赤ちゃんの体重は「成長の目安」!体重の測り方と増え方が心配なときの対処法とは?
2018年9月3日 公開
「本当に赤ちゃんは大きくなっているのかしら?」と、赤ちゃんの体重の増え方が気になるママも多いのではないでしょうか。きちんと大きくなっているのか、成長を計る目安でもある体重。増え方が少ないときは栄養が足りていないのではないか、心配になりますよね。 気にしすぎもよくはありませんが、健診などでも赤ちゃんの体重は成長の目安として確認される重要な項目です。どのように測るのか、正しい測り方を知っておくと育児の参考になります。 また、体重の増え方が少ない、逆に増えすぎているなど心配な時の対処法も知っておきましょう。
赤ちゃんが産まれる時の体重はどれくらい?
via pixabay.com
赤ちゃんは産まれる時、どのくらいの体重が平均なのかご存じですか?
平成22年度に厚生労働省が調査した、乳幼児身体発育調査の結果には男児が2,980g、女児は2,910gが平均と出ています。
一般的に正常出生体重児は2,500~4,000g未満と言われ、2,500g未満なら低出生体重児と言われ、1500gなら極小未熟児、1000g以下は超未熟児と言われます。 反対に4000g以上の子は巨大児と言われますね。
平成22年度に厚生労働省が調査した、乳幼児身体発育調査の結果には男児が2,980g、女児は2,910gが平均と出ています。
一般的に正常出生体重児は2,500~4,000g未満と言われ、2,500g未満なら低出生体重児と言われ、1500gなら極小未熟児、1000g以下は超未熟児と言われます。 反対に4000g以上の子は巨大児と言われますね。
赤ちゃんの平均体重は?体重はどう増えていく?
via おかだうみ
生後5日目くらいまでは減る
上のグラフは赤ちゃんの平均体重です。
このグラフを見ると分かるように、産まれてから生後5日までは「生理的体重減少」と言い、産まれた直後の体重よりも減少します。
ミルクや母乳を飲むよりも、排泄物の方が多かったり、むくみがとれるために起こる現象です。
約3%~10%は減るので、減っても気にしなくて大丈夫です。それ以上の減少の場合は、生後5日目くらいですと出産入院中のママが多いと思いますので、医師や看護師に相談してみるとよいでしょう。
このグラフを見ると分かるように、産まれてから生後5日までは「生理的体重減少」と言い、産まれた直後の体重よりも減少します。
ミルクや母乳を飲むよりも、排泄物の方が多かったり、むくみがとれるために起こる現象です。
約3%~10%は減るので、減っても気にしなくて大丈夫です。それ以上の減少の場合は、生後5日目くらいですと出産入院中のママが多いと思いますので、医師や看護師に相談してみるとよいでしょう。
1ヵ月後には700g~1000g
退院してから1ヶ月健診までの体重の増加の目安は、700g~1000gと言われています。
そのくらい増えていれば、母乳やミルクなどの量が足りているということ。 安心してOKです。
そこまで増えていなくても、逆に増えすぎていても、赤ちゃんが機嫌よく過ごしているなら大丈夫。
心配であれば1ヶ月健診の際に相談しましょう。
そのくらい増えていれば、母乳やミルクなどの量が足りているということ。 安心してOKです。
そこまで増えていなくても、逆に増えすぎていても、赤ちゃんが機嫌よく過ごしているなら大丈夫。
心配であれば1ヶ月健診の際に相談しましょう。
1年後には体重は3倍に
生後3カ月頃までは体重の増え方が急激ですが、それ以降は緩やかな増えになります。
1歳の誕生日を迎える頃には出生体重の約3倍になっているのが理想です。
1歳の誕生日を迎える頃には出生体重の約3倍になっているのが理想です。
赤ちゃんの体重を測って、グラフでチェックしてみよう
赤ちゃんの体重を測って、成長の目安となるグラフと見比べてチェックしてみましょう。
✔赤ちゃんの体重の測り方
<ベビースケールで測る>
まずは赤ちゃん専用のベビースケールと呼ばれるもので測る方法があります。
こちらは正確に体重が出てとても便利です。健診などで「体重の増え方が少ないと言われた」、「ちゃんと成長しているのか心配」というママにはこれが家にもあると安心ですね。
しかし、お値段も張るため、赤ちゃん時期だけのために購入するのには躊躇してしまう人も多いようです。
そんな方にはベビースケールをレンタルするのがおすすめ。(ダスキンレントオールなど)
また、ショッピングセンターの授乳室、児童館などにも置いてあることが多いので、そちらでおでかけついでに測るのも手です。
まずは赤ちゃん専用のベビースケールと呼ばれるもので測る方法があります。
こちらは正確に体重が出てとても便利です。健診などで「体重の増え方が少ないと言われた」、「ちゃんと成長しているのか心配」というママにはこれが家にもあると安心ですね。
しかし、お値段も張るため、赤ちゃん時期だけのために購入するのには躊躇してしまう人も多いようです。
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via www.amazon.co.jp
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体重計と言えばタニタ!デジタル表記なので分かりやすいところがいいですね。20キロまでと長く使えるので、体重の増え方が気になる方にはこちらがおすすめです。
<大人用体重計で測る>
自宅にある、普通の体重計でも赤ちゃんの体重を測れますよ。
方法としては、
1.赤ちゃんを抱っこしてママが体重計に乗る
2.赤ちゃんを下して、ママだけが体重計に乗る
3.1から2の体重を引く
この手順で大体の赤ちゃんの体重は測ることができます。
自宅にある、普通の体重計でも赤ちゃんの体重を測れますよ。
方法としては、
1.赤ちゃんを抱っこしてママが体重計に乗る
2.赤ちゃんを下して、ママだけが体重計に乗る
3.1から2の体重を引く
この手順で大体の赤ちゃんの体重は測ることができます。
✔グラフで成長を確かめよう
体重の増えは母子手帳にも記載がありますが、成長グラフ曲線でチェックしましょう。
グラフの枠内に入っていれば、気にすることは何もありません。
もし枠外に出ていれば、健診の際や児童館などの相談できる場で医師、保健士や保育士などに相談してみましょう。
私自身2人の子どもがいますが、下の子は6ヶ月の時点でグラフの枠外に出ていました。健診の際に相談すると、「今すぐ何か成長に問題があるとは言えないので、経過を観察しましょう。」と言われました。相談するだけでも、安心につながりますね。
グラフの枠内に入っていれば、気にすることは何もありません。
もし枠外に出ていれば、健診の際や児童館などの相談できる場で医師、保健士や保育士などに相談してみましょう。
私自身2人の子どもがいますが、下の子は6ヶ月の時点でグラフの枠外に出ていました。健診の際に相談すると、「今すぐ何か成長に問題があるとは言えないので、経過を観察しましょう。」と言われました。相談するだけでも、安心につながりますね。
【出産準備】赤ちゃん用の体重計って要る?要らない?先輩ママが教える!ベビースケールの選び方 – ikumama
出産準備を進めていて迷ってしまうのが赤ちゃん用の体重計の必要性。育児グッズはたくさんあるので、どれを揃えていいのか分からなくなりますよね。赤ちゃん用の体重計は、使う期間も限られてしまうし、場所も取るから要らないのでは?とも思いますが、赤ちゃんの成長を数字で見ることが出来ると安心するという意見も。
赤ちゃんの体重の悩み1.体重が増えない、減る
via pixabay.com
成長曲線のグラフの中に入っていなかったり、前の月とほとんど体重が変わらなかったりするときは心配になりますよね。
私が相談した医師曰く、グラフの中に入っていないから、何かの病気につながるわけではないとのこと。
それよりも赤ちゃんの顔色や様子を見て、元気そうであったり、前々月と比べて増加していれば問題はないようです。
私が相談した医師曰く、グラフの中に入っていないから、何かの病気につながるわけではないとのこと。
それよりも赤ちゃんの顔色や様子を見て、元気そうであったり、前々月と比べて増加していれば問題はないようです。
✔増えない原因として考えられること
赤ちゃんの体重が増えない原因として考えられることは、次のようなことがあります。
・うまく母乳やミルクを飲めていない
・母乳の出の悪さ
・授乳回数が少ない
・腎異常や腎機能障害の可能性
・成長ホルモンの分泌異常
思い当たることがあっても、これらのことは実際に病院を受診しないと分かりません。
心配な場合は、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。
・うまく母乳やミルクを飲めていない
・母乳の出の悪さ
・授乳回数が少ない
・腎異常や腎機能障害の可能性
・成長ホルモンの分泌異常
思い当たることがあっても、これらのことは実際に病院を受診しないと分かりません。
心配な場合は、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。
赤ちゃんの体重の悩み2.体重が増えすぎる
via pixabay.com
体重が増えすぎていても、大丈夫なのかと心配になることがありますね。
増えすぎでも、元気そうであれば問題はありません。
増えすぎの原因で考えられるものは何でしょう。
増えすぎでも、元気そうであれば問題はありません。
増えすぎの原因で考えられるものは何でしょう。
✔増えすぎの原因で考えられること
こちらも可能性ですが、
・母乳やミルクの飲みすぎ
・遺伝
・運動量が少ない
などが考えられます。
よく飲むからと言って、飲ませすぎではないか、振り返ってみましょう。
目安はミルクの缶などに表記してある数値です。間隔なども考慮しながら飲ませてみましょう。
母乳の場合は飲ませすぎであるか分かりにくいですが、飲む前と飲んだ後の体重の変化などを見てみるのもいいですね。
パパやママが小さい頃、体重の増加が激しかったという場合は遺伝も考えられますね。
また、赤ちゃんの時期は身体の発達度合いによっても、よく動く子、のんびりしている子とでは運動量にも個人差が出てきます。動く子は体重が増えにくく、のんびりっ子ほど体重は増えやすい傾向にあります。
・母乳やミルクの飲みすぎ
・遺伝
・運動量が少ない
などが考えられます。
よく飲むからと言って、飲ませすぎではないか、振り返ってみましょう。
目安はミルクの缶などに表記してある数値です。間隔なども考慮しながら飲ませてみましょう。
母乳の場合は飲ませすぎであるか分かりにくいですが、飲む前と飲んだ後の体重の変化などを見てみるのもいいですね。
パパやママが小さい頃、体重の増加が激しかったという場合は遺伝も考えられますね。
また、赤ちゃんの時期は身体の発達度合いによっても、よく動く子、のんびりしている子とでは運動量にも個人差が出てきます。動く子は体重が増えにくく、のんびりっ子ほど体重は増えやすい傾向にあります。
成長のスピードには個人差がある
via pixabay.com
何より覚えていてほしいのは、成長には個性がつきものです。
「平均的ではない」、「グラフから外れて小さい」、「大きい」などは気にする必要はありません。
個人差があるものだということを念頭に置き、赤ちゃんの様子を見て元気そうなら大丈夫です。
そして体重を見るときは、その子自身が前の月より大きくなっているか、が重要になります。
「平均的ではない」、「グラフから外れて小さい」、「大きい」などは気にする必要はありません。
個人差があるものだということを念頭に置き、赤ちゃんの様子を見て元気そうなら大丈夫です。
そして体重を見るときは、その子自身が前の月より大きくなっているか、が重要になります。
✔母乳とミルクでは増え方が違う
体重の増え方は個人差が大きいものとともに、母乳とミルクでは増え方が違います。
我が家も上の子はミルクと母乳の混合育児、下の子は母乳だけで育てましたが、体重の増え方は全然違いました。
どうしてもミルクより母乳で育てられている子の方が体重の増え方がゆっくり場合が多いです。
我が家も上の子はミルクと母乳の混合育児、下の子は母乳だけで育てましたが、体重の増え方は全然違いました。
どうしてもミルクより母乳で育てられている子の方が体重の増え方がゆっくり場合が多いです。
心配な場合は受診や相談を
via pixabay.com
それでもやはり心配してしまう場合、心配が続く場合は小児科を受診したり、育児相談会などを定期的に行っている自治体もありますので、保健士さんに相談してみるといいでしょう。
受診や相談することで、何か原因が見つかるかもしれませんし、相談したことで気が楽になることがあります。
そこで「何も問題ない」と言われれば安心できますので、心配しすぎるよりは受診や相談するのもいいですね。
受診や相談することで、何か原因が見つかるかもしれませんし、相談したことで気が楽になることがあります。
そこで「何も問題ない」と言われれば安心できますので、心配しすぎるよりは受診や相談するのもいいですね。
まとめ
via pixabay.com
赤ちゃんのこととなると、とても心配になりがちのママ。
周りからも大きいと「太りすぎ」、小さいと「栄養足りてなくてかわいそう」なんて言われることもあるなど、ママは不安がつきません。
しかし、体重の増え方は目安にはなりますが、あまり神経質にはなりすぎないことが大切です。
なんといっても成長は個人差が大きいもの。
平均なども目安として考え、日々、赤ちゃんが機嫌がいいか、元気があるか、いつもと変わったことがないかに注目しましょう。
それでも悩むようなら、かかりつけの小児科医などに相談することを心がけていれば大丈夫。
どんどん大きくなっていく赤ちゃんと、楽しい毎日を過ごしてくださいね!
周りからも大きいと「太りすぎ」、小さいと「栄養足りてなくてかわいそう」なんて言われることもあるなど、ママは不安がつきません。
しかし、体重の増え方は目安にはなりますが、あまり神経質にはなりすぎないことが大切です。
なんといっても成長は個人差が大きいもの。
平均なども目安として考え、日々、赤ちゃんが機嫌がいいか、元気があるか、いつもと変わったことがないかに注目しましょう。
それでも悩むようなら、かかりつけの小児科医などに相談することを心がけていれば大丈夫。
どんどん大きくなっていく赤ちゃんと、楽しい毎日を過ごしてくださいね!
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