちゃんにとって「睡眠」も、大事な教育の一環だと言えるのです。

「ムキ」にならないようにしましょう!

 (23711)

早期教育は、親御さんとのコミュニケーションが大切です。親であるママの働きかけや声掛け、促し方が教育の成果を決めるといっても過言ではありません。

しかし、だからといって親側が望んでいるような行動や反応をしない事にムキになってはいけません。ムキになってしまうと、「教育」ではなく「強要」をさせてしまう恐れがあるからです。

早期教育で子供に強要させる事は、子供らしさを奪ってしまう事になり、子供の無限の可能性を壊してしまいます。すると、子供は楽しく学ぶことが出来なくなり、ストレスに感じてしまいます。

早期教育の結果は、自分で話せるようになったり、自分で考えて行動できるようになったりと自ら行動を起こせるようになる年齢になった時ぐらいから出てくるものです。集団生活が始まる3歳ぐらいに結果として結びつくものもあります。

なので、すぐに結果が出る物ではないというとらえ方で早期教育をしてあげる事で、ママにも子供にも負担にならないと思います。

「楽しく」「のびのび」を忘れずに!

 (23712)

子供が最も学ぶことができる環境とは、「子供が子供らしくいる時」です。
子供は、なんでも「楽しい」と感じられる、とっても純粋な心を持っています。その純粋さがぐんぐんと知識を吸収してくのです。
大人だって、楽しいことは忘れませんよね?子供も一緒です。楽しいことは鮮明に覚えているものです。その記憶の積み重ねが、経験として残り、知識となっていくのです。
そして、その経験を思いっきり出来るように環境づくりをしてあげる事が大切です。

早期教育とは、子供の学ぼうとする思いが生まれるよう環境づくりをし、その機会を思いっきり楽しめるようにサポートすることが大切だと思います。

まとめ

 (23713)

早期教育についてお話ししていきました。

「早期教育」という言葉にプレッシャーを感じる必要はありません。子供の月齢に合わせて、その時に必要な経験を十分にさせてあげる事で十分なのです。

子供は、とても素晴らしく、大人が思う以上に大きな可能性を持っています。その可能性を子供の様子をみながら引き出してあげる事をしてあげて下さい。それが出来るのは、他の誰でもない、両親なのです。