妊娠初期にみられるつわりの種類や症状について徹底解説！！

2016年12月15日公開

妊娠すると体の変化としてすぐにわかる症状がつわり。つわりは、いつからいつまであるのでしょうか？中には、妊娠中つわりが全くない人や妊娠初期から妊娠後期まで長い期間つわりがある人もいます。人それぞれあると思いますが、実際つわりの症状とはどんなものでしょうか？

つわりって一体なに？

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つわりという言葉を耳にしたことはありますか？
よくドラマなどで女性が「うっ」と口を押さえてトイレに急いで駆け込むシーンなど見たことがあると思います。
つわりとは、妊娠中に現れる吐き気や体調不良のことです。
一般的に吐き気や嘔吐と知られていますが、頭痛や眠気、倦怠感などもつわりの症状です。
妊娠した女性の半分以上がつわりを経験しています。
つわりの程度や症状は、人によって様々ですが、その違いによって赤ちゃんや母体に異常があるというわけではないので心配する必要はないでしょう。

いつからつわりって始まるの？

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つわりは、妊娠５週ごろから始まって妊娠１６週ぐらいまで続くと言われています。
症状の強さなど時期により異なりますが、１～２か月は吐き気が続くでしょう。
多くの妊婦さんが１６週ごろまでにつわりがマシになっていくのは、未熟だった胎盤が完成してホルモンのバランスが落ち着いてくるからだと考えられているようです。
妊娠１６週以降になると「安定期」に入り、体調も落ち着いてきます。
つわりのピークも人によって違いますが、だいたい妊娠８～１１週ぐらいが一般的にピークだと言われています。
少しずつ落ち着いてきますが、中にはずっとつわりがひどい状態が続いて産婦人科で治療が必要になる場合もあります。
その時は、我慢せずに早めに医師に相談しましょう。
また、人によって妊娠初期にはつわりがなかったの妊娠後期につわりが現れる人もいます。
一度おさまっていたつわりがぶり返すこともあります。
妊娠後期のつわりの原因は、胃や腸などの消化器官が大きくなった子宮に圧迫されて気持ち悪くなることです。
つわりは、本当に人それぞれで始まる時期も違います。
出産までつわりに悩まされる人もいます。
特に初産婦ほどつわりが起きやすいようです。

つわりの症状ってどんなもの？

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つわりの症状は、吐き気や嘔吐。
胃がむかむかして吐き気が続き、食後に吐いたりします。
そして、においにも敏感になります。
食べ物のにおいや、洗濯物のにおい、たばこのにおいなどで吐き気を起こすこともあります。
食欲不振になったり妊娠前と食べ物の好みが変わったり、あまりにも吐き気が続くと食欲もなくなったりします。
なにも食べていなかったら吐かないのか？と思いますが、お腹がすいて空腹状態でも気持ち悪くなり吐いてしまうこともあります。
なにか少し食べると落ち着きますが、食べるとまた吐いての繰り返し。
そして、常に体のだるさを感じて眠気を感じます。
朝歯磨きをしたら歯磨き粉で気持ち悪くなり吐いてしまう人も多いようです。
そのため妊娠でつわりがひどいと歯磨きが不十分になり、歯がボロボロになってしまう妊婦さんも多いようです。
妊娠すると気持ち悪く吐いてしまうだけではなく、体も変化していってしまいます。

つわりの種類

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つわりにも種類があります。
吐きつわり
常に吐き気があって何を食べても吐いてしまいます。

食べつわり
空腹時になると吐き気が強くなります。
何か食べたいわけじゃないのについついなにか口に入れておかないと気持ち悪くなり、履いてしまいます。

よだれつわり
唾液の分泌が増え、つばが気持ち悪く感じのみこめなかったりします。

においつわり
今まで気にならなかったのに食べ物のにおいや洗剤、たばこのにおいが気になり吐いてしまいます。

げっぷつわり
げっぷが増えてげっぷと一緒に吐きそうになります。

つわりがひどい時にマシになる食べ物は？

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つわりがひどいと本当に何も食べたくなくなります。
しかし、空腹状態も気持ち悪くなります。
つわりの時期は、赤ちゃんに栄養を与えるためにと思って無理に食べようとしなくても大丈夫です。
つわり時期は、頑張って食べなくても食事1回の量を減らし何回かにわけて胃腸に負担をかけないようにしましょう。
レモン水やスポーツドリンク、緑茶など飲みやすいものを飲んでこまめに水分補給をとりましょう。
氷のかけらを口に含むのも良いでしょう。
酸味のあるレモン飴、ガムや梅干しは口に入れることで不快な気分がマシになります。
グレープフルーツやレモンなど精神的なリフレッシュ、胃もたれのムカムカもサポートしてくれるので良いとされています。
あと、しょうがも吐き気を抑える効果があり、つわりに良くしょうが湯を飲んだりしても良いでしょう。
つわり中はなにを食べても気持ち悪いと思いますが、少量ずつでも無理せずに食べれるときに食べるようにして水分補給を忘れずに乗り切りましょう。

体を温めましょう！！

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つわりがひどくつらい時は、体が冷えている場合があります。
食べる量が減ってしまうとエネルギーとして燃える燃料も減ってしまうので体温が低下しやすくなります。
夏場は、エアコンが効きすぎている部屋に居ると手足やお腹が冷えやすくなります。
冬場も暖房をつけていても寒さを感じやすくなると思います。
そんな時は、いつもよりも靴下やタイツを多めに履くようにしたり、腹巻を巻いたりと温かくするように工夫することが大切です。
体を温めることで自律神経のバランスも回復しやすく、ひどいつわりもマシになるでしょう。

ひどいつわりは、我慢せずに！！

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妊娠につわりは、つきもの。
なのですごくつらくても今だけだと思って我慢しようと思っている人もいると思いますが、つわりがだんだんひどくなり、日常生活にも影響してくるようなら我慢せずに医師に相談するべきです。
妊娠が発覚して安定期に入るまでは、つらいつわりが続きます。
そんな中でも仕事を続けて臨月まで働く人は、毎日吐き気と闘いながら仕事に行ってすごくつらいと思います。
仕事場の人や周囲の人に迷惑がかかるからと思い我慢しようとする人もいると思いますが、自分の体と赤ちゃんのことをまず第一に考えてつわりがひどい時は、休養をとるようにしましょう。
男性は、つわりといってもなかなかピンっと来ないと思いますが、女性なら気持ちを分かってくれると思います。
妊娠は、病気ではありませんがつわりの症状は人によって違うので本当につらい時は、我慢しないようにしましょう。

ひどいつわりで治療が必要な場合ってどんな時？

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つわりが強くなると食べ物を食べても吐いてしまい、水分をとっても吐いてしまって何も摂取できない状態になります。
体重も妊娠前より2、3ｋｇ減ってきてしまいます。
お腹の赤ちゃんの成長も妨げてしまうような栄養・水分の摂取ができなくなる状態になると精神的ストレスにもつながり良くありません。
そしてケトン体が多く分泌されます。
ケトン体が尿中に多く見られると、身体が餓死状態になっていると判断されます。
つわりの症状が限界を超えてしまう状態が「妊娠悪阻」です。
しかし、ちゃんと治療を受ければ大丈夫です。
入院すると点滴治療が始まります。
少しずつでも食事がとれるように慣らしてくれます。
入院期間は人によって違いますが、だいたい1週間から10日ぐらいで食事がとれるようになれば退院できます。
入院によって安静が保たれ治療以外のストレスも除去できるのですすめられるでしょう。
ストレスも原因の一つになりがちなのでつわりでしんどくて家にこもりがちな場合、たまには気分転換に出掛けてみたり、友達とおしゃべりしたりしてみるのも大切だと思います。

家族のサポートも必要

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つわりでしんどい妊婦さんを支えてくれる人がいると気持ちも少し楽になります。
家族や旦那さんにもつわりでしんどい時は、横になってゆっくりさせてもらったり今までのように買い物や家事ができない場合は、手伝ってもらいましょう。
無理して頑張る必要はありません。
また、自分の体のことは自分にしかわからないのでちゃんと伝えるようにしましょう。
旦那さんもつわりでしんどい時くらい少し家事を手伝ってあげたりして支えてあげましょう。
できることは、無理しない程度にしてできないことは気軽に頼んでお互い支えあっていくことが大切だと思います。

まとめ

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妊娠が発覚して嬉しい気持ちの反面、つわりがつらいと精神的にも気持ちが沈んでしまいます。
妊娠した多くの女性が悩まされる「つわり」。
人によっては、全くつわりが無い人や出産まで続いた人、つわりがひどく入院して治療をした人、本当にそれぞれつわりの症状が違います。
しかし、妊娠は奇跡で素敵なことです。
つわりでしんどい時を乗り越えれば安定期に入り楽しいマタニティライフを過ごすこともできます。
お腹が大きくなってくるにつれてつわりがマシになり、次は胃や腸が圧迫されてしんどい時期になりますが、だんだん赤ちゃんに会えるのが楽しみになってくるでしょう。
赤ちゃんの顔をみれば、そんなつらいつわりもあったなと思い返すことができ、乗り越えてよかったと思えるようになると思います。