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ツルツル?ボーボー?あなたはどっち?人には聞けない妊婦の毛問題

ツルツル?ボーボー?あなたはどっち?人には聞けない妊婦の毛問題

2017年1月6日 公開

妊娠中はホルモンバランスの影響で、身体に様々な変化が出てきます。体毛が濃くなったり、逆に抜けてツルツルになったりとひとりひとり違います。妊婦さんの毛の問題は、妊娠前に脱毛サロンで永久脱毛した人にも例外なく表れる現象です。妊娠中の毛の変化や対処法などをまとめましたので、一緒に考えていきましょう。

妊娠中は毛深くなる?

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妊娠も中期になると、お腹も大きくなり赤ちゃんに会える楽しみもより一層強くなります。

しかし、この時期は同時に体毛にも変化が出てくる時期で、「妊娠前はこんなじゃなかったのに…」とショックを受ける妊婦さんも多いようです。

これは、妊娠によってホルモンバランスが乱れることによって起こる現象と言われています。

妊娠すると、プロゲステロンというメラニンの生成を促すホルモンが増えます。
このメラニンには、体毛の色を濃くする作用があります。

妊娠によって体毛が濃くなったように感じるのは、毛の本数が増えているのではなく、メラニンの影響で毛の色が濃くなってしまうからだとも言われています。

妊娠中の体毛の変化には個人差が大きく、お腹だけが毛深くなった人や、身体全体が毛深くなった人など様々なようです。

特にお腹に毛が集中する人が多い

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妊娠中の体毛の変化は人それぞれですが、体毛が濃くなったと感じる人に共通しているのが、お腹周りの毛が濃くなったということです。

このお腹周りの体毛が濃く太くなるのは、お腹の赤ちゃんを守るための自然な現象と考えられています。

妊娠中に毛深くなることを恥ずかしく思ってしまう妊婦さんもいるかと思いますが、これは女性の身体の正常な在り方です。

みんなも同じだと前向きに考えて、気持ちを切り替えることも大切です。

妊娠中のお腹の毛~みんなの体験談~

Free photo: Baby, Birth, Born, Care, Cute - Free Image on Pixabay - 22079 (17694)

妊娠中のお腹の毛事情について、ツイッターのみんなのつぶやきをまとめてみました。
やはり人それぞれなところがあるようです。

一方で体毛が薄くなったツルツル派も

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ホルモンの影響で体毛が濃くなる方がいる一方で、毛が薄くなったという方もいるようです。

一度ムダ毛の処理をしたきり、そこから生えてこずツルツルだったという方や、だんだん体毛が薄くなってきたという方も。


中には髪の毛や眉毛まで薄くなってしまった方もいるうようです。

一人目と二人目の妊娠でも毛事情は同じ?

Free photo: Maternity, Female, Motherhood - Free Image on Pixabay - 1643062 (17695)

一人目と二人目で同じ毛の状態になるかどうかというのも、個人差があるようです。

私の場合は子供が二人いるのですが、二人の妊娠時の毛の状態は、全くの間逆でした。

一人目の時は、これでもかというくらい毛深くなりました。
お腹周りはもちろん、へそ周辺が渦を巻くのではないかというくらい毛深くなり、非常にショックを受けたのを覚えています。

しかし、二人目の時は身体中のムダ毛が全てツルツルになりました。
妊娠中はほとんど毛の処理の心配をしなかったほどです。

一人目と二人目では、ここまで異なるものかと自分でもビックリしてしまいます。

妊娠中の毛深さはいつまで続くの?

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妊娠中に濃くなった体毛は、産後に自然と元通りになることがほとんどだと言われています。

出産を終えて、女性ホルモンのバランスも落ち着いてくると、いつの間にか濃くなっていた体毛も元に戻っていきます。

このスピードにも個人差はあるのですが、産後半年ほどで元に戻ったという方が多いようです。

お腹の毛深さで赤ちゃんの性別は分かるの?

Free photo: Twins, Boys, Babies, Sucklings - Free Image on Pixabay - 1628843 (17698)

みなさんこんな言葉は聞いたことはありませんか?

「妊娠中に毛が濃くなると、男の子が産まれる」

これはお腹の中にいる男の子の赤ちゃんの男性ホルモンによって、ママの身体の体毛に影響を与えているという考えによるものだそうです。

しかし、これには科学的な根拠はなく、赤ちゃんは受精をした時に既に性別は決まっているものなので、左右されないようにしましょう。

現に、私も一人目と二人目の体毛事情は真逆だったと説明しましたが、二人共元気な男の子でした。

妊娠中の毛の自己処理には十分注意して

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産後に元通りになるとは言われても、妊婦検診などでお腹は見せますし、夏には身体の露出も増えます。

ムダ毛というものは女性にとって恥ずかしいものなので、どうしても処理したいと考える方が多いのではないでしょうか。

もちろん妊娠中でも自己処理は可能ですが、ホルモンバランスの変化によって肌が敏感になっているため、自己処理をすると肌トラブルが起きやすくなっています。

処理を控えるのが一番なのですが、自己処理をする場合は注意して行ってください。


◎カミソリや毛抜きはなるべく使わない
カミソリや毛抜きは非常に肌の負担となります。
使用する場合はお風呂などで毛を柔らかくして、たっぷりの泡やクリームをつけてからシェービングしてください。

◎脱毛クリームは使わないように!
脱毛クリームには、チオグリコール酸カルシウムというタンパク質を溶かす成分を主成分にしたものが多いため、妊娠中の敏感な肌には使用するのは危険です。

◎顔用の電気シェーバーはおすすめ
全く肌に負担とならないわけではありませんが、肌にカミソリの刃が直接当たらない作りになっている顔用のシェーバーはおすすめです。

自己処理のあとは、保湿をすることを忘れないようにしましょう。

妊娠中は脱毛サロンに行ってもいいの?

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自己処理で肌トラブルを避けたいがために、脱毛サロンで脱毛してもらいたいと考える方もいるかもしれません。

脱毛サロンで使用されているレーザーは、胎児や母体に悪影響を及ぼすことはないと言われています。

しかし、妊娠中はサロンで脱毛をして万が一肌トラブルが起きた際、対処が非常に難しいため妊婦さんは脱毛を断られるケースが多いようです。

妊娠前から脱毛サロンに通っていて、妊娠が発覚した場合は、電話一本で契約期間を延長してくれるサロンがほとんどなので、相談してみてください。

気にしすぎはよくありません

Free photo: Pregnant, Beach, Waves, Mother - Free Image on Pixabay - 711747 (17700)

体毛が濃くなると、女性は誰しもどうにかしなくちゃという思いに駆られるかと思います。

しかし、これは赤ちゃんを育むための自然な変化です。
先輩ママの誰しもが通る道なのだと割り切って、残りのマタニティライフを楽しむように心がけましょう。