彼岸花の別名が怖い!?花言葉や種類・特徴とは?見ごろや名所もあわせて徹底調査!

彼岸花の印象あまりよくないという方も多いかもしれません。その理由は別名や彼岸花の特性にあるかもしれませんよ!花言葉も怖いのか?と思ってしまいます。彼岸花の花言葉や特徴、見ごろや名所もあわせて調べてみたのでご紹介します!

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2018/07/27 公開 | 1196 view

彼岸花の別名が怖い!?花言葉や種類・特徴とは?見ごろや名所もあわせて徹底調査!

彼岸花ってどんな花?

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彼岸花がどんなお花か、パッと思い浮かびますか?
まずは、彼岸花がどんなお花なのか確認しておきましょう。

彼岸花(Lycoris radiata)

彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ科の多年草です。旧分類ではユリ科とされていました。球根のある植物ですね。

実は毒もあるんです。この花。
全草(その植物の全部)が有毒で、特に球根の部分(鱗茎)にはアルカロイドが多く含まれています。
これは、経口摂取すると吐き気や下痢を引き起こすとされ、ひどい場合は中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもあるほどの毒をもっています。

7月~10月ごろに咲く彼岸花ですが、日本の広い地域に自生していて、お彼岸の時期に咲くことが由来でその名がつけられたようです。

彼岸花の種類・特徴

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日本各地に群生している彼岸花ですが、花火のように放射状に花びらが付きます。花が咲いた後に葉が伸びるという、普通の植物とは逆の成長をするのが特徴です。
夏の終わりから秋にかけて多く咲いていますね。

彼岸花は、赤い花をつけるものが多いですが、まれに白い花のものもあります。園芸種として多く開発されていて、赤白に加えて、ピンクや黄色のものもあります。

先にもご紹介した通り、毒をもっているので、その毒の効果で畑を荒らす虫や動物を避けるために植えられていたことも多く、人里に多く生育しています。
土葬されていた時代には、虫や動物にご遺体を荒らされないように、この彼岸花を植えていたということもあるようです。

ただ、彼岸花の毒は正しく流用されれば、生薬として使用できます。彼岸花の毒の一種であるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として使われています。

彼岸花の別名が怖い!?

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彼岸花の別名でよく聞くのは【曼珠沙華・まんじゅしゃげ】ですかね。他にもたくさん別名があって、実はちょっと怖いくなるような名前も多いんです。
学名や海外の名前、方言を入れると、その数は1000以上の名前があるんです。
ちょっと怖い名前をピックアップしてご紹介してみます。

彼岸花の別名

・死人花(しびとばな)
・地獄花(じごくばな)
・幽霊花(ゆうれいばな)
・蛇花(へびのはな)
・剃刀花(かみそりばな)
・狐花(きつねばな)
・捨子花(すてごばな)
・毒花(どくばな)
・痺れ花(しびればな)
このような別名で呼ばれるようになった理由としては、彼岸花が植えられたいた歴史的な背景がかかわっていそうですね。
先にご紹介したように、土葬のご遺体を守るために、彼岸花を利用していたということが大きいでしょう。

赤い花・天上の花という意味で、めでたい花と言われている場合もあるようですね。

彼岸花の花言葉◇赤

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