「不妊様」なんて言われたくない！不妊ストレスを抑えて妊活ライフを楽しむ方法とは？

2017年7月23日公開

最近ネットで話題の「不妊様」。不妊様とは、妊娠・出産を羨むあまり、ママや妊婦さんに酷い言動をしてしまう女性のことを言います。「不妊様」なんて陰で呼ばれないよう気をつけたいものですね。そこで今回は、不妊のストレスと上手に付き合って楽しい妊活ライフを送るコツをご紹介します。

「不妊様」「妊婦様」って何？

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「不妊様」とは、子供がいない・出来ないストレスで、妊婦さんや子連れママを羨むあまりに、酷い言動をしたり、周りに気を使わせてしまっている人のことを言うそうです。

一方、「妊婦様」とは、妊娠しているのをやたら自慢し、いわゆる「妊婦アピール」が激しいことで、周りに気を使わせてしまっている女性のことを言うそうです。
最近ではネット上で「不妊様」と「妊婦様」のそれぞれの言い分を書き込む掲示板があるなど、ますますヒートアップしています。

不妊治療患者は年々増加している！

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こんな「不妊様」なんて皮肉たっぷり言われていますが、不妊症に悩む女性は、年々増加傾向にあるようです。女性の社会進出により、年々晩婚化が進んでいます。それに伴い、出産する年齢もどんどん高齢化しており、第1子を産む平均年齢は30歳を超えています。

それにより、不妊治療をしている患者数も年々増加。意外に身近に不妊に苦しんでいる女性はたくさんいるのです。「不妊様」なんて呼びたくなる言動をしてしまうことも確かにあるでしょうが、終わりの見えない不妊治療の辛さを、もっと理解してあげられる世の中になって欲しいなとも思います。

不妊治療中は周りの妊娠・出産ネタにとにかく敏感！

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不妊に悩んでいる時って、周りのおめでたいネタに敏感になりますよね。特に出産や妊娠ネタは、心の傷をえぐられているような気分になるものです。

「おめでとう」と言いたい！…でも、素直に言えない自分に腹が立ったりもします。だから、このようなおめでたいネタには、できるだけフタをして、聞かなかった・知らなかったふりをしたくなるものなんです。

もちろん、本人もよく分かっています。嫉妬ほど醜いものはない・出産は競争するものではないと。分かっていても、やはり嫉妬心にかられ、つい心にもない事を言ってしまい、自己嫌悪に陥ってしまうのです。まさに負のサイクルですよね。

不妊ストレスはさらなる不妊の原因を作る！

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不妊の原因の1つに、ストレスがあげられるのはご存知ですか？赤ちゃんを望むのに、なかなか授からない…そのストレスがまたさらなるストレスを呼び、ますます妊娠から遠ざかってしまうのです。

では、ストレスは何故不妊の原因となるのでしょうか？ストレスが溜まると、ホルモンバランスは一気に崩れてしまいます。妊娠は、ホルモンバランスが整うことが重要なので、男女ともに、ストレスを抱えることは、良くないと言われているんです。

長年の不妊治療でなかなか授からなかったのに、不妊治療を辞めた途端、妊娠した人がいるのは、ストレスから解放されたことが要因の1つと言えるでしょう。それほどストレスは、人間の体に害のあるものなんです。

不妊のストレスを発散するには？

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不妊治療中は、様々なことに敏感になります。歩いている妊婦さんを見て羨ましくなったり、幸せそうな家族を見て、嫉妬したり。芸能人の妊娠・出産ニュースでさえも、どんより嫌な気持ちになったりするものです。

1つ1つをハッピーな目線で捉えられたら、こんなにストレスを抱えることはないのでしょうが、不妊治療中は、なかなかそうもいかないものです。そんな時におすすめのストレス発散方法をいくつかご紹介します。無理なく自分に優しくする事が大事なので、あなたに合った方法で不妊ストレスを発散してくださいね。

1. とことん趣味に没頭する

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私自身がそうだったのですが、趣味に没頭している時間は、自然と辛い不妊ストレスから解放され、楽しく過ごせました。ショッピング、読書、映画鑑賞などなんでもOK。

なかでもおすすめなのが、物作り系です。陶芸やセルフネイル、アクセサリー作りなど、集中して取り組むことで、嫌な気持ちを忘れさせてくれますよ！上手に作れた時の達成感も、ストレス発散に良いと思います。

2. 理解のある人にひたすら話す

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親友や先輩、一緒に不妊治療を頑張っている仲間でも構いません。とにかく、自分を理解してくれる・信頼できる人に話を聞いて貰いましょう。女性は、話すことでストレス発散出来るので、聞き上手な人に話す事がストレス発散への近道です。

旦那さんが1番の理解者なのが理想的ですが、意外にも、不妊治療をしている方の中には、不妊ストレスが原因で夫婦仲が悪くなるケースも少なくないんです。男性と女性では、妊娠・出産に対しての考え方が異なるのかもしれませんね。

そんな時は、旦那さんに話すよりも信頼できる女友達に話した方がスッキリします。私の場合は、不妊治療経験者である先輩と流産経験のあるママさんに話を聞いてもらい、いつも励まされていました。少しでも心のモヤモヤが取れると、気持ちが楽になります。

3. たまには好きなものを気にせず食べる

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不妊治療中は、少しでも身体に良い物を！と、健康に気を使う食生活を送りがちですよね。その為、好きなものを我慢することもいっぱいあるのではないでしょうか。

不妊治療中でも、たまには息抜きして良いんですよ！大好きなスイーツを食べたり、話題のレストランに行くなど、時には自分へのご褒美が必要です。「妊活中だから」と我慢ばかりは体に毒ですので、上手に息抜きをしてください。

4. SNSはシャットアウトする

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最近は、スマホが普及したことにより、TwitterやFacebook、LINE、InstagramなどのSNSを利用する人が増えていますよね。しかし、便利な一方で、情報量も増えてしまう為、知らなくてもいいような事まで目についてしまいます。

コメント欄の書き込みに心を傷める人もいるでしょう。何気ない周囲の人の言葉に敏感になり、深く考え込んでしまうなど、ストレスの原因にもなります。友人知人の妊娠・出産ニュースに、焦りを感じることもあるかもしれません。
妊活に専念したいなら、SNSからは一旦離れてみるのもおすすめです。

5. 旅行やマッサージなど癒されに行く

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旅行やマッサージなど、癒されに行くのもおすすめです。「現実逃避」とまでは言いませんが、旅行先で温泉にゆっくり浸かったり、マッサージをしてもらったりして、日頃の疲れを取るのも1つの方法です。

旅行先で、新たな発見があるかもしれませんし、それによって自分のモヤモヤした考えがスーッと消えて行くこともあるかもしれません。不妊治療中はお金もかかるので、経済的に厳しい場合もありますが、日帰りでもなんでもいいので、日常と異なる空間に行くと、リフレッシュできると思います。

妊活ライフを満喫する方法とは？

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不妊ストレスを適度に発散したら、今度は日頃からストレスが溜まりにくいように「妊活」そのものを楽しむように考え方を変えてみましょう。ここでは妊活ライフを満喫する方法についてご紹介します。

1. 旦那様との時間を楽しむ

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赤ちゃんが生まれたら、夫婦だけの時間は取りにくいもの。ならば、今しかないこの時間を思いっきり楽しむのはいかがでしょうか。特に、赤ちゃんが生まれると行けなくなる映画館デートやおしゃれなレストランでの食事はおすすめです。
旦那さんとの仲を深める為にも、2人でいられるこの時を大切に過ごしてくださいね。

2. パワースポット巡りをする

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子宝に御利益のあるパワースポット巡りをするのもおすすめです。パワースポットは、神社などに多いので、周囲が自然に囲まれており、行くだけで何だかとても気持ちが穏やかになれます。

効果の有無は別として、色々な場所のパワースポットを訪れると面白いですよ。おみくじや、可愛いお守りを購入したり、御朱印集めをするのもいいですね。

3. 愛情のあるセックスを楽しむ

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妊活中よくあるのが排卵日に合わせて「セックスしなければならない」と言った気持ち。「今日はそんな気分じゃない」なんて言っていられないので、なんとか子作りを頑張る…という夫婦も少なくありません。

意外とこれが苦痛で、特に男性は、この義務的なセックスに耐えられず、妊活を拒否する人もいるくらいなんだそうです。旦那さんとのスキンシップをする際は、子作りのことは一旦忘れて、愛されていることを楽しんでください。
愛情あふれる充実感のあるセックスこそが、妊娠への近道かもしれません。

4. おしゃれを思いっきり楽しむ

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女性ならばおしゃれを楽しむのも、1つのストレス解消法ですよね。妊娠すると、お腹に負担をかけない服装や、ぺたんこの靴を履くようになり、出産後も、汚される可能性があるからと、きれいな服はなかなか着ることがありません。

さらに、ピアスやネックレスなどのアクセサリーも、赤ちゃんが口に入れてしまうので、産後はしばらく着けることが出来ないでしょう。というより、そんなに自分に時間とお金をかける余裕がなくなってしまいます。
今しか出来ないおしゃれを存分に楽しんでください！

妊活に効果あり？妊活ジンクスとは？

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妊活中、試してみるとおすすめなのが「妊活ジンクス」。不妊治療という医学的なものとは真逆のことですが、もしかすると御利益があるかもしれません。お守りや神頼みの感覚で、「楽しむ」程度にやってみて下さい。

①木村さんの待受

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木村さんの待受ってご存知ですか？某有名タレントやモデルさんが、こぞって妊活中に待受にしていたという「木村さん」の画像。その御利益か分かりませんが、実際に妊娠した人も多いんだとか。実は私も、不妊治療中にトイレの壁に貼っていました！

七福神の神様のような、膨よかな体型をしていて、なんか見ているだけでホッコリと癒されますよね。様々な画像がありますので、あなたの好きな「木村さん」を手に入れて、妊活中のサポーターになってもらいましょう！

②こうのとりキティ

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コウノトリが赤ちゃんキティを運んできたよ♪。□◇ ハローキティこうのとりキティ根付けストラップピンク(黒くちばし)【子宝/安産/祈願/ジンクス/妊活/出産/お守り/コウノトリキティ/ベビ待ち/ママ】【メール便対応商品】【あす楽対応】

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こうのとりキティのクチバシがぽろっと取れて赤ちゃんキティが落ちたら、お腹に赤ちゃんが授かる…なんて話を聞いたことはありませんか？

効果があるかは分かりませんが、とても愛らしいこうのとりキティ。なかでも、黒いくちばしの「但馬限定」のこうのとりキティが御利益があるとされています。お守りのように「人から貰うと良い」なんて話もありますので、ご夫婦同士でプレゼントし合うのもいいかもしれません。

③スーパームーンの待受

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満月は、お産が多くなる…なんて話もあります。実際、私がいた産院でも満月の夜、やたらと産気づいた妊婦さんが来て、新生児室のベッドがいっぱいになったんだとか！

そんな話からもスーパームーンの写真を、待受にすると御利益があると言われています。満月って、それだけで神秘的な感じがしますよね。これならちょっとおしゃれな待受になりますから、妊活を人に知られたくないという方でも抵抗ないのではないでしょうか。

④さるボボ人形

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飛騨高山名物「さるぼぼ」といえば飛騨物産館。風水でオレンジは子宝運祈願にも効果が有るとされているなど、色ごとにお願い事をしてみて下さい。。【子宝祈願】さるぼぼ小｜約15cm｜カラー8種

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妊活中の方なら1度は聞いたことのある「さるぼぼ人形」。岐阜県の飛騨高山地方で昔から作られている人形のことです。さるぼぼという名前の「ぼぼ」は飛騨の言葉で「赤ちゃん」という意味。つまり、さるぼぼ＝「猿の赤ちゃん」となります。

奈良時代に中国から伝わったとされるこの人形は、貴族の間で大変に好まれました。妊娠中は、枕元にさるぼぼを置いておくと「安産祈願」になるとされ、女性たちから大人気だったそうです。そんなことから、さるぼぼの人形を飾っておくと子宝に恵まれるという話が広まり、現在も妊活中の女性に親しまれています。

ちなみに、赤い色をしているのは、魔除け的な意味合いがありますが、他にも様々なカラーのさるぼぼ人形があり、子宝に良いのはオレンジなんだそうです！子宝祈願に行った際は、是非さるぼぼ人形を手に入れましょう！

まとめ

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いかがでしたか？不妊治療は、痛みや精神的苦痛など、経験した女性にしか解らない辛さがあります。人には言えない悩みもたくさん抱えているものです。

どうか、苦しい時こそ上手にイライラやモヤモヤを解消して、少しでも不妊ストレスを和らげて下さい。毎日笑顔でいれば、もしかしたら赤ちゃんはママとしてあなたを選んでくれるのかもしれませんよ！
周りから「不妊様」なんて陰口を言われないよう、自分らしさを大切にして下さいね。